Vリーグ男子 パナソニックが初優勝 [バレーボール]
帰宅してテレビをつけると、第3セット、16点あたりの競り合い。そこから東レがあれよあれよと点を取られてがっくししました。録画でよかった。これが生中継だったらとんでもなく縁起の悪い野郎になってしまうところでした。
Vリーグはほとんど見ていないので何か言える立場ではないのですが、すごく気になったのが「スイングの速さ」でした。パナソニックは、アタッカー陣全員がボールの軌道の頂点で素早くスイングしていました。なので、東レのブロックの上から打っているシーンがたびたびありました。一方東レは、なぜか、ボールが落ちかけているとこでスイング(←ため過ぎ)。当然、パナソニックのブロッカーが構えているので、シャットアウトされたり、かわそうとしてアウトになったり。東レに何があったんでしょうか。
こういう場合、
1、アタッカーのスイングが遅い
2、アタッカーがブロックを意識しすぎている
3、アタッカーの入りが遅い
4、セッターのトスが遅い
5、セッターのトス回しが読まれているか、不安定で、打つ場所がない
あたりが考えられると思います。
東レはたぶん、このうちのいくつかが合併症のように降りかかってきていたのでは。阿部ちゃんのバックトスは割れ気味だったし、レアンドロはミスるたびに”ため”が長くなって打点が下がってたし。それ以前に、平行やパイプはそもそもがパナソニックより遅かったし。その結果、阿部ちゃんのトス回しが単調になって…。
ブロックもちぐはぐな感じでした。センターがクイックにコミットしてるのにサイドもクイックに跳んでしまって、パイプをノーマークで打たれてた場面があったと思いますが、それ以外でも、センターがクイックのおとりに100%跳んで、サイドのフォローに一歩も動けない場面が何度かありましたよね。
さらに第4セットでは、簡単なボールが上がらなかったり、足が止まってお見合いしたり。なにやってもうまくいかないって感じで残念でした。解説はもちろん植田監督ですから、これで阿部ちゃんの代表復帰がさらに遠ざかったような…。東レは明日(5日)の女子で、ぜひリベンジを果たしてほしいです。
それにしても、やっぱりバレー放送はNHKが最優秀ですね。無駄な出演者およびCMがないので、録画編集でも生中継と同じスピード感、緊迫感を持って見られます。いや、NHKじゃなくても、フジでもTBSでもやろうと思ったらできるはずなんですけどね。やる気が無いだけで。
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こんばんは。
同じことを思いましたよ、NHKの中継のよさ。全く同じことを私もブログで触れてました。
レアンドロは精神的に不安定な選手で、レギュラーRの時からレアンドロの気持ちで試合が左右される場面が結構ありました。
阿部はずっと中を使えていませんでしたが、セミファイナルのときだけは巧いこと使えていたんでがね・・・富松の不調がシーズンを通じてたたったように思います。
明日は、女子のファイナルを生観戦してきますが、いい試合になると思われて今から楽しみでなりません!
by 古都の侍 (2008-04-05 22:47)
第3セットは、開始からパナ16点-東レ15点のところまで、バッサリカットだったんですよ。rioさんは、ちょうどそこで帰宅されたんですね。
1セット目はフェリペの連続サービスエースなどで序盤リードされ、東レはあまりいいところがないまま、あっさり取られてしまいました。
2セット目に入ると、今度は完全に東レの流れで、パナは足が動かなくなってしまいます。(23点目が東レに入った時点で、パナは先発セッター岩田を宇佐美にチェンジ。)
このセットの東レは、よかったと思ったんだけどなあ・・・。残念。
まあでも、たとえフルセットに持ち込んでいたとしても、勝てなかったような気がします・・・。
アブラーモフとかニコロフならまだしも、リーグを通じて、レアンドロにあんなにトスを集める必要があったんでしょうか???
古都の侍さんも書いてらっしゃいますが、勝つも負けるもレアンドロ次第、みたいなところがあって、せっかくいいセンター陣がいて、越谷、今田、笠原、というサイド陣もいるのに、1にレアンドロ・2にレアンドロ。とにもかくにもレアンドロ。
これで決勝まで残ったこと自体、私はちょっとビックリだったなあ。
「阿部の組み立て」というよりも、あそこまでやるからには、あれは「チームの方針」だったんだろうと思うんですが、今日の試合前に、キャプテン篠田が阿部に、「もっとボールを散らさなきゃダメだ」と言った、という話が紹介されてたんですよねー。
「えっ、今さら?!」って感じですよ。だって、今日、決勝だよ?!
