So-net無料ブログ作成
検索選択

Vリーグ男子:堺vsパナ戦がただ長引いた試合だった件。 [バレーボール]

楽しみにしていた堺vs合成ががっぷり組み合わないまま堺が自滅する消化不良試合に終わり。昨日(11月12日)はドタバタでバレーを観る隙がなく、見逃し配信はあとまわしにして本日(11月13日)の堺vsパナ戦。もはや堺がパナが、ってことはどうでもよくなりつつあって、クビアクウォレシュを見たいという。

第1セットの序盤のラリー、スパイクレシーブコート中央にあがったボールを後衛のクビアクが打ち切って決めた場面。堺の伊藤はこのプレーを見ての反省文を英語で30000 words以上にまとめてウォレシュに提出すればいいと思います。

それはさておき、試合そのものはセットが進むにつれてどんどん単調になっていき、半ば以降は両チームともサイドの打ち合い。で、誰かがミスるかブロック1枚にアタッカーがぶつけるかして点数が入るというレベル。センター線は、堺の出来田、パナの山内がフルセットをフル出場して打数1桁ですからあくびが出ます。

堺の場合は佐川のサイドへのトスがネットに近かったり割れてたり低かったりと悪い癖が出ていて、高い打点で打てる出来田を活かせていなかったんですね。一方のパナは、深津が山内を使おうにもまだ決められた通りにしか動けないもんだからラリー中になかなか上げられない。で、つい清水に頼ったりなんとかしてくれるクビアクにまかせたりしてしまうのでしょう。

実際、公式記録の各選手の得点力を見ると、両チームではクビアクとウォレシュがずば抜けてます。ウォレシュには例の言い訳=高さとパワーってやつを使えるかもしれませんが、クビアクと日本人選手の得点力の差についてはどう説明するんでしょう。いや正直、クビアクと福澤が一緒にコートに立ってたら、福澤のプレーがいかに雑で賢くないか、一目瞭然で比べられてしまいます。

福澤はこの試合でアタック決定率63%、1枚ブロックで気持ちよく打たせてもらってにこにこしてましたが、それをお膳立てしてるのはクビアクだからね、っていう。クビアクのパスが正確にセッターに返るし、そのあと攻撃に入ってくるし、トスが上がればなんとかして決めてくるし、というところで深津が逆サイドに振っているわけで。

それを無駄に渾身の力で打ちおろしてる能天気な福澤を見ると、これはもうこの人の生き方そのものなんだな、変えようがないんだな、と思ってしまいました。先日、どこぞの記者会見だか講演だかで「まだ諦めてません」って言ってたようですが、ただ諦めなければいいってもんじゃない。まずは痛いヤツって思われてるところから卒業しようか、って感じです。

悪態ばかりついてても仕方ないので、面白かったプレーについて。やっぱりクビアクがらみなのですが、深津がクビアクの活用にだんだん慣れてきてるのかも。サーブレシーブが乱れたところからワンハンドでライト側にいたクビアクにセミを打たせたりして、これってなかなかの信頼関係だなと感じました。

そのクビアクは軟打が面白い。日本人選手の多くは軟打を打つときに、空中で力を抜いて手首で押したりひねったりしてますよね。なので「プッシュ」という言われ方をするし、打球がふわっと山なりになってしまうことが多いのではないかと。厳密にはプッシュはホールディングに抵触する反則すれすれ(というか反則)のプレーです。

一方、クビアクは映像で見る限り、フェイントを落としたい場所にボールが行くように手のひらで”面”を作り、ボールの軌道に合わせて手を伸ばして"面"にボールを当てて落としてるように見えるのですね。テニス卓球と同じ原理で、彼のプレーは「プッシュ」ではありません。クビアクの打ち方だと余分な力が加わってボールが浮いたり回転したりせず、狙った場所にストンと落ちます。

で、クビアクすげえなあ……と思ったのですが、よく考えたらこれ、リードブロックでボールを目で追っていたときに視界に入ってくるクビアクの手や腕の感じで、軟打か強打か見極められそうな気がします。いや、それよりもリベロがしっかり見ていれば見破れそうな気がします。って、そんなシロウトが思うほど簡単なもんじゃないんですかね?

