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グラチャン女子:アメリカ戦、前日と同じ展開だったところが興味深い [バレーボール]

ここ3試合、けっこう楽しいグラチャン女子のアメリカ戦は2-3で競り負け。前日のブラジル戦とほとんど同じ展開で、つまりそれだけうまくいってるところと課題がはっきりしてるんだろうなと思って見ています。


このチームのいいところは試合中の状況判断と自主性の高さですね。たぶん、組織力で対抗する場面と個人技でしのぐ場面の共通認識がきちんとできてるんだと思います。ロンドン組の雰囲気と似てるかも。

“スター”や“エース”は存在せず(←必要ない)、特定のプレーをまわりに依存する選手、スタンドプレーをする選手、サボる選手がいない(←若干気になるけど)ところが、過去10年の全日本女子と違うところでしょうか。オールラウンド型を集めるとこんな感じになるのか、となかなか興味深いチームですね。

とは言え、このメンバーで3大大会を勝っていけるほど甘くはない気がするな、とも思った本日の試合でした。そんなわけでローテはこちら。

冨永       奥村      石井

内瀬戸      荒木      新鍋       L小幡/井上
-----------------------------------------------
ヒル       ドルーズ   ギブマイヤー(MB)

ディクソン(MB) ロイド(S) ラーソン      Lコートニー


ヒル・・・キライ監督のスキな選手だそうですが、相変わらずメンタル鬼弱いっすねー。タイムアウトやチャレンジで間が空いた後のサーブをミスりまくるし、190cm超級なのに新鍋のブロックから逃げようとしてアウトにするし。アメリカだったらもっといい選手がいくらでもいそうだけど・・・と見るたびに思ってしまいます。

それはさておき。
直接的な敗因はとてもわかりやすくて、第5セットで極端にサーブが弱くなったからですね。1発目でヒルをシャットアウトし、2発目で内瀬戸がブロックアウトを決め、ブラジル戦と同じく今日も走れる!と思ったからなのか、そこから最後まで弱いサーブが甘いコースに入ってたと思います。

このチームの強みは、サーブで少しでも乱して相手に気持ちよく打たせなければ、ワンタッチからつないで得点まで持っていけるところかなと。弱サーブで相手を万全な態勢にしてしまうと、いわゆる“高さとパワー”の勝負になってなんとか返球できれば御の字、みたいな展開が続いてしまいます。これ、リオ組が陥ったワナです。

前日のブラジル戦は冨永の2連続サービスエース(含むダイレクト)だったからほかの選手たちも強いサーブで攻め続けられたのかもですが、アメリカ戦ではみなさん別人のようにおしとやかなサーブをコート真ん中に打ってしまって。中田監督はこういうときこそビシッと蹴り・・・じゃなくて、シメるべきだったのでは?と思いました。言ってたのかもしれないけど。

間接的な敗因としては、(アメリカ戦に限らずですが)冨永/新鍋 ⇒ 佐藤/堀川の2枚替えが機能していないところかなと。ロシア戦では4本打って2本決定、アメリカ戦では4本打って決定ゼロでした・・・というデータ的なことではなく、2枚替えをすることで全員の守備の位置取りがあやふやになってしまい、その結果、ここぞ!という場面で堀川を使えずに前衛レフトに依存するという本末転倒なことが起きてました。準備する時間が足りなかったのか?

準備不足だとしても、それだけでなく気になるのは、そもそも佐藤/堀川って2枚替え向きなんだっけ?という。

全日本女子は“伝統的”に2枚替え戦術を使わない傾向にあって、その殻を破ったのが真鍋さんでした。中道を緊急招集し、中道/狩野を2枚替え要員で固定して成功。ロンドン銅メダルにつながるカギになったわけですが、そこには大前提として、竹下が前衛の時の低さをなんとかせねば!という当時の日本特有の動機があったわけですね。

なので、「中道は生真面目で、狩野はメンタルが弱く、2枚替えが失敗したら必要以上に自らを責めてしまう」というややこしい2人をがまんして使い続けた、と『女性マネジメント:最大限に女性の能力を引き出す技術』(真鍋さん著、扶桑社)というセクハラもしくは女性蔑視としか思えないようなトンデモないタイトルの本に書かれてました。まさか売れてないですよね?せめて諸外国にばれてないことを祈ります。

