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W杯総括 植田監督と柳本監督 [バレーボール]

波乱万丈ながら結果はほぼ予想通り、だったW杯。1年前の世界バレーと比べると、より成長したのは男子、に見えます。でもほんとにそうかな、という気もしています。なので、監督の采配を軸にその辺りを考えてみました。まずは終わったばかりの男子から。

その前に一言。今回、「W杯3位以内」というテレビ局が”にぎやかし”で言ってるだけの声に振り回され、実力が発揮できなかった全日本。そういうの、もういい加減にやめましょうよ。

<男子>
ここで何度も書いた通り、今大会の植田監督には「パニック采配」とでも呼びたくなるような、私には理解できない(素人だからか?)ベンチワークが目立ちました。その究極がブラジル戦のミスでしょう。試合を適正に進める責任は審判団にあるので、ミスをしたこと自体はこれ以上の文句を言うつもりはありません。ただ、試合後のコメントがベンチの様子をよく表していると思うので、スポナビから引用します。

「スターティングのメンバーを書くときに、ベンチ内で私が(3セット目終了時のメンバーではなく、)もう一度3セット目のスタートメンバーに戻すことを確認し合わなかった非常に初歩的なミス。」

これを文字通りに素直に読むと、

1、植田監督は「第4セットも先発は松本で行く」と決めて申告用紙に記入し、提出
2、監督以外のスタッフ、選手は第3セットの途中から松本に代わって入った富松が第4セットでも先発するとなぜか思い込んだ
3、富松がコートに立って試合開始
4、植田監督は「松本先発」としたことをなぜか失念し間違いに気づかないまま試合が進んだ

となります。どんな仕事でも、ミスの原因っていつもこんな感じですよね。もう何百回となくこなしてきたような”初歩的な”事務作業だからこそ、「なぜか」思い込み、「なぜか」忘れてしまう。経験則に頼りがちで、独断的な傾向のある人ほどよくやる失敗だと思います。

そして、恐らくこれが「パニック采配」の正体なのでは。大胆に推測すると、選手起用や交代にデータ・理論・戦略の裏づけが無い。「経験則」で「独断」しただけだから根拠が無い。なので、松本と富松が入れ替わっていても気づかない。監督とスタッフが選手起用について相談する習慣も無い、ということだったのでは(←そこまでひどくないといいんだけど)。

今大会で、劣勢に立たされた時ほどチーム植田の指導者層はそれぞれが「経験則による独断」に走ってしまい、冷静にチェックする人間が誰もいない。そんな”体質”を感じてしまいました。一般企業でそんな”体質”のチームが組まれたら、プロジェクトは100%失敗しますよね。

チーム植田の場合、「パニック采配」の裏には「失敗できない」「結果を出さなければ」というJVAからの強大なプレッシャーがあるのは確かでしょう。世界バレー2006でも「ベスト8」の重圧から「パニック采配」を連発していた感があります。

しかし、男子監督に課せられているノルマは「五輪出場」であり、「W杯のメダル」ではありません。W杯でメダルを取れば五輪出場権が手に入ることから、テレビ局はわざと混同させて煽ります。しかし、「五輪出場」から冷静に逆算すれば、今大会では、オーストラリアや韓国のように若手育成に励もう、という結論になるはずで、それでも男子の場合は目標の視聴率がとれたはずなのです。

幸いにも、選手たちがやり方次第ではロシアやブラジルにも対抗できる能力を持っていることはよく分かりました。

例えば、第4ラウンドに入ってからは、相手の強いサーブをあえて「正確」に返さずにアタックライン付近に上げ、そこからクイックやパイプを使ってくる組み立てを実践して見せました。ロシアやブラジルが戦略の基本に据えていることに突然チャレンジし、ある程度の結果を出せたのは、ゾルジ兄貴の言う通り「基本的な技術がしっかりしている」からだと思います。

あとは監督・コーチ次第。もし北京に行ければ、”五輪の常連”監督たちと采配を競うわけですよね。そう考えると、いま、チームとして一番の不安要素は植田監督なのではないかと思ってしまいます。

<女子>
植田監督とは対照的に、ベンチワークらしきものをほとんどしなかった柳本監督。選手起用の段階から批判が強く、固定メンバーで戦ったことに非難ごうごうでした。就任からずっと柳本監督に期待をしてきた私ですらも、さすがに頭に来るような場面があったぐらいなので、もとからアンチ柳本だったら「見てられるか!」ってところだったでしょう。

ただ、あえてここで無理やりなんとか頑張って肯定的に考えてみると、柳本監督のしたたかな計算が見えてこないこともないような気もするのです(←歯切れ悪いけど)。

「メダルが取れる」「いまのチームはこれまでで最強」。こんな柳本監督のコメントが、いつもの”三味線”だということは選手起用を見れば分かります。本気でメダルを目指していれば、いくらなんでもケガで跳べない大山や高校生セッターは入れないでしょう。柳本監督はたぶん、はなっからメダルが取れるなんて考えてなかったのではないかと思うのです。海千山千の野良マインドを持っている方ですから、日本が最終予選でよほどのヘマをしなければ五輪に行けることも計算済みなのでは。

それでは、今大会(というより、今期)の目標は何だったのか。恐らく、選手を徹底的に鍛えることだったのでは。

「サイドの控えがいないのはおかしい」と猛批判されていましたが、実は大村の登録はサイドでした。多治見も木村に代わってライトに入ることができました。高橋と木村で対角を組み、スーパーエースに大村を入れて栗原を休ませるってことも、やろうと思えばできたのです。

そういう起用法もちゃんと用意しておきながらあえて使わず、サイド陣をスタメン固定で使い続けたのは、今考えると選手の逃げ道を無くして真価を発揮させるため、責任を自覚させるためだったのではないかという気がしています。あるいは、WGPではセンターを6人も招集し、「徹底して競わせ、生き残った選手を使う」という負荷をかけ続けたのも同じ理由かな、と。

一方、大山をベンチに入れたのは、”ケガ”がなかなか完治しないのは精神的な要因が大きいことを見抜いているからなのでは。高橋のワンポイントで出たときの会場の「轟音」と「カナコール」も計算済み。”燃え尽き症候群”からなかなか抜け出せない大山に、前向きな気持ちを取り戻させることを狙っていたのかもしれません。

順位は7位(中国、ロシアを入れると9位だと思いますが)で史上最低とこれまた批判されました。しかし、「大健闘」と言われた前回でも5位。世界バレー2006は6位。大差ありません。しかも、当時のメンバーから吉原、大友、佐々木が抜け、成田は佐野に代わり、大山はケガ、栗原は約3年ぶりの復帰、というチーム事情です。むしろ、世界バレー2002の吉川前監督よりはうまく立て直していると言えるのでは。

