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ベストセッターってなにが「ベスト」なの? [バレーボール]

竹下はなぜいつも「ベストセッター」でいられるのか。ずっと疑問でした。というより、世界の舞台で何回も「ベストセッター」を取りながら、日本は勝てないまま(JTも勝てないまま)。おかしいですよね。

なので、どうやってベストセッターを決めているのか調べてみました(間違ってたら教えてください)。

※コメント欄で、T.wさんが正解を教えてくださいました。あわせてご覧下さい。

FIVBのホームページによるとWGP決勝での成績は以下のとおりです。

                         竹下(1位)  フォフォン(2位)  ヒョウ・コン(3位)
走りながらトス       184       126        155

失敗            6(最多)      1          3

走らなくていいトス     351       237         333

合計             541       364         491

セット平均          9.68       7.88        7.05

セット数           19        16         22
 

セッターランキングに使われている数字は、↑の青い部分です。つまり、

(走りながらトスを上げた回数)÷(チームが戦ったセット数)=(セッターのポイント)

※↑訂正しました。「出場セット数」ではなく、「チームが戦ったセット数」でした。なので、控えセッターがよく出場したり、2枚替えが頻繁にあるチームはセッターの数字が低くなります。

で、竹下の圧勝=ベストセッターなんですね。……いまひとつ腑に落ちません。

走りながらトスを上げるのは「サーブレシーブが乱れたときかラリー中」という印象です。ということは、竹下は「どたばたの中で上げたトスが成功している」という点でベストに選ばれていることになります。ここで思い浮かぶのは、高橋の技ですね。トスが短くてもネットに近すぎてもとにかく押し込むという、そういうアタッカーとあ・うんの呼吸を築いているから数字が高いのかな、と。

※もう一つ、「走りながらのトス」か「走らなくていいトス」かは判定員によって判断されます。その基準にはけっこうばらつきがあるようです。

しかし一方で、日本は「サーブレシーブが乱れるとだめ」「ラリー中の攻撃が弱い」などと言われます。言われますというより、柳本監督自身がそう言ってます。つまり、竹下が走れば走るほどチームとしてはダメなわけで、なのに竹下が「ベストセッター」をもらっていいんでしょうか。何か大きな矛盾を感じるのですが、いかがでしょう。

そこで参考までに、走らなくていい時のトスのセット平均も出してみました。

竹下18.5 フォフォン22.8 ヒョウ・コン15.1

フォフォンの圧勝でした…。走らなくていい=レシーブがセッターにきちんと返っている、ということだと思うのですが(これまた違ってたら教えてください)、その状態でのトス成功率は、

1位フォフォン 2位ロビアンコ(FIVBランキングでは4位) 3位竹下 4位ヒョウ・コン

という結果が出ました。

「走りながらのトス」がセッターの技術力や運動神経=身体能力面を証明するとすれば、「走らなくていいトス」の場合はセッターの戦略・戦術・ゲーム観=頭脳面を証明するものなんじゃないかという気がします。名セッターにはこのどちらもが備わっていなければならないはずで、総合的に考えると、WGP決勝では、

1位フォフォン 2位竹下・ロビアンコ(←ほとんど差がない) 4位ヒョウ・コン

と考えるのが妥当なのでは、と思えてくるわけです(ヒョウ・コンはギ・シュウゲツとの交代が多かったのと、24本もツーアタックを打っているので本数が少ない)。

少なくとも、「竹下は戦略・戦術・ゲーム観でフォフォンやロビアンコに劣っている」(←ここで決して「頭が悪い」なんて身も蓋も無い表現を使ってはなりません)という、ファンの誰もがうすうす感じていたことが数字に出ているんじゃないかという気がしてきました。こういう解釈でいいのか、ちょっと自信ないですけど。


話がちょっとそれますが、「走りながらのトス」がベストセッターの規準になっている限り、竹下にはすごく有利です。対照的に、ヒョウ・コンのようなタイプは永久にベストセッター賞を取れないと思うんですね。