えーっと、なんの話でしたっけ?
そうだ、2枚替え。今のチームのシステムだと、2枚替えをしないといけない理由は攻撃枚数を増やすためという一般的なもの。要は新鍋がバックアタックを打たないからですよね。絶対的な高さの問題ではないので、攻撃枚数が増えることと2枚替えでドタバタすることのメリット/デメリットを比較検討できるわけで、少なくとも現段階ではデメリットのほうが大きいのでは?と思ったのでした。

中田監督が掲げてる方針って、いい意味でけっこうこれまでの経緯をふまえてる気がします。セッターの大型化オールラウンド型を集めたチーム編成ポジションの融通性など。真鍋さんの前の柳本さんの前の葛和さんからずっと同じことが提唱され、この20年、できたりできなかったり。

それを中田監督が改めて目指そうとしているいま、2枚替え戦術をどんなふうに位置づけているのか、グラチャンを見る限りでは理解する手がかりがありません。堀川のように何でもできて上背もあって左利き、世が世なら大林素子でしょ、という選手の代表試合の思い出が「2枚替えで結果出せなかったなー」でいいのか?という。この辺りが来季の課題になりそうです。

最後に。第3セットが終わった時点でキライ監督がかけた言葉「レシーブをしっかり!サイドの幅を使って!パワフルに打ち切れ!」(←こんな言い回じゃなかったけど)がコートサイドからレポートされてましたね。言ってること日本と同じなんやなーって、ほほえましかったです。

ちなみに、キライ監督もロイド主将も日本開催の大会での日本戦ってファンがいっぱい入ってがんがん盛り上げてくれるからやばい!テンション鬼上げ!」って喜んでおられました。めでたし。

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YM

はい、アメリカ戦も面白い、良い試合でしたね。

内瀬戸(171cm)、鍋谷(173cm)がサイドで通用するのはデータが少なくて本気を出していない今年だけ。 中田監督は今は各選手に工夫と自信を持たせることを優先していると思うので、今日のように内瀬戸がつかまってもすぐに替えることはしませんが、これが世界バレーとかオリンピックだったりするとそんな余裕かましたりできませんから、いくら巧くってもスタメンで使うのはrioさんがおっしゃる通りいささか無理があるかな、と。
あ、新鍋WSはちょっとどうかなあ。 速い攻撃が得意で今のポジションに収まっていますが、オープントスや2段トス打てますか。173cmでっせ。
古賀に関しては、私も出てきた時から評判ほどには上手な選手とは思っていませんでした。 守備もそこそこ止まりのようですし。

大山、栗原、荒木、木村に狩野と続き、全日本女子も大型化してきたなあと思っていたのですが、そこからがぱったりでした。orz
185cm位ある選手はいないのでしょうか。
何かの試合で、国際戦に出場した180cm台のサイドの大学生がいたと記憶しているのですが・・・・

宮下は怪我だそうですね。 ホントかなあ? 
ま、今は我慢と勉強の時ですね。
セットアップ    : 富永>宮下
守備&カバー力 : 富永<宮下
と思うので、お互いの良いところを吸収し合って固定メンバーになってほしいです。

そして今日もピンサの疑問がありました。
荒木→石井はバックアタック要員であったとして理解できますが、奥村→島村って意味あります? どちらもセンターなので守備力はいまひとつですし、島村のサーブって今日走ってましたっけ?

ロシアには負けましたけど善戦したと思います。
韓国以外にはボロ負けすると思っていましたから、グラチャンがこんなに面白くなるとは想定外でした。 
明日も楽しみです。

by YM (2017-09-10 02:21) 

赤原

気づけば10年以上前から細々とバレー観戦とブログ愛読者となっています(ビックリ

中田監督になってから、なかなかおもしろいチームになってますねぇ。
私は北京まで特に女子バレーの熱狂的なファンでしたので、その頃の印象が強くて、格下に3-0勝利、格上には0-3で敗北いう決まり切ったパターンの試合ばかりで世界戦5位キープ+その後rioさんの毒舌炸裂、が大好きであったのですが(笑)

今の日本チームってロシアだろうが、ブラジルアメリカどのチームとも互角というか、勝利する可能性を全然持っているのが楽しいですね。北京までだとどうせ0-3負けでしょ?と思って見ていましたから。笑
明日の中国もきっといい戦いが観れるのではない、というワクワク感もあります。

