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Vリーグ男子:堺vs東レをそれでもみてしまった件。 [バレーボール]

言わんこっちゃない。堺は東レにもスト負けで1レグ、2勝5敗。最大の敗因は伊藤の凡ミス連発(サーブやサーブレシーブ含む)とウォレスのやる気メーターがついにゼロになってしまったことですね。真保監督は試合後のコメント「復調の兆しが見えている」と言ってますが、立場上、そう言うしかないんでしょう。どうひいき目に見たって復調どころか悪化してますよ。

開幕のJT戦で目をぎらぎらさせてやる気を見せ、チームメイトの怠慢プレーを熱く叱っていたウォレスが、この試合では怠慢プレーを連発。ラリー中に開かずに上がってきたトスをチャンスボールで返したり、ブロックのタイミングがまったく合ってなかったり。いいトスは拾われ、悪いトスはアウトにし、サーブは入らず、守備は消極的。やっちまいましたね、堺。優秀な外国人を腐らせてしまいました。そのうちどこか故障したことになって戦線離脱してしまうのでは……と心配です。

堺の1レグ終了時点での成績、ブロック決定本数1位。ちょっと意外ですが、石島・出来田・ウォレスが並ぶローテが強いのかな。ただ、ブロックシステムはほぼ崩壊していて、ブロック能力の高い上記3人+松本が個人技で稼いでるんですね。

なので、サイドの基準やコミットとリードの切り替えはばらばら。トスを振られるとヘルプに行くことを諦めたり、ラリーが続くとブロックに跳ばなかったり。その結果、東レ戦では何度もノーブロックで打たれる場面がありました。

で、そのほかの項目では、アタック決定率8位サーブ効果率7位サーブレシーブ成功率8位サーブ得点8位。サーブ失点も8位なので、ひたすら入れとけサーブを打っていることが数字に出ています。FC東京の定位置を堺が奪っているの図。どう考えても入れ替え戦への直行便でしょう。

印東監督時代、チーム成績がこんな悲惨な状態になったことは1度もありませんでした。むしろ、ほとんどの項目が常に上位でした。

ちなみに、堺のなかでサーブ効果率最上位は全体15位の出来田です。出来田と言えば前季、サーブが全然入らずに1億3000万人の出来田ファンを悲しませていたことは記憶に新しいところ。ですが、現在は高い打点から直線的に狙うジャンピングフローターをものにしていて、オフの間にきちんと練習したことがうかがえます。その出来田のサーブ時に内藤をピンサで出す真保監督。何がしたいんだろう。

今日のDAZNの解説席は元東レでJVAのお偉いさんの梅北さん。辛口だけどほめるところはほめる。各選手やチームの特徴もきちんと把握していて、説明は端的かつ的確。実況に無茶ぶりされても、説明できないことは「私には説明できません」とはっきり言う。正しい解説者ですね。

その梅北さん、第1セット序盤で東レが走った場面で実況から「東レのどういうところがいいですか?」と振られ、「東レは何もやってない。堺が間延びしてるだけ」とばっさり。この試合、総括するとこの一言に尽きますね。

さらに梅北語録(の要旨、順不同)
「最もよくないブロッカーは跳ばないブロッカー」←石島が跳ばなかった場面
「ブロックされたら、それはアタッカーのミス。1枚ブロックでシャットアウトされるようなチームは負ける」
「フルセットで負けるということは、勝ち切れるだけの力がないチームだということ」
「前から星野選手はサーブが入らないね」
「今のはパスのミス。塞翁が馬というか」←李のぶれたパスに藤井が走り込み、李にCクイックを打たせた場面
「今のはプロとしてお客さんに見てもらうようなプレーではない」←堺の怠慢プレー連発のラリー
「この場面でやってしまうとは……」←藤井が必然性のないツーアタックを打ってブロックされた場面
「練習ではやっててもなかなか実戦ではできないんですよ。だから決まったらこれだけ喜ぶんです」←東レがラリー中の難しいボールをニコラに託し、ニコラがそれをチャンスボールにせず打ち切って決めた場面

↑解説席に座る人はこういうことをもっと指摘するべきだと思うのですよ。よくないことはよくない、怠慢は怠慢、偶然の=再現性のない好プレーをもてはやすのではなく、練習の成果を発揮した=再現性のある好プレーをほめる、などなど。指摘とほめるところのバランスを取りつつ、ノイズ化しないように落ち着いた語り口を保つ。DAZNの解説が全部そうなればいいんだけど。