考えられる理由はいくつかあって、

1、サーブレシーブ時、竹下の身長にあわせて返さなくてはならないので、失敗の時の乱れ方が大きい=ムダに「走りながらのトス」が増える。ヒョウ・コンだと、高く返せばいいだけなのでそもそも乱れにくい。

2、味方サーブ時やラリー中、レシーブ力に自信がある竹下はリベロ並みに守備範囲を広く取るので、落下点に間に合うはずのタイミングでもムダに「走りながらのトス」になってしまう。

3、日本のアタッカー・ブロッカーの決定力が低いため、ムダに長くラリー続き、竹下が走る機会が増える

などです。どれもセッターの能力とはまったく関係のない理由です。

しかし、結果的に竹下の「走りながらトス」の本数が増え、それをトスミスにさせずに打ち切る特殊なアタッカーの存在があって、常に「世界一」の座を確保しているという構図なのではないでしょうか。

↑こう考えると、「ベストセッター」って何が「ベスト」なのかわからなくなってきました。極端な話、日本のように攻撃力が弱いチームに、身長が低くてレシーブ力のあるセッターとその相方を入れれば、世界トップにまったく歯が立たなくても「ベスト」を取れてしまうことになります(もちろん、「走りながらトス」を成立させている竹下の技術は非凡なんですが)。

この辺に全日本女子の大きな勘違いが潜んでいるのかも…。

そこで気になるのは北京後。竹下自身が「五輪は北京が最後」と口にしていますし、新しいセッターになるでしょう。大型セッターが起用された場合、いまの規準ではたぶんベストセッターにはなれません。そんな時に関係者やマスコミが「竹下よりも劣っている」という見方をして、ガマンできずにまたちびっ子に戻して歴史を繰り返すんじゃないかと。

そうならないよう、ベストセッターの「ベスト」の意味を、一度はっきりさせておいたほうがいいような気がしています。


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taknuno55

「竹下は戦略・戦術・ゲーム観でフォフォンやロビアンコに劣っている」

ここでは既に、かなり共通理解になっているのではないでしょうか?

ただ、先日のブラジル戦を見たのですが、ライトバックがずいぶん有効に使えていたし、かなり「タメ」もあったんじゃないかと思います。バックアタックをコンビとして使い出したのが大会としてはOQTからですから、短期間にずいぶん進歩したと言えるのではないでしょうか?

それって、今までやってきてなかったてこと?

それにしても、走り回って、見え見えでもいいから打てるトスを上げればポイントが付くって、竹下のために作られたようなルールですね。いつからなんでしょうね?
by taknuno55 (2008-07-16 00:47) 

moody

こんにちは

 私もベストセッターってどうやって決めてるのだろう?って疑問でした。なるほどねぇ。

 しかもパーセントじゃなくて本数ですからね。トランジションが続けば続くほど有利。たとえばどこに上げるかわからないほどコンビが素晴しいチームのセッターは、攻撃を1回で決められるからベストセッターを獲るには不利ですね。また極論ですが、レシーブが完璧なチームがあったら、そのセッターは無条件でベストセッターにはなれないということですね。
 これも前会長の下、日本から賞を出すために設けられたものなんでしょうか。へんなの。

 選考ポイントをいくつかふやしてほしいですね。悪いレシーブをいいトスにしたか、その逆はなかったか、ブロックを1枚以下にしたとか、トスの質うんぬんとか、スパイカーと合ってるかどうかとか。試合全体を通したトスのバランスも。ちなみに全く効果的でないツーアタックは-10点とか(笑)
 そもそも、現状では肝心の「いいトスかどうか」っていうポイントがないのが気になります。