しかし、今回のメンバーって本当にスターがいないので、なぜ強いのかいい意味でほとほと謎です。北京前の栗原木村荒木佐野とスター揃いだったのに比べると、この強さはどこから来るのか。明日も楽しみです。
ところで実況席解説のポジションもなかなか熾烈ですね笑
やっぱり大林さんは長年解説してるだけ上手いですね。というか、解説ポジションを守り抜くための危機感さえ感じる!?
by 赤原 (2017-09-10 02:26) 

rio

>YMさん、まさに「気になる」選手が新鍋です・・・。

彼女はたしかにうまい。抜群にうまい上に中田久美的なめんどくさい性格の選手なんですよね。なのですでに、新鍋ができないこと/しないことについて触れてはいけないような雰囲気が漂い始めているのではないかと。

オープンや2段はふつうに打てる選手なのでそこは心配ないと思うのですが、うまい選手あるあるがいろいろあてはまるかなと。例えば、
- あきらめ(見切りとも言う)が早い
- 自分がミスしたときに「黙れ」オーラを出す
- 気分が乗らないときはトスを呼ばない
- チームの決まりごとを自分流に解釈する
など。

これ、早めに対処しておかないと、深刻化(=高橋みゆき化)したら大変です。日テレの実況がアホの一つ覚えみたいに「中田さんが監督になったから全日本に戻ってきた」と新鍋発言を紹介してますが、文字通りの発言だとしたら、え?何様?と思われても仕方ない。

そういう選手が銅メダリストでベテランでチームの要だったとき、試合運びが彼女の気分に左右されることは容易に想像できます。さてさて、中田監督は代表チームでの新鍋をつかいこなせるでしょうか。

セッターは早めに固定したほうがよいので、冨永が今の段階でこれだけできるのであれば、もう正セッターでいいんじゃないですかね。守備力は宮下が上かもしれませんが、冨永も今大会ではディグ暫定4位でしたっけ?守備力があるセッターなので問題ないかと。

セッターは何よりもセットアップ力が重要ですし、冨永は可能な限りジャンプトスして白帯の上でボールを取って、タメを作ってブロックを引き付けてからトスしてますよね。さらに、乱れて低い返球になったときもできる限りしゃがみこんでオーバーで上げてます。

一方、宮下はジャンプトスをサボってスタンディングで左右にふる場面が非常に目立ちますし、オーバーで上げられるパスでも安直にアンダーにしていた場面も多かったと思います。しかもアタッカーに依存する癖があるという。

宮下がグラチャンを見ているとして(見てるのか?)、正セッターの座は絶対私のものだ!ぐらいの歯ぎしりをしていれば別ですが・・・どうなんでしょうね。
by rio (2017-09-10 03:17) 

rio

>赤原さん、10年以上!始めたばかりのころからですね・・・そんなになるんですねえ・・・ありがとうございます。あの頃はもう口を開けば文句がぼろぼろこぼれる大惨事でしっちゃかめっちゃかでした(^^;

北京前と言えば、栗原木村荒木佐野もさることながら、絶対的スターで不動(←守備時)の大エースの高橋みゆきさんが三段腹をゆらして君臨しておりましたですから。

「テン・シンと心中」とまで豪語した柳本さんが北京五輪の第3セットの苦しい場面でまさかの高橋をさげて狩野姉を入れたこと、私は執念深く覚えてます・・・このおっさん信用ならんな、という意味で。

私はスターやエースは必要ないと思ってるんですね。北京男子で優勝したマッカーチョン監督の考えに賛同してます。

女子で言うと、常に上位をキープしている中国がスター/エース不要派ですね。中国は五輪単位でスパッとチームを変えます。ヒョウ・コンですら北京で代表引退。まだ30歳でした。

一方、イタリア女子が低迷しているのは大スターになってしまったロビアンコを切れなかったことが一因でしょう。監督ですらロビアンコの顔色をうかがう始末。こうなってしまったら終わりです。ちなみにヒョウ・コンと同世代。

ところで解説席・・・もうワヤですな。昔は解説席の諸先輩に気をつかってコートサイドで控えめだったモトコさんが、いまや最高齢・・・じゃなくて最年長になってしまった(川合は無視)せいか、ラ行の滑舌が明らかに劣化してるにもかかわらずしゃべりすぎですよね。

で、番組としては竹下をメインに据えたいのでしょうが、“奥様は杉山”が竹下にかぶせてしゃべってくるという地獄絵図。まあ、竹下は7割方意味のない音を出しているだけなので、解説っぽいことを言いたい杉山にとってはまどろこしいのかもしれませんが。

ただ、収穫もありました!今大会もずっと「ユウコウテキ」という謎語を使い続けていた竹下が、アメリカ戦ではついに「効果的」と正しく言えたのです!よくお勉強した!えらい!