堺のウォレシュも軟打が上手です。この試合の最後の失点はダメでしたが、強打・軟打の打ち分けのセンスと軟打の技術ではたぶんイゴールより上だと思います。

彼の場合は明らかに強打警戒をせざるを得ない助走・ジャンプ・フォームからボールの勢いを殺すのがうまいですよね。ブロッカーやリベロがしっかり見ていたとしても、警戒のほうが強ければ脳からの指令が遅れて反応できない。なので、ウォレシュのほうがクビアクよりも慣れるまで時間がかかりそうな気がしました。

この2人の次の対戦、さらにはウォレシュとイゴールの対戦も楽しみなのですが、ただ残念なことに、堺はこの日もウォレシュにおんぶにだっこの試合。石島が絶不調で下げられ、千々木は永遠の不安定王子で、フルセットの14-14から完璧なバックアタックのトスをまさかの白澤1枚ブロックを恐れて中途半端にひねり打ちしてアウト。チームを一気に盛り下げ、ウォレシュのやる気なしフェイントにつながり、シャット→ゲームセット、になったのでした。

なので、堺はこのまま低空飛行→不時着になってしまう恐れがありますね。部長も監督も代わり、代わった部長が1シーズン腰かけで辞めるのかと思いきや今すぐにでも辞めさせられそうな堺。「立つ鳥あとをにごさず」という格言をたぶん知らない石島。例の社会学用語で端的に言い表せそうな千々木・伊藤の排他的関係性などなどにウォレシュがいつまでも付き合うとは思えず。真保監督、もはや正念場ですな。


nice!(0)  コメント(18)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

Vリーグ男子:堺ブレvs豊田合成、今季も弱点から目をそらし続けるのか。 [バレーボール]

Vリーグでの勝利にこだわったチーム作りの豊田合成に対し、世界標準のバレーを目指してきた堺ブレイザーズ。この対戦がなぜ興味深いかというと、正反合というかアウフヘーベンというか否定の否定というか、なんかそんな感じの弁証法的何かしらを感じるからなのですね。何を言ってるのか自分でもさっぱりわかりませんが、要は少年ジャンプ的な何かしらがあるわけです。

で、今季はどうなることかと楽しみでしたが、フタを開けてみればそんな高いレベルの話のはるか手前の問題で、前季から1歩も進化していない合成に対し、堺は20点以降の詰めが甘く自滅に近い形でスト負け。堺の豆腐メンタルは今季も頭の痛い問題のようです。

イゴール
だって疲れてるだろうに、今季もまた同じ戦術=高松白岩のバックアタックをなくして守備に徹することにした合成。ただ、ここまでの試合のイゴールは、ブロックにつかまる場面、レシーブで上げられる場面、動線をじゃまするサーブを打たれる場面が目立っています。

それでいいのか?と思うのですが、なんだかんだで開幕ぐだったあとはスト勝ち×2だから、今季もこれでいけるところまでいってしまうんでしょうね。で、イゴールとクリスティアンソン監督が同時ぐらいに抜けて、古賀はピークを過ぎ、チームがゼロからの作り直しになるんでしょう。不毛なことですが、今から手を打たないんだったらそうなるしかないという。宿命と書いてサダメと読む、みたいなね(謎)

それよりも重症なのは堺ですよ。

先にポジティブなことを書いておくと、監督は代わりましたがゲームメイクの基本線は維持されていて、それはとてもよいことだと思うのですね。さらに、新加入のウォレスは攻撃だけでなく守備もそこそこできるしパスもうまい。リバウンドをとって攻め返す判断の速さとうまさ、ブロックにあたって跳ね返ってきたボールにとっさに手を出していい位置に上げる身体能力とセンスのよさも目立ちます。潤滑油としても機能している非常に優秀なオポジットかと。