それもこれもすべて、世界最終で切符を取るための布石ではないか、と思っております。ここまで大胆にかばっておいて、世界最終で同じことされたら目も当てられないのですが(笑)。

ただ、非常に気になるのは、WGP、アジア選手権、W杯を通じて、タイムアウト時に選手たちから声がほとんど出なかったことです。必要なことは「個人的に声をかけあう」って感じ。竹下キャプテンが全員に檄を飛ばすような場面は最後までありませんでした。なので、柳本監督が黙ってしまえばそれっきり。「無言のタイムアウト」が延々と続くのです(番平コーチも何も言わないし)。

こんな異様な雰囲気の全日本女子を見たのは初めてです。もしかしたら、先に述べた「柳本監督のしたたかさ」なんてただの幻想で、人間関係に深刻なひびが入っているのかもしれません。


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YM

はじめまして。

そうですよね、自分が決めたメンバーが入っていないのに、それに気がつかないということがあまりに哀し過ぎる。

ひとつ疑問があります。
東京ラウンドのメンバーはまあまあだったと思うのですが、福岡ラウンドのあの監督の采配迷走状態のときに、誰かが意見することってできないのですか?
コロッコロッとメンバーが替わって、あれじゃあ集中することもできないのではないか気になりました。
そりゃあ、監督がすべてを決定することはわかっていますけど、怪我をしている荻野をあれほどまでに酷使したり、肉離れを起こしつつある松本をこれでもかって使ったり。 
コーチとか、キャプテン荻野とか、監督に話をすることってできないものなのかなあ。 どこのチームもそうなのかなあ。
従わない者は要らないってことでしょうか。
だったら、監督がこけたら、みんなこけるしかないということですよね。
なんかもったいないような。

最終ブラジル戦でのアクシデントのあと、集中力が切れかかる越川をゴッツが懸命に励まして、加点したときのメンバーの喜び様。
初めの頃は、監督から声出せ、雰囲気あげろって言われて無理して盛り上げてた選手たちが気の毒に思えていたものですが、あの時はみんなが心の底から湧きあがる興奮を表現しているのを見て、大きな感動をもらいました。
5月の最終予選でオリンピックの切符が取れなかったら、ゴッツも越川を海外へ出るような気がします。
by YM (2007-12-03 21:22) 

ひよこ

頑張って、頑張って、努力し続けてきた選手、監督に対してそんな言い方はないと思います。
by ひよこ (2007-12-03 21:57) 

JH

こんばんは、第4セット問題について色々な方のブログを見ていました。どなたもあまりに前代未聞の出来事に、これ、という見解はありませんでした。ただその中で「選手が勝手に思い込みでコートにでてしまったから」説がありました。要するに監督が「スタメン松本」と伝えたはずが富松が自分がスタメンと思い込み、出てしまったから選手の責任ではないか、というのです。これを見て私は全然納得がいきませんでしたが、あり得ますか?
選手は誰から指示されて自分のポジションを確認するのでしょうか?仮に指示を聞き間違えたとしても、コートを見れば一目瞭然ですよね。100歩譲って監督が気づかなかったとしてもスタメンを知っているのは監督だけではないはずです。私は今回の問題については選手にはなんら責任はないと思っているのでびっくりしました。
by JH (2007-12-03 22:15) 

rio

>YMさん、コメントありがとうございます。

まったく同感です。全日本は伝統的に、監督にすべての権限を集中させる傾向があります。アテネのときは、事務手続き上の問題で選手村に入れないだか、練習場が確保できないだか、そんなトラブルに巻き込まれました。そういうことまで監督の責任になってしまうような体制なわけで、早急に見直すべきだと思います。

今大会のミスやパニック采配も、監督とコーチが普段から話し合う姿勢があれば起きないことだと思います。植田監督も「初歩的なミス」と認めていますが、指導者層が初歩的なこともできずに、選手たちをどうやって五輪へ導くのか。しっかり反省してもらいたいと思います。

私も、特に越川が心配です。今大会、植田監督に干され続けたあげく、「世界最終でお前がこのチームに残ってる保証はない」とまで言われたんですよね。それでモチベーションをなくしそうになりながら、最後の最後で大活躍したのに、それを監督に台無しにされて。

今期の全日本はこれで解散ですが、次期、召集されてすぐに世界最終になります。越川のプロ根性に期待するしかないですね。
by rio (2007-12-03 22:26) 

rio

>ひよこさん、コメントありがとうございます。頑張ったこと、努力したこととを尊重する思いと、批判するべき所は批判するという姿勢は両立します。「頑張った人を批判するな」という危険な思想にいってしまわれないことを願います。
by rio (2007-12-03 22:29) 

rio

>JHさん、選手の責任ってことはありえませんね。

選手が勝手に出てしまったとして、それをベンチが気づかなければ、当然、ベンチと審判団の責任です。

そういう一般論以前に、植田監督自身が「第3セットのスタメンに戻すことを確認しあわなかった」と認めています。

つまり、監督が何も言わないから、スタッフや選手は富松が引き続き出るものと思い込んでしまった、というのが真相でしょう。

選手たちは監督から指示をされてポジションにつくわけですよね。なので、第4セットに向けて何も指示がなければ、第3セット途中交代の指示が生きていると判断するのは、理にかなった行動だと思います。特に、どの選手も少しでも長くコートに立ちたいと思っているわけですから、「あの、第4セットも俺でいいんですか?」なんてことを聞くわけありませんよね。

どういう意図で選手の責任だと言っているのかわかりませんが、そういう不当な言いがかりで、ショックを受けている選手たちをさらに追い込むのはやめてあげてほしいですね。
by rio (2007-12-03 22:40) 

アディ

今大会通じて、読ませていただきました。1ヶ月の観戦、ブログ更新お疲れさまでした。

今回の件は、植田監督の言うとおりであるなら、あり得ないですね。よく分かりませんが、富松が今大会中途中交代で、次のセットスタメンということがあったでしょうか?

「途中交代の時は何も言わないときは次のセットもそのまま」といったチーム内での約束事みたいなのがあったのかもしれません。しかし、監督自身が戻すと考えていて、それを忘れるなんて事はあるだろうか?

もしこれが事実ならホント悲しいです。植田監督は監督としての適正なしということになります。

こんなんでは選手は羅針盤ない状態で大海原を航海しているようなものです。フジの過剰な演出を「必要ない」とばっり切り、選手が試合に集中できる環境を作れる監督を求めたいですね。日本人ではしがらみだらけで無理だろうから、やっぱり外国人監督でしょうか?