「有効的」という誤用はもう一発変換で出るほど浸透してしまってるようですが、ユウコウテキと言えば「友好的」の意味ですね。竹下はクリアできたのであとは吉原だな。
by rio (2017-09-10 04:10) 

恭介

更新楽しみにしておりました!!
女子、意外と見当しているのではないでしょうか。対戦カード見た時一勝も出来ないのではないかと心配しました(男子も同様)。
ブラジル戦アメリカ戦、荒木がカミってましたね。コミットで即効へ飛んでしまい、それでもサイドへのヘルプに二度飛び、ワンタッチを取る。彼女、こんなに上手でしたっけ?若い時は同じくどんくさい奴とか散々嘆いていたのに。今の岩坂にそれが出来るとは思えない。奥山はアジア選手権主要で使われていまて新鮮な期待を持っていたのですが、イマイチ、チームの中での決まり事や守備位置があやふやで怪しい動きをしていますね。消去法で島村なのか。。。。彼女のブロードはアンテナギリギリの深さがあって好きですけどね。
WS、古賀が戻っても改善されないと思いますが、決定力のなさ攻撃力のなさが敗因でしょうが、そもそも守備力重視で選んだチームなので、そこは目を瞑るしかないのか。
非常に残念だったのが石井が全然五輪時と変わっていない事ですね。テレビ向けのデモストレーション流れてましたけど、アナタそのままじゃ代表あぶないよってゆうね。
ブラジル戦同様第5セット新鍋バテまくってましたね。サボリ癖が垣間見えてしまいました。まぁそれだけ運動量が多く負担も大きいから仕方ないけれど、新鍋の交代要員が堀川か......。
リベロ2人は奮闘していますね。何で五輪佐藤ありさだったのでしょうか.....あれほどヘタクソな(主にサーブレシーブ)リベロも歴代珍しい。
セッターは富永固定でよろしいかと。
宮下??ケガなの?彼女は中田組には入れないでしょうね。「自分で考える」という事が極端にヘタな選手だと思います。自分でゲームを作ろう、アタッカーを引き出してやろうという気概が極端に低い選手ですね。もうアタッカーに転向したら??みたいなくらい思ってしまいます。

韓国はヨンギョンヒジンが不在だったので完璧手抜きチームでしたので、次回フルメンバーで対戦した時には勝てるのかはわからないですね。
取りあえず、ノルマの一勝は達成しているのでヨシとします!(エラソウ)

そうそう問題は男子ですよ。
テレビや雑誌に石川露出しまくりですが、肝心のバレーは大丈夫なの?
柳田が芸能事務所へ所属しちゃったもんだからJVAにコキ使われていますが。
また選手の中に高橋健太郎という何の実績もない人物がA代表に紛れていますね。ユニバーシアードの大会を見ていましたが、お気に入り高野君頑張っていましたよ。今村も大竹よりよっぽど使えそうですけど。
なんで高橋だけいきなりA代表なんでしょうか。アンダーのカテゴリーで結果出してから呼べよって。始まる前から不満爆発です。
by 恭介 (2017-09-10 08:52) 

未経験素人です

バレ-学会事件のときから寄らせていただいてますただの素人です
ひとつお教えねがいたいのでが
・・・(冨永は)タメを作ってブロックを引き付けてからトスしてますよ

とのことですが、このタメについてです
久光中大路のトスも直前、間が空きます
中田現役のときのものや古藤のそれはパーンと直ちに
中大路はパ・・・パ-ン、うまく表現できないのですが
新鍋や石井のレフトがジャンプ体勢が落ち始めてあわなかった事例が多々あったのはこの間のせいではないかと思っていました
このタメと中大路のそれとは異質なのかも含めてご教示いただければ幸いです、もちろんあんたのカン違いというご回答でも結構です
それと、タメでブロックを引き付けられるのかについてもご教示いただれば幸いです
セットアップの時間的ロスはブロックをかわす敵と
高速バレ-でさんざん言われてるのでどうしてもスト-んときません
by 未経験素人です (2017-09-10 11:41) 

rio

>恭介さん、前回はコメントに長らく返信できずすみませんでした!お久しぶりでございます。

荒木はいま立っているところから過去を振り返ると、努力の才能と適応力にあふれた選手と言えそうですね。

どんくさいかどんくさくないかで言えば、正直、今でもどんくさいです。相変わらずブロックではじいたボールを見失ってますし、
相手へのチャンスボールを馬鹿力でコート外に出してましたし。でもまあ、それも含めて荒木ですから(笑)