 もっと細かい項目を作って、その総合点でベストセッターを選んだら、もっとみなが納得できる賞になるのに。

by moody (2008-07-16 01:17) 

rio

>taknuno55さん、そうですね、ライトバックはトスも打つほうも速くなってましたね。

ブラジル戦前までは1試合に1本もないぐらいでしたが、あれは隠してたんでしょうか。実況が言っていた通り、柳本監督には「ブラジルに通用するバックアタックならほかのチームにも通用する」という意識があるでしょうから、それで多用したのかなと。栗原が前衛のときに木村をレセプションから完全にはずしたり、栗原が後衛の時にレセプションに参加させたり、いろいろ試してましたよね。

セッターのポイントですが、「いつから」とか、判定の基準とか、意図とか、その辺はネットで検索したかぎりではわかりませんでした。そもそも、running setsを「走りながらのトス」、still setsを「走らなくていいトス」と考えることが正しいのかどうかも確認できていません。見落としかもしれないんですけど、FIVBのホームページとかJVAの帳票にも、セッターの場合は算出法すら載ってないんですよね。

最大の謎は、「なんでrunning setsだけでランキングを決めるのか」です。セッターはほかのポジションとちがって、「ベスト」を選ぶ際にはstill setsもfaultも含めて判断すべきじゃないかと思うのですが。
by rio (2008-07-16 04:46) 

rio

>moodyさん、まったく同感です。「ベストセッター」は、素人がネットで調べても全容がまったく見えてこない謎の賞でした。

記事には書きませんでしたが、竹下と同じく19セット出場し、セッター部門4位になったロビアンコのトス本数は497本で、竹下より少ないんですね。なのに、「走らなくていいトス」は363本で竹下より多いのです。

数字だけで考えると負けたセットの点差が極端に開いていたんじゃないかなどいくつかの理由が考えられますが、実際の試合と重ね合わせると、おそらく「イタリアはコンビがよくて、攻撃を1回で決められるから」というのが理由ですよね。

あと、本文を訂正したのですが、控えが出せない日本の台所事情が、竹下の「ベストセッター」の後押しになっていることもわかりました。

バレーの個々のプレーの判定はもともとあいまいな部分が多いようです。例えば、「チャンスボールをスタンディングで打ち、山なりで返した」なんてときに、判定員によって、それを「スパイク」とするか「ただの返球」とするか分かれるそうです。

選手も判定員次第だということを知っているらしく、例えば、相手スパイクがブロック賞を狙っている選手じゃないほうの手に当たって落ちたのに、チーム全体がブロック賞を狙っている選手をほめてアピールすることもあるのだとか。

まあ、竹下がベストセッターを取りたくてわざと走り回っているとは思いませんが、セッター最多の6回もミスを記録していて、「走らなくていいトス」の数字も3位なのに「ベストセッター」と言われてもなあ、という感じです。

関係者には、「世界一のリベロとセッターがいてなぜ勝てないのか」という点を、先入観を排除して(=「大砲がいない」とかそういうレベルではなく)、論理的に考えてもらいたいと思います。
by rio (2008-07-16 05:15) 

ハマジ

rio様、こんにちは。いつも楽しく拝見・勉強させて頂いています。
初コメントです。

「Running Sets」についてですが、私が過去に調べた内容だと、「セッターがトスを上げた際、相手ブロッカーをノーブロックもしくは1枚にした回数(相手ブロック枚数を1枚以下にした回数)÷総セット数(今回の日本の場合、決勝Rトータル19セット)」だったように思います。
2年ほど前(確か世界選手権で竹下選手がベストセッターを受賞した時)に調べたもの(どこに記載されていたのかは忘れてしまいました)なんでうろ覚えですが、確かその当時も「Running Sets」と記載されていた気がします。
「Running Sets」=「走ってトスを上げた回数」だと、どう考えてもおかしいですよね。
上の「ブロッカーの枚数を…」で算出した結果なら、竹下選手がベストセッター受賞も納得いきます。日本は他国に比べ速いバレーですしコンビも複雑?ですから。
予選Rでタイのヌットサラが受賞したことも同じ考え方なら納得いきます。
再度調べてみてもどこにも記載されていないので、100%合ってると言い切れないですが、多分間違いないと思います…あ、でも自信ない…(泣)
すごく中途半端な感じになってしまいすいません…
by ハマジ (2008-07-16 11:49) 

hat

初めて書き込みをします。
知人の影響を受け、昨年のW杯から、TV中継を見はじめたものです。
バレーボールは、TVや雑誌では詳しい批評を見聞するチャンスがなかったのですが、ネットで発信されていることを知り、勉強させて頂いております。