昔、日本はバレーが強かった。だから各国は日本の指導者を呼び、いろいろ教わったはずです。しかし今日本はもう強豪国ではない。いまこそつまらない過去の栄光、プライド捨て、外国人監督招聘して欲しいです。世界トップの監督から日本は学ぶ時だと思います。
by アディ (2007-12-03 23:21) 

okutatsu

rioさん、こんばんは。
総括、拝見しました。女子はそういう見方もあるのですね(笑)。
心情的には納得しかねますが、来春、私の懸念が裏切られることを期待しておきます。ただ、今回、いやこの2年間、全日本女子が見せてくれたバレーの内容についてはどう思われますか?私はこちらやtwさん等のブログに出会うまで、バレーの戦術的なことを意識したことがなかったので、実際どうだったかはわからないですが、感覚的には毎回毎回同じ内容のバレーをして同じ内容で負けている、ように見えました。メンバーが多少変わってはいるものの、現れるバレーは勝っても負けても同じに思えました。先のコメントで女子はアテネから時間が止まったようだ、と書きましたが、柳本さんの立場から考えると、彼の戦略は大友の突然のリタイアで崩壊し、そこから切り換えることができずにいるように思えます。ほんと言うと、もし多少なりともそうであるならば、できれば彼には一線から退いてもらい、別の監督を迎えてほしいな、というのが本音です(たぶん無理ですけど)。
今年は高い高ぁ~い、ゆっくり、ゆぅっくりの2段をある程度こなすことができていた栗原が復帰したことは、少しのプラスではあったでしょうけど、それは上位チームに勝てるものではないですね。女子も男子が最後の3戦で魅せたような、多少レセプションが乱れても、というより通常乱れたといわれるアタックライン近くに上がるボールに対するコンビバレーの構築を一刻も早く手がけてほしいです。今の女子代表からそれができる選手が見えないのは日ごろ練習でまったくそういう練習をしていないことを推測させます。私は個人的には試合中の(あくまで試合中の!)栗原の顔、目が好きなんで、本人も自覚してもっともっと高みを目指してほしく思ってます。レセプションにも絶対に参加してほしいです。Vでパイオニアでどういうバレーをするか、注目したいと思ってます。
人間関係の深刻なヒビはわかりませんが・・・。少なくとも竹下は首相から開放すべきと私は思ってます(と小林さんのブログにもずうずうしくコメントしました)。竹下がセッター続けるなら、彼女にはセッターに専念して欲しい。できうることならば、来春の予選では男子の荻野のような存在として、吉原や成田が帰ってきてほしいな、思っております。セッター専念もそうですが、もう一つ言えば、竹下にキャプテンシーは感じられないので。
私的には女子は本当に心配です。楽勝といわれる来春の予選で足元をすくわれ続けないことを祈りたいです。。。
by okutatsu (2007-12-03 23:27) 

okutatsu

すみません。上記コメント。竹下の「首相」は「主将」の間違いでした。
by okutatsu (2007-12-03 23:31) 

rio

>アディさん、こちらこそありがとうございます。

ブラジルだったら、こんなミスしたら更迭でしょうねえ。しかも2回目。。。次からは、セットごとに選手が「俺でいいの?」なんてうろうろするようになるかも。。。そんなチームで五輪にいけたとしても、独特の雰囲気の中で実力が出せずに終わりそうですよね。

しかも、フジもJVAもあっという間に流してしまって、早く忘れてくださいといわんばかりの対応。野球やサッカーならマスコミががんがん取材してなんでこんなことになったのかを報じるケースでしょうが、バレーマスコミにはその力もありません。

世界バレーのときにきちんと見える形で検証していなかったからこそ再発したわけですよね。繰り返しですけど、ほんと選手たちが気の毒です。
by rio (2007-12-03 23:39) 

HY

こんばんは。いつも楽しく拝見していますので
初めてコメント書かせていただきます。

バレーについては、川合さんの解説をほぼ100%鵜呑みに
するぐらいの素人です(爆)。吉原キャプテンのワールドカップ
女子ぐらいから、女子選手の一生懸命な姿に感動して
結構テレビで見るようになりました。
(メグカナの時に、見事にフジの戦略にはまってしまい
特にアテネ五輪ぐらいまではテレビに釘付けでした。)
こんな素人でも惹きつける魅力とおもしろさをバレーボールは
もってるのだと思います。テレビで多くの人が見る時間帯に
放送されるということは、日本バレーボールにとっては
とても恵まれている事だと思います。

だけど、特に今回のワールドカップは女子も男子も
見ててだれる試合が多くて、つまらなくなってあまり見なくなりました。
(つまらなさは特に女子の時の方が感じました。)
それでも、結果だけは知りたくてスポナビの記事を見てたら
いつの間にかこのブログに辿り着き、
このブログがおもしろくて、せっかくだから書かれてある事を
もっと理解したくて、再び男子の福岡ラウンドあたりから
見るようになりました。
結果的に男子のブルガリア戦、ブラジル戦とある意味貴重な
試合を見ることができ、このブログには大変感謝しています。
特にブラジル戦はすぽるとなんかで見ようものなら
何も感じることができなかったのではと思うと少し怖いです。
ブラジル戦で、試合が終わって越川選手が少し泣いている
(ように私は見えたのですが。。)姿を見て、
思わずもらい泣きしてしまいました。
あの4セット目の登録ミスの事を考えると、あまりにも選手がかわいそうで
たまりません。果たして自分が同じ状況に立たされたら、同じような
プレーができるのか。。。
そう思うと、自分たちのスコアが0になってからも気持ちを切らさずに
プレーを続けた選手達に、初めて自分がバレーを見て感動を覚えた
吉原キャプテンの時以上の感動を覚えました。

戦術とか、選手選考とか、監督采配とか、マスコミとか、
五月蝿いタレント・アナウンサーとか、
男子も女子も問題は山積されていると思いますが、
選手が気持ちよく、自分達の本来の力を発揮し易い
環境になることを祈るばかりです。

特に女子についてはあまり光明を見出せるような
シーンがあまりなかったのですが、rioさんの推察どおり
今回の大会は柳本監督のしたたかな戦略の一端であった事を
願ってやみません。

また来年の5月に、このブログを拝見しながら
バレーの試合見るのがすごい楽しみです。
rioさん、更新は大変だと思いますが
お体だけには気をつけて。

それでは。
by HY (2007-12-03 23:48) 

rio

>okutatsuさん、同感です。

女子のときに「全日本は勝てるチームには勝てる」と書きましたが、そのレベルなので、試合内容が同じに感じるのだと思います。

大友が抜けたこと、木村にセッター転向を拒否されたこと、この2つが柳本監督の「男子バレー化」構想を挫折させたと思います。

栗原についても、ここでも何度か書いてきたのですが、エースの器ではありません。どの攻撃をとっても「一流」と呼べるものがなく、ライト側からの攻撃はむしろ「二流」。レシーブやつなぎにしても、世界のサイドの平均レベルにも届いていません。