その影響もあってなのか、佐川のトリッキーなトスがさらに活きてますね。合成の試合では序盤からセッター後ろでのクイックを多用していましたし、その速い時間差でウォレスがライトバックから飛んでくる攻撃も。どっこいしょアタックのペピチではやりたくてもできなかったパターンです。

ビーチ転向を表明した石島もモチベーションを維持しています。攻撃時に逃げなくなり、サイドからしぶとく、バックからも積極的に攻撃参加してますね。持ち味のブロックはリードから飛ぶまでが速くて位置取りがしっかりしてますし、つなぎの面でもがんばってます。

出来田は今季も安定。サーブも入るようになってますし、順調に伸びていくことでしょう。松本は衰えは隠せないものの、得意の攻撃面では活躍してます。ただ、今日の試合ではラリー中に助走をさぼって打てず、手痛い失点もありました。ブロックではもはやリードが厳しい(=速さについていけない)ところが見受けられます。それでもなんとかして決める技術はピカイチでスタメンは譲らないぞ、という。

などなど、いいところがいろいろあるのに合成にスト負け。最大の要因は、前季キャプテン千々木/今季キャプテンの伊藤です(断言)。監督が代わればちょっとはマシになるのかと思いきや、マシになるどころか印東時代以前のニコイチに逆戻りじゃないですか。

千々木がスタメンでサーブで狙われて足を引っ張る→後衛で伊藤に交代するも伊藤の攻撃力がゼロに等しく足を引っ張る→前衛でまた千々木に戻してサーブで狙われて(以下略)

↑これを何年も繰り返しているニコイチが2代続けてキャプテンやってるんだから、そんなチームが優勝を狙えるようなことにはならないんでしょうね。なんで伊藤をキャプテンにしたんだろ。

今日の試合なんて、佐川が必死につないで後衛伊藤が打てる状態のオープントスにしたボールを、伊藤は1歩も動かず前衛ライトのウォレスと見合ったまま床に落とし、ウォレスが激怒。「俺のボールか!違うだろ!」的なジェスチャーでほえまくるウォレスを松本があわててなだめに入るの地獄絵図。

プレーをさぼって(というか、ニコイチだから打つ発想がそもそもない)コート上でチームメイトに怒鳴りまくられるキャプテン、ほかにいます?しかも伊藤はこの直前に、サーブレシーブを2本ミスって失点しているんですよ。守備固めで入ってるのに狙われてミスるという。なにそれ?っていう。

結局、千々木/伊藤のニコイチが印東時代に自立できなかったツケを、今季以降、チーム全体で払っていくことになるのでしょう。

で、そのニコイチと同世代の横田内藤、この2人がいつまでたっても松本を抜けないところも情けない。松本/出来田がサーブがヘタだからそのピンサ枠で出場できてますが、別にピンサ要員というほどサーブがうまいわけでもないですよね。

この4人がどうにかならないことには堺の時代はやってこない気がします。でも、どうにもならないんじゃないかという気もしています。むしろ、この4人がピークを過ぎたあとも"ベテラン"としてチームに居座ってしまったときがつらいだろうなとか、そんなことまで考えてしまったり。

千々木は代表にも呼ばれなくなったし、酒井時代→印東時代と芽が出ないままきて真保監督のもとでこれが最後のチャンスでしょう。ここで自立して、ガイチ代表監督のコネで全日本復帰のチャンスをもらって結果を出すか、ニコイチのまま終わっていくか。正念場ですね。


nice!(0)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

Vリーグ男子:全チーム開幕の話が全消しになったから。 [バレーボール]

Vリーグ男子、ほかのチームもすべて開幕したので、それぞれの進化したところ(喜・楽)と半年間なにしてたんや(怒・哀)というところをほぼほぼ書き終えてたのですが、突然、何の前触れもなくブラウザ(Chrome)が落ちて全消しになるという。このブログはツムツム(もしくはテトリス)ではないのでこれは大惨事、大惨事ですよ。

もはや書き直す気力がないので、とりあえず書いていた内容を箇条書きに……してみたせいでいつもの悪態がオブラートにも何にも包まれずにむき出しでぼろぼろこぼれ出てしまってもう……。すべてはGoogleのせいですから(違)