野球でも、個人のタイトルホルダーがいるのに、チーム成績は下位という例がありますよね。
rioさんのリベロやセッターについての論理的な分析を読んでいると、なるほどと感心します。バレーボールって、恐ろしいくらいにチームプレーが要求されるんですね。
一度、中田さんやゼッターランドさんの本音の解説を聞いてみたいです。

北京五輪は現メンバーでの健闘と成功を心から祈っております。
女子のテーマ「団結」が非常に意味深ですが、
男子・植田監督のように、日本バレー界全員を代表して戦っていることを忘れずに、次世代の日本のバレー少年少女ために戦ってほしいと思います。
by hat (2008-07-16 11:49) 

越川ファン

なるほどと、うなってしまった。
謎がとけました。
名解説に拍手です。
by 越川ファン (2008-07-16 12:43) 

ka-ki

はじめまして。いつも感心しながら読ませてもらっています。
ベストセッターについての定義ですが、

(相手ブロックを1枚以下にしてアタッカーがスパイクを決めた本数+乱れたレシーブをセッターのファインプレーで得点にした本数)÷セット数

だったと思います。確か世界選手権の時に益子さんか大林さんが事前番組か試合後のニュースで仰っていたと記憶しています。

ただ、かなり曖昧な基準だなと思った覚えがあります。セッターのファインプレーって難しい2段トスのことですかね?そうなると褒められるのはセッターではなくアタッカーではないのかと思いますが・・

by ka-ki (2008-07-16 13:03) 

まりふぁな

ふ~む…ハマジさんの情報に準じるならまだ納得できる選考ですよね。
字面通りに「走ってセットアップ」がポイントなら、記事にある通り、決められない攻撃回数が多い+キャッチの精度が低い+セッター(=的)が小さい方が全然有利で「なんじゃそりゃ?」やし。

でもその選考基準に拠るなら…そんなにブロック外せてたかな?と。(ボソ
まぁでも今回のWGP(特に決勝)じゃ1枚だけとかの場面多かったっすね。
…以前の大会はどやったか忘れましたが。(ボソボソ


余談ですが地元紙に福澤と荒木・木村の記事が載ってたんで、またウチのブログにアップしてみますた。
あんまし大した内容やないすけど、興味ある方はご覧ください。

by まりふぁな (2008-07-16 13:11) 

まりふぁな

連投すんません↓
さらにka-kiさんの情報で個人的にはかなり合点が逝きました。
ハマジさん情報に加えて、審判員の判断に拠る「ファインプレー数」が加味されるんですね。こりゃなんともグレーになるわw

「ファインプレー」つったら、やっぱどうしても身体小さい方が起きる頻度も印象度も高くなりますわな。
そういう意味では結局のところ「竹下向き」基準といえますね。

…いや、技術とかの面で竹下自身をくさす気は毛頭ないんやけど、「難しいプレーでも当たり前のようにこなしちゃう」ってのが「強いチーム」やと俺なんかは思ってるんで、そういう意味ではやっぱこの賞もベストスパイカー同様、「ホンモノの」上位チームからは生まれ難いみたいですね。

by まりふぁな (2008-07-16 13:23) 

rio

>「ベストセッター」再考委員会のみなさま、さまざまな情報をありがとうございます。

調べてもわからなかったので、記事中ではrunning setsとstill setsを直訳しました。最近のバレー用語は英語の字面と実際の絵が一致しないことが多いのですが(ディグやキャッチなど)、書かれてあるものをからしか判断できない素人なもので、running sets はランニングトスの成功率のことかな、と。じゃあ、sitll は立ち止まってトスしたときの成功率なんじゃないかしらん、ってな具合です。