そしてそれが、選手やスタッフの耳にも届けばいいんだけど。


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るーにー

初めまして。いつもブログ楽しみに読んでます!ブログを知ったきっかけがツイッターでのリンクなんですが、リンクだけ一人歩きしててrioさんのツイッターが分からないんですがツイッターはやってますか?やってたらおしてていただきたいです!
by るーにー (2016-11-21 11:16) 

M.H

 今晩ミ。
 贔屓の『JT&東レ』サヱ出足が今一デスが、未だVも序の口
デショぅ・・・何処が、如何のコウの言うヨリ、試合毎を愉シ
ム時期かと・・・(笑)。
by M.H (2016-11-21 16:16) 

rio

>るーにーさん、コメントありがとうございます。リンクだけが一人歩きって・・・怖いです(^^; ツイッターは@rio_japanです。たまーにつぶやいてます。
by rio (2016-11-22 01:30) 

rio

>M.Hさん、いえいえ、もはや3分の1終わりましたですよ。前季は開幕からサントリーがずっこけてずるずる連敗し、浮上できないまま入れ替え戦までいきました。

堺の努力の方向性が正しくてあと少しの歯車なら期待がもてますが、タイムアウト中にお互い目も合わせないようではねえ・・・
by rio (2016-11-22 01:45) 

M.H

 あ。ソウ言う見方も有りカ?

 私は、先んじて(?)『2020大会』目標に、据えてるモノで
「Vリーグ」もソコへの準備作業の1ヶだと謂う心算ダッタの
デスが・・・・・・苦(笑)。
by M.H (2016-11-22 15:11) 

るーにー

コメ返ありがとうございます!やっと長年の謎が解けて嬉しいです!笑
私の言い方悪かったですね…皆さんも共感してるからリンク貼ってると思います!フォローさせていただきます。これからも更新楽しみにしてますので宜しくお願いいたします!
by るーにー (2016-11-22 19:39) 

小幡大好き

堺は、印東監督が二年で退任したのが惜しまれますね。今シーズンは、女子の方が熱いので女子ばかりみると思います! rioさん、女子に対する辛口コメントもお願いします。でも、小幡に関しては甘口でお願いします(笑)。
by 小幡大好き (2016-11-22 21:00) 

rio

>M.Hさん、北京後の4年間、ロンドン後の4年間を無駄にして、リオ後の4年間のスタートを切る前に内定監督が横転。いつになったら準備作業に入れるのか・・・って感じですね。
by rio (2016-11-23 20:25) 

rio

>るーにーさん、探していただいているなど露知らず失礼しました!ブログのプロフィールのところにアカウントを書いておきました。これからもよろしくお願いいたします!
by rio (2016-11-23 20:28) 

rio

> 小幡大好きさん、女子も観たいのですがなかなか・・・毎週土日にほぼ4試合ずつありますからねー。ただ、女子のほうが熱いというのは賛成です。男子は故障者が出ない限りパナの決勝進出は堅いと思われ、むしろ入れ替え戦枠の戦いが熱くなりそうな気配です・・・。
by rio (2016-11-23 20:33) 

恭介

見逃し配信で堺戦観戦しました。なんですかね、あのウォレスのやる気のなさ。ビックリしました、ほんと。全然助走に入らず、守備もテキトー。やる気がなくなったからといって給料もらってプレーしているわけで。思いっきり失望しました。一流のアスリートとはどんな腐った環境でも全力でプレーするものだと思っていましたから今すぐ更迭でいいです、契約解除。チームにそんな外人いりません。代わりに松岡君を出してほしいです。高野君は石島の後釜枠ですか。ほんと常々繰り返しますが石島は勿体ない・・・・。ベテランMBとしての全日本石島、見てみたかったです.....。相変わらず伊藤キャプテンが足を引っ張りまくって、それでもちぢきよりマシって所なんでしょうかね?
八子といいちじきといいこの世代ガラスすぎますね。手塚や古田も、もう一味足りないカンジですし、ほんと中堅の人材不足ですよね。
....このままパナが独走で、監督人事が迷走を続けたら、また清水深津福澤永野が代表に選出される可能性が高まるわけで....。ゾっとします。清水を不動のOPにしたから他の選出がおかしくなったわけで。堺の部長がこのまま監督になることはまずないので、さて次の人事は誰でしょうか。JTも金子君を育てるより先にるぶりっちーを育てなければならずで、2020年なんてあっという間ですよ。また準備不足でしょうか.....