逃げのフェイントを連発して批判されたときに、「私としては逃げているつもりではなかった」と言い返す気の強さがあるのはいいんですが、そこで突っ張って見せても結果が出なければどうしようもないのがスポーツ選手の宿命ですからねえ。栗原には期待をしているのですが、課題が多すぎて、北京でもブレイクは見込めないかも。

「乱れた」とき(相手サーブが強いとき)に、レセプションをとりあえず上げておいて、セッターがランニングで速い攻撃を組み立てるという「技」は、男子ロシア戦のときも書きましたが、竹下の身長では絶対にできません。無理にやったとしても、遅くて低い攻撃になってシャットされるのがオチです。

あれをやるには、セッターに絶対的な高さがいると思うんです。竹下は思いっきりジャンプしたあと(つまりほかのセッター並みの高さを稼いだあと)、タメを作ってトスを上げるしかないほどの低身長なので、走らされると簡単にアンダーになってしまいます。

ドミニカ戦であったように、少し動かされただけで、速いバックトスを上げようとすれば、上体が反り返ってしまってばればれなトスアップになってしまいますから。

やっぱり、竹下の限界が全日本女子の限界ですね。
by rio (2007-12-04 00:00) 

rio

>HYさん、ありがとうございます。

4年前のメグカナ時代は私もテレビに釘付けでした。女子はどこまで強くなるんだろう、なんてあれこれ妄想して、いつも「北京では銅ぐらいとれるかもな」って結論に到達して…orz

気がつけば、男子より女子のほうが層が薄くなってますね。170センチ台の優秀な選手はたくさんいますが、180センチ以上で世界レベルで動ける選手がほとんどいません。アメリカがローガン・トムをビーチから呼び戻したように、女子も鈴木洋美を呼び戻すとか、できないんですかねえ。

越川、泣いてました。泣くと思います。初戦のチュニジア戦でいきなり下げられて、その後はずっと中途半端な起用をされつづけたあげく、「世界最終の時にお前がこのチームにいるとは限らない」とまで言われ…。それでブラジル戦のあのミスですからねえ。

気を取り直してまた5連続ポイントに貢献してましたが、「悔いが残る」とはまさにこのこと。バレーの選手生命は、のびたといっても30代前半までがピークです。4年後との3大大会(五輪、世界バレー、W杯)は3回出られれば大ラッキー、2回でも御の字です。そのうちの1回がこれでは。。。心配です。

植田監督がどうやって選手の信頼を取り戻すか。まずはそこにかかっていると思います。
by rio (2007-12-04 00:16) 

madoka

富松も泣いてましたよ~。
この試合のMPP(Most Pitiful Player)として、バボちゃんぐらいプレゼントしてやってほしいよ…(T_T)。
中西美雁さんのブログに「松本富松は1ミクロンも悪くないです」「選手はスタッフの指示通り出ただけなので、どちらの選手のミスでもありません」とありましたが、多分「選手も悪い」という意見も出てくるだろうと私も心配していました。
監督は、もっとはっきり「選手には何の責任もない」ということを強調してほしかったです!

話は変わるけど、HYさんのように、いったんは「バレーつまんない」と思った方(そう思って当然だ…)が、rioさんのブログを読んで、またバレーに戻ってきてくれたりするんだね。
HYさんのコメントを読んで、うれしくて泣きそうになりました。
年をとると涙もろくなっていけないねえ…。
by madoka (2007-12-04 00:50) 

rio

>madokaさん、なんで選手のミスって発想が出てくるんですかねえ。とかげのしっぽ切り的発想でしょうか。ミスのことをしっかり語らせなかったフジの姿勢にも問題ありですね。

バレー記事がもりあがったのは小林先生とT.w.師匠、そして次々に面白いネタを持ってきてくださるmadokaさんのおかげです。この調子でトントンと北京までいきたいですね。
by rio (2007-12-04 01:06) 

machi

rioさん、こんにちわ。
前回もあたしなんかの拙い意見にも丁寧にコメントを下さりありがとうございました。
rioさんの「竹下の限界が全日本女子の限界」に激しく(笑)賛成です。
贅沢を言わせてもらえればリベロでさえもある程度の身長が欲しいと思います。佐野の場合、リーチの条件が悪い事でダイビングキャッチをしなければならない場面がどうしても多いと思うのです。例えそれでボールに追いつたとしても、やはり背の高い選手にくらべたら守備範囲は狭いということになると思うんです。
そこは佐野本人にも自覚しているようですが(何かの雑誌のインタビューでフランスリーグに在籍していた時に監督に指摘された話をしていましたね)。
とにかく。他の選手が1歩で済むところを、2,3歩かけてコートを走らなければならない状況が、佐野の二段トスが全てアンダーで上げている理由だったりするのかな、と。相手がフローターサーブを打って来たときに全てアンダーレシーブでキャッチしているのも気になります。
つまり何が言いたいかというと、アテネの時の成田が忘れられないということなんですけどね(笑)
さらにはあのオリンピックで、金メダルを取った中国のリベロは確か180センチくらいありましたよね?あれには感動しました(羨)。
リベロの身長がある程度あることは、レシーブの上手い下手、というよりも前提として有利で有効だと思うんです。というかそう思う場面が佐野を見ていてとても多い今大会でした。

なんだかとりとめがなくなってきました、すいません。
やっぱりナショナルチームに2人も150センチ台の選手がいるというのが、全日本女子の限界、残念ポイント、伸び悩みポイントなのかなぁ?プレーに制約が多すぎます。
どんなにレシーブがうまくてもなぁ…レセプション以外はブロックとの関連性とか、戦術をつめればどうにでもなると思うんですよね(ここでまた、例の翁の作った小学生のローテに関するルールに怒りの矛先が向くんですけど☆)。
そういう意味で、男子は阿部ちゃんにホントに期待しているあたしです♪

rioさんのおかげで、どっぷりバレー観戦にハマれた秋でした。ありがとうございました。rioさん時事ネタも好きなので、またおじゃまさせてくださいませ。
by machi (2007-12-04 01:16) 

madoka

①成田が忘れられない
②阿部ちゃんに期待
私もでございます~(≧□≦)!
by madoka (2007-12-04 01:25) 

machi

あのぅ、あたし。
madokaさんのコメントもいつも面白くて、勉強になるし、大好きなんです!
なんたってあたしと同じ年だし!(爆)
by machi (2007-12-04 01:36) 

taka

こんばんは。はじめまして。
柳本監督の采配については自分も何かあるんじゃないかと考えておりました。でないと、あれだけメンバー固定に固執した理由が見つからないんですよね。
今回女子の戦いを観て改めて思ったのは、結局通用してたのは竹下/高橋の速い攻撃であって、栗原・木村の高いオープンでは苦しいってことでした。
でも、このことは柳本監督が一番よく分かってるんじゃないかと思うのですが。。。