しかし、ハマジさん情報だと、running sets そのものが「ブロックを1枚以下にしたトス」という意味を持つ、というわけですね。それをなぜ「running」と表現するのかはまた別問題で謎ですが、それならば、左右への速いトスが大好きな竹下の数字が高いこともある程度納得です…と言いつつも、まりふぁなさんと同じく、そんなにブロックはずせてたかな?という疑問も。

ka-kiさんが寄せてくださった中では、「アタッカーが決めた」「得点にした」の部分まで含めたものが「トス成功率」だとすれば、アタッカーの力量を考えると竹下の数字はもっと低くなりそうですよね。一般論として、アタッカーのミスがセッターの成績を下げることになってしまうデータは、セッターの技量を測る指標としてはよくない気もします。

「乱れたレシーブをトスにした」という点だけなら、ランキング表のどこかに含まれると思いますが、それが「running sets」なのか、「still sets」なのか、謎ですね。しかし、ハマジさん情報に従えば、「ブロッカーを振ったかどうか」だけで判断される」ことになるため、「レシーブの乱れをセッターが修正した」点についてはそもそも数字に含まれないことになります。

などなど、調べたり考えたりするほどに、なんじゃこりゃ?と思ってきたわけです。なので本文では歯切れ悪く、最後に「はっきりさせておいたほうがいい」なんて書いてみたりして。

一般的に考えれば、ベストセッターを決める基準は当然はっきりしていて、誰が見てもすぐに理解できるような形で示されているはずですよね。それがFIVBのランキング表だとすれば、使われているのが(running sets)÷(総セット)の数字だけなのはなぜ…と、話が堂々巡りになってしまうのです。困りました。

そして、もうひとつ気になることが出てきました。ka-kiさんの世界選手権情報なんですが、世界バレー2006のデータはまだFIVBのページに残ってるんですね。で、1位になった竹下の数字を検算してみると、やっぱり(running sets)÷(総セット数)でした。つまり、益子か大林がいったのは何情報なのかという新たな謎が出てきてしまったのです。

この2つの謎、
○「running sets」とはなんぞや?(←なぜそう呼ぶのか)
○世界バレーでの益子/大林情報はどこから?
が頭を駆け巡りすぎて夜もぐっすり眠れそうです。。。

>hatさん、コメントありがとうございます。

中田姐さんはときどき「本音」でモノを言って川合や実況をびびらせてます。W杯2007では、センターへのブロックのヘルプが遅れた栗原に対して「なんで栗原はブロックに行かないんでしょうか」とドスの利いた声で発言し、川合が「…そうですね」と声が弱弱しくなった場面があって大ウケでした。

今回のWGPでは、中田姐さん怒るだろうなあと思われるプレーのときにはやたら沈黙してましたね(笑)。解説が黙っちゃいかんだろうと思いました。

>越川ファンさん、拍手をいただいておきながら何なのですが、謎が深まってしまいました…orz

>まりふぁなさん、リンクありがとうございます。木村と荒木って京都出身やったんか!などとボケた驚き方をしてしまった私です。暑いのにムダにエネルギー使ってます。。。
by rio (2008-07-16 14:50) 

madoka

報ステのバレー特集の動画が出ないかなあ、と思ってYouTubeをチェックしているのですが、出ませんねえ。
しかし、バレーを全く知らない人が見たら、「竹下は世界一のセッターだ!」と疑いもなく信じてしまうような内容だったので、逆にアップされないほうがいいかも・・・とも思ったり(笑)。
代わりに、ベストプレーヤーの表彰式の映像を見つけました。
ブラジル・キューバ・イタリアが晴れやかに並ぶ表彰台のところへ、DJの煽りに煽ったアナウンスに乗って、決勝最下位チームからベストプレーヤーたちが続々と・・・(笑)。
ベストスコアラー賞を貰う時の栗原のなんともいえない微妙な表情を見て、本人も納得していないんだろうなあ、と思いました。