あと解説に熊田がまた呼ばれていました。合成戦、喚いていて雑音でした。そうなると、枩田もまたやってくる可能性があるわけで.....抗議する術を知りたいです。
by 恭介 (2016-11-23 21:05) 

カワカワ

再度、堺の試合を取り上げていただいてありがとうございます。

東レのホームの大応援と梅北解説に耳を塞ぎたくなってしまった試合でした。解説、いちいちごもっともです。辛すぎる。
そして堺のタイムアウト中のゾッとするような暗さ。誰も檄を飛ばさないのか?

コート内の伊藤が緊張しきった表情を見せる中。その後ろのリザーブで笑顔で話しをしている控え選手の姿がDAZN に映っていて、とても気になりました。
もう負けようが勝とうがどうでもいいとすら思っているのかもしれない。私の気のせいならいいんですが。

決めても無表情のウオレス。スタッツを見るとこの試合31%の決定率。(他のサイドは40%以上。)でもバックアタックは彼しかあげられてません。(つまり他は前衛からしか攻撃してなかった訳で。)無理くりのトスが上がるウオレスの負担は半端無く、しかも打って当然のトスも打たない選手がいてはそりゃ腐るでしょう。なんで俺ばっか?って。ウオレスを責めることなんてできません。よく今までこんな最悪のチーム状況に付き合ってくれたとさえ思います。
by カワカワ (2016-11-24 01:06) 

みゆ

ブレイザーズファン歴5年です。
今年はどうして千々木さんやゴッツさんのバックアタックがなくなってしまったのかわかりますか?
サーブももっと強く打ってほしいのに緩くて相手が崩れてくれないのを見ていてもどかしいです。
新監督は龍神日本の人ですよね。
24点目でピンサとか、もしかしてあまり監督経験がないのかなあ?
なんて思います。
このブログでブレイザーズのことを勉強させてもらえていますけど
昨シーズンまでのような戦術解説がなくなってしまってさみしいです。

by みゆ (2016-11-25 17:05) 

rio

>恭介さん、怒り心頭ですね(^^; 思春期の部活じゃないんだから気に食わないことがあってもやれよ、と。まったく同感です。

ただ、ウォレス、絶望的に孤立してるんじゃないかと心配にもなりますね。競技中にあんな放心状態というか能面というか、無表情になるブラジル人、みたことないです。

あの通訳でほんとに意思疎通できてるのか疑問ですし、そもそもチーム自体が目も合わせない、口もきかない。そんな中で1人だけ日本語がわからず、チームは5連敗。地獄ですよね。。。

伊藤・千々木のニコイチ問題は、バラ売りしてみてどっちも売れなかったせいで余計に、やっぱりニコイチしかないのか・・・という絶望感が漂います。千々木の後衛3ローテでむだに交代枠を消費するしかないんでしょうね。

千々木、伊藤、八子、古田、手塚、高松、白岩、星野・・・なんでしょう、この帯に短し感。千々木なんて、身体能力や上背から言って日本を背負えるはずの人材なのに。

石島もそうですけど、そして自戒も込めてですけど、心を鍛えるのって難しいですね。。。

DAZNの実況・解説の件、さすがに早い段階でDAZNに意見を送りましたですよ。特に、男子解説の熊田・宮崎、女子の矢田部アナはひどいと。聞くに堪えないと。ないほうがマシと。

矢田部アナなんて「強い!」「ライト!」「さあどうする!」って、中学校の放送部でももうちょっとまともなこと言うぞ、っていうレベルでしたから。

宮崎は「野球でも打率3割だとすごいんだから、バレーもアタック決定率3割あればすごいことだと思います」って、1レグの期間中ずっと繰り返してますからね。もう何から訂正してあげればいいのか・・・って感じです。

そういう声が多かったのか、宮崎・矢田部は1ミリほどマシになりました。熊田はダメですね。DAZNユーザーなんてスポーツにうるさいヤツばかりだろうに、そこで茶の間のオヤジをやってはしゃぐあの鈍さ、もともと解説向きじゃないんでしょう。

そんな私は梅北解説にはまってます。先日も「ベテランは働くからベテランなのであって、働かないならベテランとは言わない。若手を入れたほうが育成につながる」と、「veteran」の辞書通りの意味を正しく解説してました(笑)

