So-net無料ブログ作成
検索選択

グラチャン男子・ブラジル サイドがよくがんばった [バレーボール]

試合の順番が前後していますが、ブラジル戦を見ました。粘ったもののスト負けというべきか、スト負けだったけど粘ったというべきか、試合の印象としては後者ですね。ポジティブに受け止められる試合だったと思います。

石島、越川、米山の3人ががんばりましたね。アタックだけでなく、ブロックでもサーブでもレシーブでも。この3人が力を合わせてチームを引っ張った、という感じでした。ただ、センター、とくに山村がまったく機能していない(どころか、足を引っ張ってる)ことと、チーム全体のつなぎのレベルがさがっているところがつらかった。

つなぎのレベルが下がっている理由としては、リベロのレベルが低い、両センターのブロックカバーが以前より甘くなっている、セッター近藤の守備力がない、あたりが挙げられるかと。特に近藤、強打はあげられないし、軟打は拾えないし、スパイクレシーブの穴になってる気がします。セッターは守備がうまくて当然と思っていたので、かなり意外です。

山村はイタリア戦ではベンチにすら入れませんでしたが、ブラジル戦を見るとそりゃそうだろうなと思ってしまいました。象徴的な場面を2つ。

第1セット14-8の場面、日本は松本サーブ、前衛は左から石島・山村・越川です。松本の少食サーブはいつもどおりふらふらと相手コートへ。サーブレシーブが乱れてライト側へ高く上がります。ブルーノは、ボールが頂点に達するタイミングレフト方向にほんの一瞬だけ顔を向けました。おそらく、周辺視野で日本ブロックの位置を確認したんですね。もちろん、日本は気づいていません。

その時点での日本ブロックの位置が、石島は相手レフトにベタ張り、越川はブルーノの対面で、山村だけなぜか定位置=サーブレシーブがセッターにきっちり返ったときにクイックを警戒する位置、で構えてたんですね。この時点でもう山村がおかしい。

ブラジルがこんな場面で、ロングBとか単発のバックアタックを使うか?って話なわけですよ。センターは当然、大きく動かされたブルーノにくっついていってライト寄りでクイックの態勢に入っています。ロングBなんてありえない。

単発のバックアタックは、可能性は低いもののありえるのかな?でも、そこから打ってきたとしたら、どうせ1枚では止められない。攻撃4枚VSブロック3枚なんだから、跳んでも止められないようなところで張っていても仕方ないわけですね。なのに、山村は、レフト側にもライト側にも寄らず、移動に備えて重心もかけたりもせず、定位置でてろ~んと構えている。

で、ブルーノはもちろんそれを見抜いていて、自分の位置のすぐ近くでのクイック(Aクイック)を選択。
ブルーノに張り付いていた越川はすぐに気づき、ライト攻撃のマークをはずして、クイックへのブロックのヘルプに跳んだんですね。どころがどっこい、ヘルプされるはずの山村は、まだ定位置で構えたまま。ブロックジャンプを跳びきっている越川を下から見上げている山村宏太33歳キャプテン……。

解説・加藤の横に座っていたタレント川合は「ヤマかけたほうがいい」とかわけわからないこと言ってましたが、いつまでピントがずれた昭和のバレーの話をしてるんだ、っていう。ずーっと代表に選ばれ続け、ブラジルともブルーノとも何度も対戦している山村が、こういう状況でどこにトスがあがる確率が高いのか、それをブロックするためにはどの位置で構えればいいのか、そこがまったくわかってないところがある意味驚異的です。

もう1つ、同じく第1セット23-15の場面、ブラジルは2枚替えで入ったセッター・ラファエウがそのまま前衛でもトスを上げ続けていました。いわゆる、余裕、ってやつです。

一方、日本は先ほどと同じく松本の少食サーブ。ただ、ブロックは石島と越川を入れ替え、石島をライト攻撃にぶつけていました。このときもブラジルのサーブレシーブが若干乱れ、ラファエウは当然、レフト攻撃を選択。ライトにあげたら石島・山村の2枚ブロックになるおそれがあるからですよね。

ところがどっこい、そんな心配は無用です。なぜなら、山村は動かないから。定位置に根が生えてしまってもはや左右にはイケナイ体になってしまったのです(悲)。ただ、このときはレフトに上げることが明らかだったので、越川が1対1の勝負に行って見事シャットアウトしたんですね。越川もまさか1枚で跳ぶとは思ってなかったでしょうが、よくがんばったと思います。

で、その次のプレー。普通、レフト攻撃が1枚で止められたら、やばいと思ってライトかバックアタック、もしくは凡ミスだった場合はレフトにもう1回打たせて気を持ち直させる、とかしますよね。ラファエウの選択は…山村の対面のクイック(笑…いや、悲)。205センチもあるのになめられてる。こいつだったらどうせ止められないだろうし、っていう。

ブロックがこの程度でね、攻撃力がなくて、レシーブ力がなくて、キャプテンシーもなければ、そりゃ外されますよ。ブラジル戦、サイド3人だけで戦ってこの結果。ってことは、センターが機能していればセットはとれたかも。セッターとリベロが機能していれば接戦になったかも。