岩坂も努力家のようなのでいずれ伸びてくるとは思っているのですが、問題は楽天的かどうか、ですね。

代表で荒木と同室だった栗原いわく、荒木は勝っても負けてもベッドに入ったら3分後には寝てたそうです。のび太か!一方、栗原は深夜1時、2時まで寝つけないことがしょっちゅうだったとか。

その結果、荒木は頑丈さを維持して五輪でも活躍し、結婚・出産を経て東京五輪も目指すという。栗原は毎年のように大けがして代表からフェイドアウトしていくという。

なので、岩坂にはぜひ荒木の楽天的なところを見習ってほしいです・・・って、そんなの見習えるものなのかどうかわかりませんが、落ち込んだってなにも始まらないわけで。

石井は何が壁なんでしょうね?Vリーグを観ていても国際試合を観ていてもいまいちよくわかりませんが、何か壁を越えられていないことは感じます。ロシア戦でも、最初はいい感じだったのにちょっとマークされるともうへにゃにゃ・・・となって。

新鍋/内瀬戸は、試合とスタッツを見比べると内瀬戸のほうが運動量は多そうです。内瀬戸は交代があるから休めてるのかもしれませんが。

新鍋がバテてるとしたら、それは新鍋の問題ではなくてチームマネジメントの問題だと思うので、新鍋に負荷が偏らない編成をすべきですよね。堀川に先発させるとか。

男子は相変わらず「背の順枠」があるから情けないですね。全員が代表レベルだから背の順で選ぶ、ならまだわかりますが。実質、センターは出来田と李で組むしかないと思いますが、そうはならないんでしょうね。

男子はそれ以前に、ガイチにドン引きなので純粋な気持ちで見られないかもしれません・・・(悲)
by rio (2017-09-10 14:48) 

rio

>未経験素人ですさん、シロウトの私にどこまで説明できるかどうか・・・。

中大路のトスは会場で見たぐらいしかなく、手元に録画もないので記憶と印象でしかないのですが、彼女の”間”はタメというよりも、トスを勢いよく飛ばすための”力み”なのでは?という気がしています。

そもそもタメってなんなの?ということなんですが、人によって定義や解釈が違うんでしょうね。

私がタメという言葉を使うときは「セットの瞬間のニュートラルな姿勢を保持する時間」をイメージしています。それが学問的に正しいかどうかはわかりませんが、私はずっとそう思ってきたのですね。

で、ニュートラルな姿勢を保持する時間を作ることでブロックを引きつけ、コミットブロックに対しては跳ぶタイミングをずらすことが期待でき、リードブロックに対しては動き出しを遅らせることが期待できると思っています。また、リードのふりしてゲスで走り出してしまうブロッカーにはとても有効だと思います。

ちなみに、「ブロックをひきつける」という言い回しは、「ブロッカーに判断を強いる」という意味で使っています。

高速バレーの研究についてはよく知りませんが、どれだけ高速でも常に同じ動作・一定の速さであれば、人間の脳はいずれ慣れてきて反応を習慣化していきますよね。つまり、判断しなくても対応できるようになっていきます。その状況を前提とすると、タメは時間的ロスという発想になるかもしれません。

ただその場合、勝敗をわける要素が身体サイズと身体能力の差に集約されてしまう懸念があります。スポーツで数値化できる現象だけを突き詰めたとき、この結論にいたるのはある意味当然なんですが、はたしてそれは実態に即しているのかな?と。

例えば、相手に判断を強いることができれば、それがプレッシャーとなり、隙がうまれますよね。誰しも間違えることはありますし、間違えれば動揺しますから。あるいは、正しい判断だったのに結果がイメージ通りでなかった場合も動揺します。

そうやって相手の脳を疲れさせることで試合の主導権を握ることを私は「駆け引き」と呼んでいて、タメを作ることは駆け引き、ひいてはゲームメイキングに欠かせない重要な要素だと思ってるのですよ。