1セット目は、阿部はしょっぱなからセンターセンターで攻めたんだけど、いかんせんタイミングがイマイチで、波に乗れなかった・・・。動きも硬かったし・・・。
まあ植田監督は山本を絶賛してますし、その山本ご推薦の宇佐美が正セッターってのはもう決定事項でしょうから、阿部の代表復帰は難しいでしょうねえ。
だってジェットコースター宇佐美の控えは、どうしても安定感重視で選ばないといけないでしょうし・・・。
それにしても、ここ数試合、パナは岩田を先発させてて、岩田は9試合に出て8勝(多分)とか言ってたし、朝長は完全に控えだし、島野も(前半はよく知らないけど、後半は)高橋と半々ぐらいだし、「これ!」というセッターがいませんよねえ。
セッターは大事なのに、どうなるんでしょう・・・。
それから、パナのフェリペ!いい選手だなあ!明るいし、ガッツを表に出してチームを鼓舞しようと頑張ってて、しかも超早いトスも2段トスも、キッチリ打ちこなして。
まだ23才だそうですよ。はぁ~・・・。
事実上の「武者修行禁止」である日本は、ますます置いていかれそう。がっくり。
by madoka (2008-04-06 02:22)
各国リーグのファイナルの時期に入りましたね!
東レがセミファイナルでサントリーをストレートで下したと聞いた時から、
もしやと思ったのですが、あっけない終わり方だったと思います。
ビデオを送ってもらって観戦するつもりですが、
スイングの速さについて興味がわきました。
観察してみたいと思います!
by area71 (2008-04-06 04:58)
>古都の侍さん、レアンドロは目に気持ちが出てしまう選手ですね。
言葉の壁もあるだけに、ああなってしまうとチームとしてはフォローが難しそう。エース対決に持ち込んでしまうと、レアンドロVS山本・フェリペになってしまうわけで、それはさすがに分が悪いですよね。
昨日(5日)は鎌倉散歩で、バレーの最初には間に合わなかったのでした。鎌倉話はあとでアップします。いろいろ情報ありがとうございました。
by rio (2008-04-06 07:18)
>madokaさん、NHKもばっさりカットしてたんですね。みなさまのNHKを名乗るんだったら録画でいいから全部やれよ、って感じですよね。どうせ3時、4時台は再放送枠なんだし。
私はほかの試合を見ていないので想像だけでいうんですが、あれだけレアンドロにボールを集めて勝ち上がってこれたということは、日本人選手全体(特にブロッカー)が、いかにレアンドロ的な選手を苦手にしているかの証明になってしまっているのでは。
滞空力のあるジャンプで、前からでも後ろからでも長くて直線的なアタックを打つ。たぶん、調子がよくて最高到達点付近で打っているときは、ブロックにかすりもしないことが多かったかもしれません。でも、昨日の試合では打点が下がってしかも遅かったので、カバーに跳んだセンターの不完全なブロックにまでシャットアウトされてましたよね。90年代の国際試合でよく見た光景、って感じでした。そうなったときにレアンドロを一時的にでも下げられるようなチームであれば、本当に強いといえるのでしょうが…。
阿部ちゃんは私が見ただけで2回もツーアタックミスってたし、なんだかパッとしませんでしたね。残念です。あとは…W杯を機に宇佐美が大化け、というところに期待するしかないのかも。
by rio (2008-04-06 07:39)
>area 71さん、ぜひぜひ解説してください!気になってるんですけど、小林コーチのブログはまだ更新されていませんし、それ以前に当事者の方に「なんでですか?」と聞くのはさすがに気が引けて(仕事だったら聞きますが…)。
そもそも、解説席にいた植田監督がちゃんと説明してくれればいいことなんですけどねえ。植田さん、「次は7割方センターできますよ」「中が使えないので次はレアンドロでしょう」なんて、予想屋みたいなことばっかり言って。結果予想ではなくて結果の原因を知りたいのに、と歯がゆかったです。
ただ、植田監督は植田監督なりに、分かりやすい解説を心がけていることは伝わってきました。真面目さと一生懸命さは申し分ないので、あとは慣れなんでしょうね。アナウンサーがもうちょっと上手に質問してあげれば、解説もやりやすくなるのかもしれません。
話はそれてサッカーですが、オシム監督が倒れて岡田監督に代わり、戦績がパッとしない日本代表。そうなるとさっそく、各マスコミがこぞって原因分析、識者が登場してあーでもないこーでもないとやってますよね。これがレベルアップにつながってるんだろうなあとうらやましく見てます。
by rio (2008-04-06 07:57)
私も現在は当事者でも何でもないので気軽に放言してしまっていますが、
核心めいたことをずばりブログで発言するのは恐ろしいものがありますね。
和田アキ子とか美川憲一でもデヴィ夫人などが芸能界のご意見番みたいな感じで、どう見ても専門外のようなことについてでもコメントを求められるのをよく見かけます。要は、みんな思っているけどなかなかはっきり言い切れないのを代弁するのですっきりするとか、それだけのことだと思うのですが、バレーの解説者は選手に近すぎで核心をつけず、なんだかモヤモヤ感を与えがちです。そういう変な感情移入を視聴者に見抜かれているのも悪循環。選手にどう思われても気にしないようなセルジオ越後みたいな人もバレー界にはいません。
思わず溜飲が下がる様なコメントを出来る人、毒舌ではなくて本質を言い当てるような方にしゃべってもらいたいところですね。
いやー、rioさんは適任だと思いますよ!