第1試合 サントリーvs東レ

サントリー

山本・柳田・藤中・塩田の若手軸にしたところはよい
星谷が入っていない理由をよく知らないのだけれど、いずれ加わるだろう
ただ、柳田の後衛要員で鶴田、藤中のところに栗山、みたいなセーフティネット(もしくはおむつ)が用意されている
おむつがとれるのはいつの日か
若手軸を通した結果、スタメン鈴木の控えが山村、みたいな地獄絵図も垣間見えるが、これも時間が解決してくれる
新加入のエスコバルは典型的な゛打ち屋”でバックライトからのクロスぐらいしかない
しかも守備がだめだめで目の前にきたゆるいボールに足が1歩も出ないレベル
なので早々に攻略されてしまう気がする

東レ
ニコラがコートキャプテンなのはきっと審判団の英語力を高めてあげようという小林監督の心遣い(違)
ニコラは前季、味方のミスに超ガミガミほえてたからなー
前季から世代交代を意識してきているだけにうまく歯車がまわっている感じ
藤井のトスワークから自己満足的なものが薄れて整ってきた
星野・鈴木が自信を持ってきているように見えつつも、相変わらずバックからの攻撃参加は極端に少ない
星野のサーブミス癖は改善されてない(←半年間、なにしてたんや)
最終的に米山が出てきて試合をまとめているあたりをどう見るか
ベテランと若手の融合と見るか、なんだかんだで米山頼みと見るか、もう少し様子見で

第2試合 FC東京vsジェイテクト

FC東京
ペピチの加入で手塚がレフトに異動
この2人でチーム打数の7割を打つ=前季のパナソニック化
事情はわからなくもない=前季は手塚1馬力でしかもケガ、ただペピチとの2馬力化で勝っていけるほど甘くない
ペピチはここぞというときにミスるからな、メンタル、超弱いからな
しかもセンター衛藤が打数4・決定2とパナの白澤化
衛藤はブロックも勘で跳んでるし、サーブで点が取れるわけでもないし、どこで貢献してるのか?
よくわからないけれどなぜかコートキャプテンだったり
とにかく最低限の攻撃枚数を確保したのはよいけれど、それ以前にチームのブロックがヘタ過ぎる
ブロックにシステムがないし個人技もなく、セッター山岡なんてじゃまになるだけから跳ばないほうがいいレベル 
上背がないのにブロックが適当で、また入れ替え戦に出るつもりかFC

ジェイテクト
センター線に廣瀬・福山の若手を抜擢し、辰巳が控え、袴谷がセッター対角にまわる大ナタ
セッターもベテラン高橋を控えに置いて久保山スタメン
カジースキ一辺倒にならないようにトスを散らし、今季は古田をもっと働かせる腹積もりらしい
飛び道具=浅野がいない今だからこそできるオーソドックスなチーム作りに賛成
ただ、古田の進化がまったく見られないところがとても残念
変わったところと言えば日焼け防止用もしくは冷え性防止用の黒い袖をつけてなかったぐらい
セッター対角なのに点取り屋でも守備の要でもない現状を彼はどう考えているのか聞いてみたいぞ
なぜなら、ジェイテクトがさらに順位を上げたいと思うなら古田覚醒が不可欠だと思うから