などなど考えたときに、最初に頭に浮かぶのはやはり、中国女子代表セッターだったヒョウ・コンですね。白帯のはるか上の位置でボールを取って、ニュートラルな姿勢を保持してから自在に飛ばす。そりゃ金メダルとるよな、っていう。

こんなところでお答えになったでしょうか。
by rio (2017-09-10 15:27) 

未経験素人です

ご回答有難うございます
中大路に対してぴたりでした
駆け引きという深いお話し有難うございます
いつも、私には見抜けぬ視点でのお話しこれからもよろしくお願いします
(前回の島村の動きについての指摘、実はあれも飲み込めていませんwwwなにが悪かったのか意味してるところが)
by 未経験素人です (2017-09-10 17:05) 

デイちゃん

更新ありがとうございます!!
いつもながらの冷静で的確な分析、とても楽しく読ませてもらいました。

新鍋はちょっと気になりますね。
時折、ぎょっとするような、とんでもないミスがありますね。

ここが勝負所・・で出る、ネットまで届かないサーブ。
前に落とそうとしたのかもしれないけど・・・恥ずかしいでしょ。
でも、チームメイトは、そこで笑ったり怒ったりしちゃいけないんですよ。

サーブが新鍋の方に来たんだけど、すっと取るのをやめて、で小幡が「え?私??」と、あわてて取ろうとしたけどミス。
「あなたが悪いのよ」みたいな表情の新鍋。うーんと・・あなたは一応レシーバー枠で入ってるんだから、レセプションを中心的にとってもらわないと・・・いる意味ないんだけど・・的なね。

ダイレクトで返ってきたボールを新鍋がアンダーでパス、セッターがジャンプトスできるようにネット近めに出したら、ネットを越えてしまい、ダイレクトで押し込まれちゃった。
え・・かなり勝負どころの大事なポイントなのに、パスミス?
でも当然誰もつっこまない、つっこめない。新鍋も謝らない。

まあ、職人肌と言われりゃそうなのかもしれないけど、チームプレイなんだし、ベテランなんだから、「献身」という言葉の意味を知った方がいいんじゃ・・。
そうじゃないと、高橋みゆきさんみたいになっちゃうよ。
もうなってる?
でも高橋さんよりはスキルがあるし、太ってないとは思いますが。(笑)

でも、高いブロックをかいくぐって、ラインいっぱいにスパイクを決めたりとか、ブロックアウトをとったりとか、ノーブロックの強打を正確にレシーブ上げたりとか、「さすがだな」「これは他の選手にはできないな」って場面も多々ありますね。
で、前はサーブが苦手だったのが、こつをつかんだのか、かなりポイントしてた。そこは努力してるんだな・・と。さすが職人。

新鍋がいつまでバレーを続けるのかはわかりませんが、東京までいるんでしょうかね。
チームのためには、性格的には、内瀬戸の方がいいのかな?と思いました。
by デイちゃん (2017-09-11 02:08) 

rio

>未経験素人ですさん、ありがとうございます。島村については・・・地引網のくだりでしょうか(^^;

あれは島村にダメ出しをしたつもりはなく、彼女の移動攻撃はいいのですが、完全に見切られてブロックとレシーブで囲い込まれているのにそこに上げるしかなく、わざわざ網の中に打たされてる感じだなと思った、という意味でした。わかりにくくてすみませんm(_ _)m
by rio (2017-09-12 00:31) 

rio

>デイちゃんさん、ありがとうございます。新鍋・・・一瞬だけ、ほんの一瞬だけ高橋みゆきに見えた瞬間がありました。

たぶん、中田監督が新鍋に依存してしまってるんでしょうね。彼女は郎平さんを意識しているようですが、器も違うし、学力も違うし、努力の方向性も違っている気がしてなりません。

それにしても、新鍋のあのミスはないですよね。それでやっとエンジンかかって最終盤にサービスエースで帳消し、だったからよかったものの、セットを落としてたらチーム全体のトラウマになるところでした。

同じ銅メダリストでも、荒木と新鍋が一緒にコートに立ってたら雰囲気のちがいが歴然ですね。荒木は自分とチームが東京五輪で結果を出すために積極的にがんばっている。新鍋はよく言えばみんなのフォロー、悪く言えばやらされてる/やってあげてる感。どうなることやら・・・
by rio (2017-09-12 00:38) 

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