by area71 (2008-04-06 08:53)
>area 71さん、核心はうまい具合にはずしていただいて(笑)
私が書いているのはもう、見たまま雑感ですから。テレビでそう見えたというだけで、専門家の方からすればなに言ってんだ、ってところだと思います。
ただそうやって、ファン同士でわいわい言い合っているのが楽しいんですよね。植田監督は代表監督ですから、そういったファンたちが仰ぎ見るような気合の入った解説をしていただきたいところなんですが。。。
そもそも、現役の指導者に解説をさせるテレビ局の姿勢が間違ってるんでしょうね。ほかのスポーツでは引退していることが解説者の資格条件のようになっているのに、なぜかバレーだけは現役が多いですよね。これでは言うほうも言われるほうも、複雑な気持ちになってしまうのではと想像します。それに、客観性が担保されないので、バレーに関心のない人たちには内輪で盛り上がっているだけのように思われてしまうデメリットも。
こうしたプレー以外の部分の見せ方も、日本バレー界の大きな課題ですね。
by rio (2008-04-06 13:28)
植田監督の”予想屋解説”について。
春高の男子決勝で、東亜のマッチポイントの場面。
植田監督は、「最後は間違いなく、キャプテンの清水君でしょう!」と力強く予想したのですが、次の瞬間、トスはエースの星野君に上がり、スパイクが決まってゲームセット。
「東亜学園、優勝ーーー!!」と実況アナと川合が大騒ぎする中、植田監督が小さい声で「あっ違いました」とかゴニョゴニョ言ってるのがもうおっかしくて、せっかくの優勝の感動が二の次になってしまいましたよ~。
きっとこの日の解説では、あの日のリベンジのつもりで、一生懸命、予想屋として頑張っちゃったんじゃないかなあ(笑)。
こういう、どうにも憎めないマヌケさ、というのは、人間としては素晴らしい”徳”ですが、日本代表監督としてはちょっと頼りない気も・・・(^^;)。
私はもう、「解説:植田辰哉」となっているのを見ると、「今日はどんなおマヌケ発言が飛び出すかなあ」と、逆に楽しみになってきましたよ。
この日も、めずらしく山本がコートの外までボールを追いかけてつなぐというファインレシーブを見せたのですが、植田監督、「ナイスプレーですねえ山本!昔だったら、あれ、あきらめてましたよ」って言っちゃいました(笑)。
いやー、それは「あきらめてた」ってのがダメダメなだけで、他の選手はみんな昔からあきらめずに頑張ってるっちゅーねん。「ナイスプレー」のハードルの低さに感動してしまった私です。
でも、解説にこんな楽しみしかないってのは、ほんと寂しい限りでございますよ。
area71さんとrioさんのダブル解説だったら、メモ帳用意してテレビにかじりつくのになあ。
by madoka (2008-04-06 20:48)
>madokaさん、植田監督、真面目ですねえ(笑)
女子の解説で、大林は植田監督と正反対のこと言ってましたね。
デンソーと東レがラリーで粘りあった時の場面で、「ご覧になってる方も、私達も、こういうプレーを見るとすごいなと感動するんですが、選手たちにとってはこれは当たり前なんですね。(ボールを)取れて当然なんです」というような解説をしてました。
こういう視点が大林の持ち味ですよね。すごいすごい!程度のことは植田監督や川合でも言えるわけで、そこに逃げない、手を抜かない解説。ただすごい(=超人的)なんじゃない、当たり前のこととして練習しているから試合でできるんだ、というポイント(=目の付け所)を伝えようとする姿勢がいいと思います。
こうした見方がファンの間に定着してくると、誰が仕事をきっちりしていて、誰がサボっているかが分かってきますよね。そうすると「なんであの選手は○○しないのか?」という疑問がうまれ、そこからチーム状態や戦術面に興味が広がって、楽しみ方がぐっと深まると思います。
ファンをそのレベルまで引っ張っていってこその「解説者」。マラソンの増田明美に続き、フィギアでは荒川静香が解説者の才能開花を予想させる上達ぶりを見せています。大林素子もぜひ解説者として花を咲かせてほしいと思います。
by rio (2008-04-07 08:10)