第3試合 堺ブレvsJT

堺ブレ
われらが堺ブレイザーズは印東監督の退任でどうなることかと思ったけれど意外とちゃんとやってる
佐川はトリッキーな組み立ての安定感が増して松本・出来田がいい感じで跳んでくる
今季限りでビーチ転向を宣言した石島は献身的なプレー(特に守備面)で貢献しまくり
立つ鳥跡を濁さず、居場所がなくてビーチに行くんじゃないってところを証明してやれ
新加入のウォレスはとてもよい
攻撃面では打ち分ける幅が広いし、強打も軟打も自在、上げれば何とかしてくれるタイプ
守備面でも貢献度が高い、足がよく動いているし、強打のレシーブでもぶれないし、つなぎも上手
それだけに、ほかの選手のつなぎのヘタさが目に染みる
ウォレスが半笑いになってたのは上がってくる2段トスがあまりにもブサイクだったからだろう
こんなに頼れる外国人が加入して、佐川が頼り切ってしまわないか、そこが心配
ところで、千々木って1秒ぐらいしかコートにいなかったけど何してたんだろ
ノーブロックのレフト攻撃でストレート切りすぎて大幅アウトにしたところぐらいしか記憶にない
あ、1本、バックアタック決めてたか
新キャプテンの伊藤は50グラムぐらいやせたんだろうか、いつか腹でタッチネットするんじゃないかと心配
あ、腹でタッチネットはおっさんの草バレーあるあるだからな

JT

新ユニのパンツのデザイン、裾が黒ずんでるのはやっぱりタバコの吸い殻をイメージしたんだろうか(違)
鳴り物入りで加入したクレクがわずか3ヵ月で契約解除?何があったのか……知りたくもないJTの闇
代わって引っ張ってきたルブリッチはまだ22歳、育成枠も同然だなと思って見てたらやっぱりそう
そんなこんなでチームができあがってない感ありあり
センター線はなぜか筧本を先発させて案の定、町野と交代、いや町野はバレー苦手だろうに
中島のサーブミス癖も直っていない、攻撃面ではちょっとからまわってたし
サイドも安井先発で案の定、八子と交代、今季もずっととっかえひっかえで行くのかな
結果的に何も進化してないんじゃないかと思わせるこのチーム、まじでルブリッチを育てながら進むのか? 



最後に
誰が解説席に熊田を座らせたのか
あれは解説なんかじゃない、感想ですらない、茶の間でオヤジがくだまいてるレベルだ
サントリーvs東レ戦で熊田が繰り返し強調していたこと=サーブは狙うな、入れておけ
サイドアウト時代から思考停止しているらしい
そんな熊田の本日の語録
(サーブは入れておけ、の流れで)「サーブを入れて相手の攻撃を確かめるんです。今、ニコにバックアタックがあることを発見しましたね」
(サーブは入れておけ、の流れで)「強いて言えば、サーブポイントが取れるのが最高ですけどね」
(サーブは入れておけ、の流れで)「次は狙うでしょうね。いや、狙わないかな」
(24-21のセットポイントで)「ここはサーブ、思い切り打っていいところです!」
熊田を呼ぶな、二度と呼ぶな。

 


nice!(0)  コメント(15)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

Vリーグ男子:開幕戦なのにぐだってしまうこの感じ。 [バレーボール]

Vリーグは今季からDAZNプレミア全試合とチャレンジの一部を放送。なかなか評判の悪い動画配信サービスですが、これしかないので仕方ない。ひとまず契約してみました(1ヵ月無料)。

5~6回通信がとんだことと、どこからひっぱってきてるのか実況が選手の顔と名前を把握しきれてないレベルでほぼノイズになってしまってること以外は、問題なく見ることができました。画質もまあまあで、清水のキモカワイクナイ靴下の柄も識別可能です。

ただ、チャット機能がついていないことや、予約機能が見当たらない(ついてない?)ことなど発展途上であることは確かなので今後の改善に期待しましょう。

それよりも問題は前季1位豊田合成vs2位パナソニックによる開幕戦のぐだぐだっぷりですよ。イゴールのサーブと攻撃がまったく機能しなかった合成がストレート負け。第2セットは点数だけ見れば熱戦のように見えますが、合成に流れがきかけた終盤で、イゴール、白岩、傳田が3連続サーブミスでジュースに持ち込まれただけのことで。

合成がぐだった理由ははっきりしてます。内山のトスがぶれぶれだったからですね。短かったり、割れたり、近すぎたり。昨季のように何にも考えずただアンテナまで伸ばすゆっくりとしたオープントスを上げておけばよかったんでしょうが、まがりなりにもV優勝セッターとなっただけに、何かしらを見せようとしたのでしょうか。その「何かしら」が何なのか全然わからないまま試合が終わってしまいましたが。