むだを省いて端的にかつ淡々としゃべるからうるさくないし、コメントが尺にきちんと収まるのでゲームをじゃましない。そして、聞いていてつらくならない愛のある辛口。面白いです。
by rio (2016-11-26 02:09) 

rio

>カワカワさん、ただでさえ跳べない伊藤はバックからだとネットを越えないでしょうし、石島は鈍足なので守備からバックアタックになかなか入れない。だからこその千々木が空回り続けて、すがすがしいまでに歯車がかみ合わないですね。

でも、そういう目立つ選手たちの陰でポンコツぶりをカモフラージュしてる選手がもう1人いますよね。リベロの井上です。サーブレシーブ成功率が、クビアク、カジースキ、米山どころか越川や福澤よりも下の14位。正リベロのなかで当然、べべたんこです。

他チームのサイドよりサーブレシーブがヘタなリベロがいて、勝てるわけないですよね。サイド陣のバックアタックがないのはリベロがポンコツだからかもしれないわけで。

なぜ今富を起用しないのか。真保監督、謎すぎます。
by rio (2016-11-26 02:17) 

rio

>みゆさん、私も戦略的なバレーを見たいのですが、真保監督はどうも違うお考えのようなのですね。

サーブは打ちたいように打て、ブロックは跳びたいところに跳べ、みたいな感じです。なので、そこに戦略も戦術も見いだせないのですよ。

バックアタックがないのも、後衛の選手に守備のあとすぐに攻撃に入れと指示してないからなんでしょうね。堺のシンクロ感、一斉にわっと打ちに入ってくる迫力がまったくなくなってしまいました。

しかも、堺の井上はリベロなのに、守備陣の中間に来たボールを取りに行こうとしないクセがあります。触らなければミスにはならないと考えているのか、足が出ないのですね。

それが石島や千々木のイライラに拍車をかけるわけですよ。彼らは攻撃に入らなければならないのに、井上のせいで守備範囲を広く取らざるを得ないので攻撃参加しづらい。

そんな事情で、真保監督は井上を代えずに、千々木をはずして伊藤をいれてしまうわけですよ。そうすると石島の守備の負担は減りますが、パイプ攻撃の中心は千々木なので、彼をはずすと結局、本数は増えないという。伊藤は打てないし、打っても決まらないでしょうし。

ただ、堺は監督は代わりましたが選手は同じなので、こうした問題は今に始まったことじゃないんですね。同じ選手を率いて、印東前監督はバックアタックを多用したし、石島にクイックを打たせてたし、サーブ&ブロックは他チームが必ず「警戒」と口にするほどVプレミアで最高の破壊力でした。

監督が交代するとここまで激変(急落)するのかと、正直、びっくりを通り越してあきれてます。
by rio (2016-11-26 02:35) 

みゆ

rioさん、詳しい解説ありがとうございます(^'^)
ブレイザーズファンとしては、ジルソンサンバーズが去年チャレンジマッチに行っても3年目でまたいいバレーに復活してきているのを見てうらやましいです。
トレフェルサもサンダーズも優勝した時ほどの力があるように見えないのでブレイザーズも同じ監督で強化し続けていたらすごいチームになっていたんじゃないかと思えて悲しくなります。
去年のブレイザーズは負けていても外人に打たせていないから仕方ないってファンとしては腹をくくってみていました。
新監督には期待していたんですけど、この急落ぶりをみてどうして監督を変えてしまったのか残念になってきました。
by みゆ (2016-11-26 20:06) 

rio

>みゆさん、私の勝手な見立てですが、サントリーはたぶん、入れ替え戦まで落ちなければ今季もぐだぐだしてたと思います。

”名門”が入れ替え戦まで落ちたことで、ジルソン監督はベテラン重視の方針を改めざるを得なくなり、結果的に若手が台頭したんですよね。

ただ、それはあくまで結果論で、1歩間違えばもっと悲惨なことになっていた可能性だってありました。

一方、同じく”名門”の堺はそういう荒療治ではなく、チーム全体の身体能力の向上を図り、スタメンと控えのレベル差を埋め、戦略・戦術を徹底する組織バレーに生まれ変わることで常勝を目指すという強化の王道をいってたと思います。

だからこそ、結果が出始める3年目にすごく期待していたのですが・・・。この先、どうなるんですかねえ。。。
by rio (2016-12-06 23:04) 

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