だいたいさ、ベストリベロがいてベストセッターがいるチームからベストスコアラーが出る、って、普通に考えたらおかしいですよね。
ベストサーバーまでいるのに、順位も最下位。
不思議なチームですねえ~。

>大型セッターが起用された場合、いまの規準ではたぶんベストセッターにはなれません。そんな時に関係者やマスコミが「竹下よりも劣っている」という見方をして・・・<

rioさんが予想しているこの部分が、いちばん怖いです。これはもう怪談並みの怖さですね。
おかげさまで冷え冷えと涼しくなりました・・・(心が)。
by madoka (2008-07-16 21:04) 

T.w

VIS(Volleyball Information System)におけるトス(set)のスコアリングの定義は以下の通りです。

・Running sets: Number of outstanding sets.
・Faults: Number of mistakes in setting. The opponent scores directly.
・Still sets: Number of sets that are not excellent and not faults.
・Total attempts: Total number of sets made.

http://www.fivb.org/en/volleyball/Competitions/WorldChampionships/Men/2002/General/calculate_score.asp

ということで、running setは「素晴らしいトス」という定義となっており、何とも曖昧な、恣意的な判断基準であることがわかります。判定員が「おおーっ」と思えば、何であれrunning setなんですね。

こんなもの、データでも何でもないですね(苦笑)。
by T.w (2008-07-16 21:25) 

rio

>madokaさん、OQT男子の話ですが、全勝優勝して切符をとったイタリアチームは、何試合もフルセットを戦いながら、アタック本数が100本を超えたアタッカーが一人もいませんでした。主力で活躍したフェイちゃんやズラちゃんはみんな80本台だったと思います。

一方、日本は山本がフェイやズラの1.5倍ぐらい打ってた気がします。今回のWGP女子決勝を見ても、栗原が最多の189本、木村も上位に食い込む159本を打ってます。日本より多くセットを戦っているアメリカのトムで185本、中国のヨウ・コウで150本。

そういうところをきちんと考察せずに騒ぐマスコミは、ほんと、本来の機能を果たしてませんよね。バレー界の足をひっぱっているとしか思えません。
by rio (2008-07-16 23:17) 

rio

>T.wさん、ありがとうございます!きっときっと正解を教えてくださると信じておりました。

それにしてもたまげましたね。最初から「outstanding sets」って書けよって話ですよね。

つまり、セッターだけは体操とかシンクロみたいな「演技種目」だった、ということですね。なので、一度判定委員にベストという印象を与えるとそれが引き継がれる、と。「おおーっ」と思うだけでいいわけですから、アコスタお気に入りの竹下が代表の正セッターに座り続け、ベストを取り続けることも全然難しくないんですね。

だから勘違いの日本はちびっ子セッターばかり育てるのかと、げんなりしている夏の夜です。
by rio (2008-07-16 23:25) 

moody

こんにちは。

 正解が出ましたが、やっぱり何の根拠もないものでしたね。何を持ってoutstandingなのか。
 腐ってますねぇ・・・なんかちょっとやりきれなくなりました。返信不要です。


by moody (2008-07-16 23:30) 

moody

上記コメントに誤解があるといけないので追記

 根拠がないのは、ベストセッター選考方法の基準が、選考委員に左右されるということです。ベストセッターなんてやっぱり根拠ないんだなと。

 T.w.さんの教えてくださった選考方法が根拠がないといっているわけではないですよ。念のため。腐ってるのもJVA。

 あいまいな文章を書いてしまい失礼しました。

by moody (2008-07-16 23:33) 

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人が見ているのは今だけ、未来を見る事はかなわない。
by お名前(必須) (2018-02-13 13:31) 

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