で、イゴールはイライラを募らせ、サーブが入らずさらにイライラし、相手の返球時に動線を狙われて拾わされてさらにさらにイライラし、でも無茶ぶりな2段トスは上がってくるのでさらにさらにさらにイライラし……という。この試合、例の頭ポンポン、画面には全然映らなかったなー。してなかったんじゃないかなー。

これが王者となった翌年のジンクスなのか、進化した合成を見せるための生みの苦しみなのか、その辺りはまだわかりません。高松がたった1本だけどバックアタックを打ってみたり、攻撃参加がいつも遅い白岩がレフトから中へ切り込む形で゛速さを演出”してみたりと、前季の課題を何とかしようとしている場面も見られました。

その影響がイゴールへのトスのぶれになっているんだとしたら、どっちを優先すべきか難しいところですね。

一方のパナソニック、レフトに福澤が復帰、センターは山内とここだけ見れば弱体化ですが、 ダンチに代わってクビアクが加入し、彼が゛潤滑油”に徹したことで、清水・福澤・山内が気持ちよく打たせてもらってました。

って、それでいいのか?少なくとも私には、クビアクがクソつまらなさそうな表情に見えましたが。

そりゃそうでしょうね。クビアクは守備で何度もスーパープレーを発揮してます。エンドライン外の位置でスパイクに飛びついてセッターに正確に返球、コート後方から走り込んできてジャンプトスでライト清水に配給などの目立ったプレーのほかにも、位置取りやパスの正確性でダンチとはダンチがい(エ?

クビアクがそうやってつないだ1球をけっこう簡単にミスるアタッカー陣(白澤除く)。あ、白澤を除いたのは、相変わらず仕事してないからですね。打たなければミスらない←この哲学で今季も乗り切るつもりのようです。

クビアクはラリー中の守備のあとでもすぐに攻撃参加の態勢をとってますが、そこにボールが上がってくることはまずないんですね。バックアタックも上がってこない。清水・福澤がどうにもできないおこぼれみたいなボールばかりまわってきて決定率が上がらない。そうこうするうちにクビアクは守備後の攻撃にしっかり入らなくなってきて、あーあ、って感じです。

そういう意図でクビアクを取って、彼がそれに納得してるんだったらいいんですけどね。パナの偉い人「清水と福澤と山内はわが社のスターだ。君は彼らの攻撃をお膳立てする役割に徹してくれたまへ」、クビアク「イエスサーでございます」と。

前任者のダンチも全然やる気をなくしてたし、クビアクがこのチームでどこまでモチベーションを保てるか。彼がスターたちのお膳立て役に徹し続ければ今季もパナの上位は固いでしょう。でも、そんな都合よくいくかなあ?

パナのHPのクビアクのページ。「パンサーズの魅力 今シーズンが終わってから言います!」だそうで。何か言えることが見つかっていることを祈ってます。


nice!(0)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

Vリーグがプロ化するってよ……って、なんか生煮え。 [バレーボール]

Vリーグ発足時のドタバタ劇=通称「もとこともこの乱」から20有余年。ようやく重い腰を上げてプロ化に取り組み始めたようですな。

バレー以上にドタバタしていたバスケがどうにかまとまってプロ化し、その利権にフジがキラーコンテンツ=サザエさんまで動員してなりふり構わずむしゃぶりついている構図の中、鈍いバレー界でもさすがに、避けられてるかもしれない予感それとなくそれとなく感じてた、のかも。で、あわててプロ化をちらつかせて、愛されてるかもしれない期待かろうじてかろうじてつないだ、つもりなのかも。そういえば工藤静香のこの歌、ちょうど「もとこともこの乱」の頃にヒットしてたなー。