『ワールドカップという大きな国際大会が日本で開催されてテレビでも放映される。で、多くの人がその試合をテレビを通して観ることになる。となれば、もちろん今バレーをやってる学生達(小・中・高・大学生)&Vリーガー&指導者も見ている…』

あえてもの凄く前向きに考えると、柳本監督はこういったテレビの向こう側の人達にも分かり易い采配をしたとも言えるし、メッセージにもなったんじゃないかと考えています。

■170cmでしかもそれほどジャンプ力があるわけじゃないけど、高橋選手の速い攻撃は世界でも通用する。
■栗原選手や木村選手のように身長はそこそこあるけれど、高いオープンや2段トスだけでは苦しい。
■やっぱりある程度の高さは必要(もちろんセッターも)。

ということは、サイドアタッカーの場合、栗原選手や大山選手並みの身長がなくても高橋選手並みのスピードがあれば180㎝前後でも充分世界で戦っていけるんじゃないかと思うし、その程度の身長の選手なら日本にも沢山いるような気がします。本当なら木村選手に、その一番手として期待したいのですが…。


何だかぐだぐだ書いてしまって、何が言いたいのか分からないかもしれませんが。
ではでは。
by taka (2007-12-04 03:07) 

どんぐり

一ヶ月間、お疲れ様でした。
男子はますますフィジカル重視になってますね。攻略とかなんとかの余地がどんどんなくなり、見ているとその圧倒的なフィジカルには息苦しささえ感じますね。

その点、女子はまだまだゆるい?部分がありフィジカルの部分も含め、いくらでもやりようがあるのかなと感じます。

竹下のキャプテンシーに関しては、あれ以上は無理かなと思います。そもそもそのような器量が無いのでは?、あのチーム構成では彼女になるのでしょうが。ベテランと若手の間に古参の二人が君臨する、なんともバランスの悪いチームですね。

といっても本来はメグカナ世代が主力であり、チームを引っ張っていっても良いのですが、どうもまだ若手の匂いがするんですよね。この世代のメンタルがもっとタフになるといいんですけど。・・・先輩達を控えに追いやるくらい。(笑)
by どんぐり (2007-12-04 03:25) 

madoka

ぎゃ~!同い年発見~!!
machiさん、うれしいです~~~(T_T)!
今日もお風呂から上がったら即、サロンパス八の字貼りの私ですが、ジャニタレ頼りでお祭り放送全盛の今、私たちのような高齢者…もとい、大人が、あきらめずにバレーファンを続けていくことも大事な使命だ、と思っております。
これからもrioさんのブログでお会いしましょう!(と、また他人様のブログで好き勝手を言う私であった。rioさんが心の広い人でよかったよ…^^;)
by madoka (2007-12-04 03:48) 

rio

>machiさんも荻野世代だったんですね!

リベロについてですが、まったく同じ能力であれば、身長が高いほうが有利だと思います。しかし、リベロの場合は俊敏性・判断力・スタミナ・持久力・根気などが重要な条件で、身長の重要度はそれほど高くないと思います。それよりも、マラソン選手並みの足腰と頭の良さが必要なのでは。

ただ今後、男子のように、リベロがアタックラインの手前で踏み切って2段トスを上げる戦術が重要になってくれば、リベロの身長も150センチ台では苦しいということになるかもしれません。

なんでもアンダーで上げてしまうのは、身長というより「そういうふうに仕込まれたから」と「チームの約束事が徹底されていないから」だと思います。

一つ目の理由は、とっさの時にやりやすい方法=アンダーになってしまう、ということで。ファーストタッチのドリブルがとられなくなったのは1995年で、サーブをオーバーで取る選手が増えたのは、それから何年かあと、たぶんリベロが導入されてからではないかと思います。佐野は小学生の時からバレーやってますから、改正前のルールで基本動作を身につけているわけですよね。なので、「正確に」返そうとするとアンダーになってしまうのではないかと思います。

二つ目の理由は、竹下がディグしたときの2段をどう処理するのか(センターか、リベロか、高橋か)ということが徹底されておらず、一歩目が遅れるのでは、ということです。

高橋は後衛の時は「ただの」レシーバーなのに、カバーやつなぎをしょっちゅうサボりますよね。センター陣は突っ立ってることが多いです(杉山がやっと少し動けるようになりましたが。まともに動けるのは庄司だけですね)。しかも、キャプテンでセッターでもある竹下が指示をだすわけでもなく。

今大会で、チャンスボールをお見合いしたり、逆に高橋と佐野、竹下と佐野が交錯したりという場面が目立ちました。この辺は監督がなんとかすべき問題ですが、柳本監督はよく言えば自主性にまかせている、悪く言えば、特に高橋を甘やかしている(ちやほやしすぎている)のではと思います。

リベロが成田なら、高橋も必死で連係プレーをしようとするでしょうね。多治見がスタメンで入ったブラジル戦では動きが全然違いましたからねー。
by rio (2007-12-04 08:41) 

rio

>takaさん、コメントありがとうございます。

マスコミを通じたアピールがうまい柳本監督のことですから、全日本女子の限界をあえて見せつけて、JVAを動かそうとしているという見方もできそうですよね。

高橋については、「ある程度通用する」という見方と「ある程度しか通用しない」という見方ができると思います。私は後者です。テクニックとスピードは全日本の中では抜群ですが、後衛にいるときの攻撃力はゼロ(バックアタックが打てないので)、前衛の守備力もかなり落ちる(ブロックが低いし下手なので)という2大弱点を抱えています。やっぱり、「守備固め」の選手なんだと思います。

栗原や木村が高橋並みの攻撃ができないのは、チャレンジしていない(=高いから、国内レベルではチャレンジする必要性が無かった)からだと思います。中国が強いのは、180センチ超の選手に高橋並みの速さと技術を見につけさせているからで、それは日本でもやろうと思えばできるはずですよね。
by rio (2007-12-04 08:49) 

rio

>どんぐりさん、ありがとうございます。

私は、男子のフィジカルはむしろ期待が持てると思います。日本人とほぼ同じ体格のブラジル人が、世界一を張り続けているわけですから。石島や清水のように、筋力では負けていない選手も登場しましたし。センター陣の筋力強化は早急に進めるべきだと思いますが、技術を磨くよりはるかに簡単だと思います。