だからやっぱり、このチームの最大の欠点は、個々の選手の意識の低さ、なんですよね。さあ、最終戦のイラン戦、水戸黄門のテーマソング「あとから来たのに追い越され~」がガンガン聞こえてきていますが、「泣くのがいやならさあ歩け」の精神でなんとか一矢報いて欲しいと思います。


nice!(0)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 5

恭介

山村氏キャプテンは本当に謎ですねぇ
わたしは越川キャプ押しです。
今大会ダメのオンパレードでしたが、越川がようやく元気になりつつある兆しが見えてよかったです。
一戦目は浮いているのがテレビを通しても見えていて非常にやりづらそうにしていました。声も出ていなかったしコミュニケーション不足も感じました。それが試合を重ねるごとに柔和になってきていてよかったです。
おそらく意識レベルの低いチームメイトと、思うようにプレーできない自分の力量に歯がゆい思いをしていたのでしょう。彼にもう少し得点力があればチーム内の発言も違ってきたのでしょうが....
ある意味植田の見せしめをくらってしまった被害者の一人ですね....
日本チームのブロック力のなさは体格云々以前の問題で、自分で考えるバレーをしてこなかったからでしょう。すべて事細かに某監督がハチャメチャな指示をしていたのでしょうね...それが今はないからどうしたらいいのかわからずにいつまでも来ないクイックに対して構えているとゆー...
自分たちで考えるバレーでもっと世界に食らいついていってほしいです。
10数年競技経験者として言わせてもらいますがバレーに体格差って左程致命的じゃありません。バレーには1セットそれぞれ二回ずつ流れがやってくる、これはどんなチームにでも。その流れにさえ上手に乗ることが出来れば日本は勝てたのかもしれません。バレーはそれだけ未知数のスポーツなんですよ。
解説も監督も関係者も体格差を言い訳に逃げずに自分たちの課題に向き合ってほしいものですね....
きっとゲーリー監督はえ~こんなことも指示しなきゃわからないの...?とドン引き状態でしょうけど......

by 恭介 (2013-11-24 21:58) 

NO NAME

やっぱブロックはザルなんですね、大竹がコーチって時点で駄目でしょう。。彼は現役当時見てて世界で一番背のわりに役に立たないセンターだったので・・。国際試合でブロック決めてた記憶がほとんどありません。Vリーグ級なら背でなんとかブロック賞取れてたみたいですが・・。
by NO NAME (2013-11-25 09:39) 

Sacchan

お久しぶりです。既にご覧になっているかもしれませんが、スポルティーバにコラムが掲載されています。ゲイリーは余りの下手くそさに中学校の教科書取り出して勉強し直させているんだそうな。中学生とプロ(しかも国家代表)が試合したらこうなりますね。
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/2013/11/25/post_234/index.php
ただ、中学校から勉強し直すんだったら伸びしろないオッサン達は放っといて現役の中学生を鍛えたほうが・・・今からやれば東京五輪に間に合うんだし。

それにしても、
>個々のスキルのほかにも、試合中、後ろの選手がブロックを見て、
>スパイカーにどこにブロックがついているかを教えろというのも
>言われました。そうすると、スパイカー自身がブロックを見れなくても、
>あいているコースに打つことができる。

この程度すらやってなかったのね。「ボールにアプローチする選手はボールに集中して周囲まで目を配る余裕がないから、全体を見渡せる他の選手が状況を知らせたり具体的な指示を出したりする」と言うのは団体球技の基本だと思うんだが。
by Sacchan (2013-11-26 20:15) 

keychain

rioさんこんにちは。今回も拝読できてとてもうれしいです。もう試合以上に?!拍手しながら読んでます。
ところで今回、試合のそこココで背景に映るZorzi氏に気づき、女子はそれでも試合も見られたのですが、男子などは試合もアレだったりで背景ばかり気になっちゃって大変でした(笑) 先回(いつだったでしょう)のようにPCで記事を書く風でもなく、FIVBのサイトを見てみたけれどそれらしい(俺について来い、みたいな)のが無いようだったし、じっと試合を見ている感じだったので、FIVBの来賓?のようなものなのかと思っていたら、You Tube ですね。なるほど。グラチャンも終わってしまった今やっと気づきました(遅) こちらのブログに辿りついたきっかけが検索ワードのゾルジ氏だったので、ついコメントしてしまいました。たくさんインタビューやら動画があるので、明日からゆっくり…見れるといいです。髪の短いゾルジさんもカッコイイです、って、勝手なコメントお許しください。
by keychain (2013-11-27 00:25) 

o-kun

rioさん。
バレーボールは休憩中ですが。
予想通りというか、残念ながらというか、、、
男子、ゲーリーサトウ監督、解任されましたね。
「バレー観に隔たりがあった」って…。
その”バレー観”で暗黒の時代をつくったのはどこの誰だったのかな、と言いたくなるんですけど。最初は結果を求めない、と言いながら、全然我慢せずにこれですから。いい加減勘弁してほしいですね。
もちろんゲーリーがよいのかどうかは分かりません。本当に良くないのかもしれません。でもそこまで考えられるところまではきてなかったと思います。残念です。

もしかしたら、全日本男子がゲーリー氏に解任されたのでしょうかね。。
by o-kun (2014-02-13 00:18) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。