そんな「Vリーグを世界のトップリーグへ スーパーリーグ構想」とやらを早速チェックしていきましょう。

プレゼン資料のどアタマに書かれている「Vリーグ再生宣言」の文字。目にしみますねー。「再生」って便利な言葉で、重体から回復した蘇生、不良がマジメになる更生、キリストとかブッダが得意とする再誕、廃品のリサイクルなどを含んでますが、Vリーグはどれなんでしょうね。いずれにしても、現状のVリーグは瀕死、不良、廃品であると認識していることはわかりました。そこまで卑下することないのに。

なんでそんなことになってしまったのか。課題認識が次にくるわけですが、これが中途半端なんですよね。

1、TV放送の限界化
2、体育館確保における競合激化と大会開催の困難化
3、歯止めのかからない競技者数の減少
4、大会運営者の世代交代の停滞
5、スポーツイベントとしてのマンネリ化


見栄え重視なのか5個も並べてますが、1と4と5は主に゛内的要因”としてひとくくりで、端的に゛松平体制の限界”でしょう。FIVB、JVA、テレビ局、広告代理店の癒着構造の中でバラエティ化・アイドル化して遊んでるうち、気づいたら世間はガチのスポーツ、それも国際試合を好むようになっていた。頼みの綱のフジテレビは今やオワコン扱いで、TBSもバレーを丸抱えする体力はない。なんとかしないといけないのにジジババが老害化していて自己改革できずマンネリ化だけが進んでいく、という。

一方、2と3は主に゛外的要因”としてひとくくりの課題で、少子高齢化とそれに伴う多様化の深化という、日本社会あるいは先進国に共通する大きなテーマにつながっています。バレー界がこの課題について抜本的に何かできるわけはなく、深ぼりしたところでたどりつく答えは「他競技とのパイの奪い合いに勝つ」しかありません。でも、その闘いに最終的な勝利はない(=一時的に勝って寡占化が進むと飽きられて衰退する)ので、広い意味での゛発展”にはなりません。

なので、そうはっきり書けばいいんですよ。松平体制は功罪あった。ソウル五輪の女子の゛惨敗”(と言っても4位だけど)でオワコン化しかけたバレーボールを延命させて21世紀につないだ点は評価できるが、どうしようもない癒着構造の中でバレーが色モノ扱いされる時代が続き、慢性的なダメージの蓄積が深刻化している。この現状を打破し、バレーの新たな魅力を創造しなければならない。ぐらいにはっきり言ってくれたらかっこよかったのに。

でも、そうはならないみたいですね。問題の本質を避けて課題認識を中途半端にしてしまったので、その次にくる問題提起がもはや意味不明です。

1、バレーボールの魅力を再構築し、現在の閉塞状態をブレークスルーするには今が最後の機会である。
2、リーグは今こそ一丸となって、できない理由ではなく、どうやったらできるのか、最大の緊張感をもって解決策を見出すことに全力を注がなければならない。


「今が最後の機会」ってなに?今回のプロ化構想がうまくいかなかったら日本からバレーが消滅するのか?世界最大のスポーツ市場を持つアメリカはバレーの国内リーグの創設に何度も挑戦して何度も失敗してますが、一定のバレー人気と実力を維持し続けています。今が最後の機会」ってのは結局のところ精神論なわけで、言葉に酔ってるだけなんじゃないの?っていう。

2もそうですよ。「できない理由ではなく、どうやったらできるのか」って要するに、新たな提案があるたびに誰かが必ず「できない理由」を言う組織だってことで、典型的な大企業病なんでしょう。それに対して「最大の緊張感をもって解決策を見出すことに全力を注がなければならない」って、バリバリの精神論。その「緊張感」ってのが、できない理由だけブーたれてじゃまするヤツはクビだからな!って意味ならわかるのですが。

話がそれますが、池上彰が朝日で連載しているコラムでリオ五輪報道を比較していて、そのシメの言葉が「驚きました。いまの時代、精神論で解説する新聞があるとは。」だったりするのですが、いやはや、驚きました。いまの時代、精神論で改革しようとする組織があるとは。と言っておきましょう。

課題認識と問題提起がすでにぐだっているために、そのあとにくる目標設定「2018/19シーズンより新しいポリシーを持った新リーグを立ち上げる」と書かれていても、その必要性がうまく理解できないのですよ。