むしろ、女子のほうは筋力以前に「高さ」が足りてませんからねえ。メグカナ世代は高くて素質のある人材が多いのですが、”開花”しているとは言い難い現状です。

竹下はセッターに専念させてあげたいですよね。私は杉山にやらせればいいんじゃないかと思ってます。全日本も長いし、結婚もして私生活も万全。大きなケガをしたことがない自己管理能力の高さ。NECでもキャプテンですし。柳本監督に「2番手根性」と言われていましたが、全日本のキャプテンになれば、そこから一皮も二皮もむけそうです。
by rio (2007-12-04 08:57) 

JH

ありがとうございました。それを聞いてホッとしました。試合後に富松選手が崩れ落ちて泣いているのを見て、さぞ無念だったろうと思うと絶対にこのメンバーには北京に行ってもらいたいと思いました。

あの時監督がタイムアウトの折に「手違いがあってすまない事をした、もう一度取りにいってくれ」とはっきりとしたメッセージが選手に伝えられていたら選手も迷わず切り替えられたのではないかと思います。よくわからない状態で監督にただ「切り替えて、もう一度行こう」などと言われてもそんなこと出来るわけがない!監督もあてにならず、という中、越川選手、石島選手みんなで立ち直ってくれたのではないでしょうか。

私は中垣内監督、植田監督が現役の頃よく見ていたのですが、ここ数年は勝てない全日本になってしまったためしばらく見ていませんでした。でも去年くらいから「なんか違う、変わった!」と思いまたバレーを見始めたものです。自分がまた見始めたから、今回のワールドカップは負けが多かったけど印象的でよかったというわけではないと思うのですが・・・実際どうですか?同じ勝ち星3でも4年前のW杯との印象の違いはありますか?

植田監督も戦略や人選といった分野ではとてもいいのですが、いざというときにちゃんと選手を守ってくれるのかなぁという不安があります。試合中もジャッジが不当と思われても全然抗議してくれてないような・・・抗議するのは流れを断ち切ったり、マイナスポイントになりかねないからあまりむやみにする必要もないけれど、試合運びに対してではなく自分の選手達のためにしなければならない時もあると思います。監督が抗議してくれることで選手は「監督は自分のことを分かってくれているんだ」って思えるはずです。
植田監督には「思いっきり勝負して来い!責任は俺が取る!」的な強さが欲しいです。
by JH (2007-12-04 10:13) 

azu

いつも楽しく読ませてもらってます。
rioさんのおかげでW杯が何倍も楽しめました!

最初は植田監督擁護派だったんですが、あのパニック采配と、荻野を使うことによって選手のモチベーションを上げようとする手法には正直うんざりしました。
とどめがあのミス!チームの雰囲気が良くなってただけに、信頼関係にヒビが入るのが心配です。

さて柳本監督ですが、うーん、僕も前回のOQTまでは柳本信者だったんですけどね~。
あくまで想像なんですけど、どうも柳本監督は女心が理解できなくて、比較的心を開いてくれてる竹下、高橋にチームまとめを丸投げしてる感じがします。
竹下は自らキャプテン向きじゃないって言ってますし、高橋は問題外ですしね~。
キャプテン杉山!おお、意外に良いかもしれません。
個人的には成田をスーパーサブ&キャプテンでチームをまとめて欲しいですね。
柳本監督は短期で改革をするにはいい監督なのかもしれませんが、長期で先を見据えたチーム作りには向いてないのかもしれません。

うーん、ちょっと違うな~。
TVやメディアに注目され、WGなどの格の低い大会も常に結果を求められることになり、選手育成や長期ビジョンの構築ができなかったって感じではないでしょうか。
星野監督、オシム監督を見てて思うんですが、代表監督のプレッシャーはすごいですもんね。
まあ我々の予想を覆して、両監督には頑張ってもらいたいです。

熱くなって文章長くなってしまいましたが、これからもrioさんのコメント楽しみにしてます。
by azu (2007-12-04 12:33) 

chiritotechin

皆さん、熱くていいですね。
 ワールドカップ開催中の皆さんの書き込みを、協会幹部とテレビ局関係者が見てくれていたらなぁと思います。何かを危機感を感じてくれる人がいないかと。でも、おじいちゃん達はそもそも見ないでしょうし、テレビ局なんかは次に視聴率稼ぎで、先週のバレー放送していたことももうお忘れでしょうね。
バレーボール、見ごたえのあるスポーツなんだけど、面白さを知らない人に伝えられなくて残念。
 
by chiritotechin (2007-12-04 16:47) 

M

こんにちわ、はじめまして。
ブラジル戦4セット目の中断事件についていろいろ巡ってこちらに辿り着きました。
で、私は特に男子バレーの方がよく見ているのでそちらについて思うことを書かせてください。
試合後越川選手と富松選手の涙の意味がとても伝わってきて・・・
富松選手はミスの当事者で、選手が悪いわけではないけどその原因になってしまった選手(うまく書けなくてすみません)としていたたまれないというか、感じなくていい罪悪感というか責任感を感じてしまったのではないでしょうか?
越川選手は途中交代されてスタメンからも外された数試合を過ごして、苦しんで苦しんで復帰した最終ラウンドのスタメン。ブラジル相手に1セットを取り、問題の4セット目も越川選手のサーブで5連続得点、その間サービスエースも2本ありましたよね。それが全部パァー、チャラになってしまった。全試合出ていたら、多分プレーヤーランキング、サーブ部門・スコアラー部門・スパイカー部門等結構いい位置に入れたのではないでしょうか?(Wリーグでも高成績だった) そんな中でのあの失態、いろんな思いをどこにもぶつけられない(自チームのミスなのだから)歯痒さ・やりきれなさが涙と化してしまったのでは。と、勝手に推測しています。

これまでにも話題として出ているかと思いますが(すみません、今のところ全部読めていないので)、越川選手の扱い方も書かせてください。
監督自身も言ってますが、越川選手に厳しいですよね。迷いなく即刻交代させるけど、石島選手には忍耐力ありますよね。石島選手は次セットでまた入れることはするけど、越川選手は一度外すとよくてもピンサで出すだけ。何故?ブロックに期待してと言ってたことがあったけど、石島選手と越川選手そんなに差はないように思いますが。堺の選手だから?越川選手は植田監督以前から全日本に入ってるけど、石島選手は自身が招集したから?
石島選手は一度潰れると再び入れても持ち直してるところ見たことないような。。。越川選手はWリーグのどの試合だったか、5セット目に復活して大爆発というようなこともあった。
石島選手にどうこう言いたいというのではなく、この2者の監督の采配の意味がわからないのです。
日本にとって本番は最終予選なわけど、Wカップはその予行練習的に若手を使い続けるもんだと思っていたので・・・・・