そもそも、なぜ「ポリシー」なのか。そのあとにつづく↓この4個を見る限り、私には「コンセプト」に見えます。「見えます」と濁して、「コンセプトだろ」となぜ明確につっこめないかというと、文脈が破たんしてる=意味不明だからですね。

1、バレーボールの未来を切り開く魅力的なリーグ
2、日本を世界で一番バレーボールが愛されている国にする
3、バレーボールのビジネス化を追求するリーグにする
4、クラブで世界一を目指す


プレゼン資料だと、新リーグが1~4の「ポリシー」を持つとあるので、新リーグ=1~4に書かれている内容の主体、だと読めます。その視点で眺めたとき、1はそもそも体言止めで終わってるので、「リーグにする!」なのか「リーグですか?」なのか「リーグだにゃん♡」なのかわかりません。

また、2や3はVリーグの仕事なのか?JVAの仕事じゃないのか?という疑問がわいてきます。4にいたってはもはや「ポリシー」でも「コンセプト」でもなく、FIVB世界クラブ選手権で優勝、みたいな具体的な目標(アクション・プラン)ですよね。

改革の際に最も重要な土台の部分=前提条件がこれだけぐだぐだなまま、プレゼン資料はいきなり「スーパーリーグ」とやらの「Strategy」(←今度はなぜか手書きフォントのアルファベット)へと話が飛躍しています。でもこれ、Vリーグの現行の「ビジョン」(←またカタカナ……) と見比べてみてください(添付画像)。情けないことにほぼ同じです。

1. クローズドシステムからオープンシステムへ
ホームゲームの増加と充実、応援スタイルの変革により、チームとファン、自治体が一体となったビジネスモデルへ
チームの経営努力がチームに還元される仕組みへ
企業経営ノウハウの積極的活用によるビジネス展開

2. 骨太のチーム経営
スポンサー、支援者、チームにとって投資し甲斐のある大会品質へ
選手のやりがいを高め、青少年に夢を与え、人材供給に正のスパイラル創出

3. Qualityの追求
開催地の負担減、審判の負担減により、チーム、開催地、審判にとって持続可能な仕組みを構築

4. 大会運営の合理化
映像コンテンツをアジアへ向け発信し、新たなスポンサーメリット創出


↓Vリーグの現行の「ビジョン」(クリックして拡大)

Vリーグ.jpg 


ここまでの資料構成で「何かが変わる!」と期待する人、どれだけいるんだろうか。

そんな不安にお構いなく、資料は「スーパーリーグのチーム要件」などとむりむりと゛仕様”の話に突き進んでいくわけですよ。前提はすっ飛ばしてこの辺ばっかり話し合ってたんだろうなというのが透けて見えるツッコミどころ満載な仕様の数々なのですが(選手は「プロ化推奨」で監督は「プロであることが条件」、外国人枠は1+アジア国籍枠+前後半で入れ替え可能、など)、もうくたびれたのでこの辺でやめます。

ただ最後に、前提条件がぐだぐだな改革は、行き詰って内紛が起きて破たんするか、ぐだぐだが拡大して収拾つかなくなって責任者がとんずらするか、一部の真面目で優秀なスタッフが過剰な負担と自己犠牲を強いられて去っていくか、骨抜きになって看板のかけ替えだけで終わるか、どう転んでもいい結果は得られません(断言)。

思い出しましょう。「もとこともこの乱」は結局、行き詰って内紛が起きて破たんしたのでしたね。

企業スポーツから脱却してプロ化していこうという方向性自体は正しいと思うので、今回の資料をタタキにまずは議論をしっかり煮詰め、誰が見ても「なるほど、だからスーパーリーグを作るんだな」と納得できるレベルにまで精査してほしいと思います。ポリシーとかストラテジーとかビジョンとか、生煮えのカタカナ使わなくていいから(腹こわすぞ)。

関連記事:
Bリーグのマーケティングがとても上手だった件


nice!(0)  コメント(19)  トラックバック(1) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。