長々と失礼しました。
今更こんなことと思われるかもしれませんが。。。
by M (2007-12-04 17:30) 

kei

初めまして。
いつも興味深く拝見させていただいていました。
勉強になりました。

男子最終戦のあの事件は、私は観ていてしばらく頭が真っ白になってしまいました。
何がなんだか理解できないうちにどんどん試合だけは進んでいってしまって・・・。
松本も富松も、事態が飲み込めたとき相当青くなったんじゃないかな。
そして周りの選手達も。
それでも、あれだけ強敵でも対等に戦えることを証明してくれたのが嬉しかったです。
頑張ってほしい、応援したい、そう思わせてくれる選手たちだと思います。
越川の涙には、私ももらい泣きしてしまいそうでした。

女子に関しては、rioさんのおっしゃっている「逃げ道をなくして~」については私も考えました。
メダルについても、最初から取る気なんてなかったということも。
ただ、木村と栗原に関しては、ああいう使い方されてかわいそうだなとも感じましたよ。
もちろん、世界と戦うには乗り越えなければならない壁、というところなんでしょうけど、何がなんだかわからなくなってしまったような状態でコートに立たせておくのっていかがなものでしょう?
何が悪くてうまくいかないのか、どう試合で立て直していけばよいのか、頭を冷やす時間を作ってあげたほうが良かったんじゃないかと思います。
まあ、せっかく召集しても辞退されたりで「選手が他にいなかったんだからしょうがない」という現実もありますが・・・。
それと、杉山キャプテン案、いいですね!
それこそ逃げ場のない状態にして強化!!
rioさんのコメントをみて、一瞬セッターのことかと勘違いして「んなバカな!」と思いましたが(笑)
いやいや、結構ブロックフォローにも積極的に入ってくるようになってきたし、しぶとくネット際で頑張るようになったし、でもどうも竹下高橋に比べて扱いが悪いようなきがするし、「やっぱり私でしょ!」という存在感をみせてもらいたいですね。
あ、杉山は大好きな選手なのでつい・・・(笑)
長々と失礼しました。
時間があるときに、過去の様々な記事も読ませていただきますね!
by kei (2007-12-04 20:23) 

ぽんこ

rioさん、こんばんは(^^)
W杯総括、興味深く読ませていただきました。
私は女子はどうもあまり興味が持てないので、男子についてのみコメントさせていただきますが、悲しいけれど、納得しました。
ブラジル戦第4セット事件は、ルール上審判団に責任があるというのはご承知の上で、ああいうミスをした植田監督に問題がある、とお考えなのですよね。今回の記事を読ませていただいて、それは確かにそうだ!と思ってしまいました。植田監督の真面目さがとても好きなので、本当は認めたくなかったのですが。
最初はメンバーチェンジについても、特に女子との比較で好意的に見られていた気がしますが、だんだん迷走したのは私にもわかりました。
「パニック采配」…自分が責任者であるという気持ちがとても強く、真面目さ故の迷走の結果だと感じています。
冷静な時の采配、タイムアウトの指示など、ここ何代かの監督の中ではダントツだと思うので、ぜひご自分の悪いところを自覚され、乗り越えていただきたいと思います。

ちなみに、例の事件、ラインアップシートに記入したのは、どうやらコーチのようです。そもそもどこのチームも監督本人が記入することはあまりないんですよね。スポーツナビの監督のコメントだと、rioさんが書かれた通りに読めるのですが、何だか日本語的にも意味がわかりにくいし、まだ混乱されている状態でのコメントだったのではと想像しています。元々コメント下手な方ですし(^^;)
あくまで監督は富松スタメンのつもりで選手には指示したものの、コーチとの意思の疎通ができていなくて、コーチが勘違い(または記入間違い)したのではないかと、私は思っています。
もちろん、それならコーチのせいだと言うつもりはなく、コーチを含めたベンチ=植田監督に責任があると思ってますけどね(><)

まあでも、詳しいことは書けませんが、確かな筋から話を聞くと、1点でも2点でもなく、「7点」が無しになった責任は、やはり審判団にあるのは間違いなさそうです。

長くなってしまって大変申し訳ありませんが、最後に1つ。
私はジャニーズ好きのバレー好きなので(恥)、これまでのお祭り騒ぎもイヤとは言い切れないものがありました。でも今回の平成ジャンプは、勉強してないのが明らかでしたね。
W杯はともかく、OQTはお祭りであってはいけないですよね。何とか今回のような「エンタメを放送して試合をカット」とか「選手のプライベートを毎試合放送」とかいうのだけは止めてほしいと思います。
ま、前回OQT同様TBSとフジ共同のようなので、無理だと思いますが…。
by ぽんこ (2007-12-04 20:24) 

rio

>JHさん、スポナビに総括コラムを書かれている米虫さんも、植田監督のベンチワークに「?」って感じでした。

ただ、4年前、8年前と比べれば雲泥の差だと思います。っていうか、4年前がひどすぎたんですよね。ひたすらサーブをミスる。攻撃はサイドへのオープンばっかり。ブロックは”される”ばっかり。だれた試合ばっかりで、見ていて全然面白くなかった印象があります。

それから比べると、今大会は3勝とはいえ、見ごたえはありました。まあ、それだけ期待度が低いってこともあると思いますが(笑)。

ブラジル戦だけでなく、今大会は微妙なジャッジが多かったですよね。アルゼンチンのミリンコビックがしつこく抗議していたのは、見苦しいとは思いますが、気持ちは分かるような気がします。

これに関してはFIVBが早急に対策を立てるべきだと思います。テニスのようにチャレンジシステムを取り入れるのも一案。選手たちの技術の向上に審判が追いついていないように感じました。
by rio (2007-12-04 22:03) 

rio

>azuさん、ありがとうございます。

JVAもテレビ局も、監督のレベルはまったく話題にもしませんよね。どう考えても、植田、柳本両監督のベンチワークは世界の強豪チームの監督に劣ると思います。トップが劣っている状況で選手たちが強豪に勝てるわけもなく。この辺の対策がJVAにあるのか、非常に疑問です。

成田復帰は面白いと思いますね。リベロはただ拾うだけじゃなく、守備の司令塔の役割を果たさなければなりません。佐野の守備は非常にいいと思うのですが、「司令塔」として機能していたかどうかと言われると疑問です。

私の理想は、キャプテンシーのあるセッターとリベロを起用し、その2人も含めてまとめられる人材をキャプテンにすることです。攻撃の司令塔、守備の司令塔、チーム全体のまとめの3つを役割分担させるという。そうすればチーム状態はすごく安定すると思います。
by rio (2007-12-04 22:20) 

rio

>chiritotechinさん、男子の総括については、スポナビでコラムを書かれている米虫さんが、ここでかわされた意見と同様の内容を述べられてました。テレビ局なんかは常にアンテナをはって情報収集をしているので、スポナビはチェックしていると思います。

状況が変わるには、JVAやテレビ局で職責のある人間が大鉈をふるう必要があります。そのきっかけになるのは、ファンや視聴者の声の積み重ねだと思います。
by rio (2007-12-04 22:26) 

rio

>Mさん、コメントありがとうございます。

越川、富松とも、今大会ではなかなか活躍の場が与えられず、やっと巡ってきたチャンスで大活躍を見せていただけに、相当傷ついたでしょうね。

富松は自分がコートに入っている(前衛)のときに一気に日本の流れになっていたのに、それが「間違い」だったと。監督は「松本」でいくつもりだったと。そんなひどい裏切りってそうそう無いと思います。

越川にしても、ここでも何度も話題になりましたが、「世界最終に残れるとは限らない」とまで監督に言われ。消化試合の第4ラウンドでやっと活躍の場を与えられ、鬱憤をはらすかのように大爆発していたのに、監督に冷や水をあびせられ。。。こんな仕打ちにあって、監督を信じてついていくことができるのかどうか、心配です。

石島と越川の扱いの差も大きいですよね。石島はセンター出身でガイチの愛弟子だから、なんてことなのか、あるいは越川と性格が合わないのか。いずれにしても、単にプレーで判断したわけでないような印象を受けてしまいました。

テレビで見ているだけでもそう感じるわけですし、越川が大会中に「モチベーションをなくしかけている」と話していたことからも、植田采配が選手の士気を下げていたことは明らかです。監督である以上、「この選手起用は理不尽だ」と感じさせた時点で失格だと思うんですよね。

越川が干されている間、レフトに入ったのは荻野だったわけで、自分がいることで若手のチャンスを奪っているという現実に、キャプテンとしてかなり悩んだのではないかと思います。

そんなこんなで、記事にも書いた通り、全日本男子の一番の不安要素は植田監督だと思います。
by rio (2007-12-04 22:38) 

rio

>keiさん、男子チームの気持ちを想像すると、ミスが発覚した瞬間は、かえってチームはまとまると思うんです。

子どもだったらそこで崩れるところですが、大人の場合はプライドが強く出ますから。このミスがあって日本はぼろ負けしたって言われたくないから頑張ると思うんですね。それがミスのあとの踏ん張りになったと思います。

ただ、終わってみればやっぱり、信じがたいほどばかばかしいミスなわけで、選手たちは今頃、改めて悔しさや怒りがこみ上げてくるのではないかと。植田監督がどういうふうに選手に詫びたのかわかりませんが、しっかりと信頼回復をしなければ世界最終で戦えないと思います。

柳本監督はベンチワークができないわけではないんですよね。4年前は指示をよく出していましたし。だから今回はあえて言わなかったのかなあと。WGPのときからそうでしたから。勝手な想像ですが、「言われたことはやる」というチームの雰囲気をなんとかしたいんじゃないかと思っています。

杉山が代わって”セッター”というのはさすがに無理なので(笑)、キャプテンのほうを代わればいいのでは、と。杉山も扱い悪いですよねえ。2段が打てないってところが柳本構想に合わないってのは分かります。しかし、杉山が打てないのは「ハイセットの2段」ですから、ハイセットじゃない2段=低くて速いトスの2段、あるいはBキャッチからのクイックを研究すればいいことなのではと思います。まあ、そのためにはセッター竹下では無理なんですが。

私も杉山は応援している選手の1人なので、もっと存在感を増して、世界に恐れられるセンターになってほしいです。
by rio (2007-12-04 22:52) 

rio

>ぽんこさん、植田監督が真面目で率直というのはよく伝わってきますよね。なので、試合前の準備は万端。ロシア戦でいきなりポルタフスキーを止めたり、ブルガリア戦でカジスキーをいきなり止めたり。

ただ、スポナビのコラムで米虫さんも指摘されている通り、日本の作戦に対して相手が変化してきた時に、なかなか対応ができない場面が目立ちました。いわゆる「パニック采配」です。そのあたりが、真面目さが裏目に出た結果かなあと。ミスした選手をすぐにさげてしまう場面も何度もあり、自分が立てた戦略を自分の采配で実行不可能にしてしまっていました。

タイムアウト時の植田監督の指示は、私も、過去の監督と比べてかなりいいと思います。簡潔な言葉で要所を押さえているので、選手たちに届きやすいですよね。そういう長所もあるので、監督自身も5月までに研究を重ね、もっと「嫌らしい采配」「どっしり構えた采配」ができるようになってほしいです。

7点が消えたのは、私もおかいしと思います。ルールブックに書いていないことを「解釈」でやり始めると、スポーツは成立しませんから。この点に関しては、JVAを通じてFIVBに働きかけるべきですね。特に、ブラジルは日本に負ければ優勝できない可能性もあったわけで、完全な”消化試合”ではありませんでした。この重みをどう考えているのか。本来はフジがきちんと報道すべきなのに、その気配すらないのが腹立たしいです。

ジャニに関しては、個人的な願いは「やめてほしい」ですが、会場だけでやる分には別にいいと思います。テレビでやる場合は、最低限、「ジャニを映して試合をカットする」というのだけはやめて欲しい。←これって、扱いとしては「ジャニがメインでバレーがおまけ」ってことですもんね。本末転倒です。他のスポーツでは許されないようなことが、バレーでだけ行われることに納得がいきません。

TBSはフジよりさらにひどいですからね。。。NHKが放映権とってほしいなあといつも思います。
by rio (2007-12-04 23:11) 

あいうえお~さかの空から…

rioさん、こんばわ。

総括もそうそう!!って思いながら、拝見しました。

rioさん言われてるように、柳本監督の誤算は大友の離脱でしょうね、それと呼んでも呼んでも、怪我以降辞退する有田さおり…でしょうか?
有田がいればサウスポーですし、木村と2セッターで、大山、栗原も順調に行けば、北京、ロンドンでメダルって言うのもビッグマウスとは言われなかったかも…ですね。

タイムの時のベンチの雰囲気も…多分、多分ですけどぉ、女の性(さが)が出てるんではないかと、大抵ミスが出た時とか、負けてる時にタイムを取る訳ですし『わぁってるわよ、うるせ~な』と、指示をだしても男ほど素直に聴かないでしょうし、女って難しいんっす。

まぁ、コントロールは難しいと思います、柳本さんは掌握術は長けてるほうだと思いますけど、ちょっと慣れてしまった感はメンバーにあるんじゃないでしょうか?時に扱い?かねてるんじゃないか…とか観てて思う事ありますもん。
穿った見方をしすぎてるかも知れないですけど、時々“怒れ`´)” とか思ったりしますので。
ホント 『気使いすぎー』
by あいうえお~さかの空から… (2007-12-05 01:12) 

hoi

前出、私の友人の某スポーツ紙記者によりますと、NECの葛和元監督は竹下が退部したあと、「セッター大友」を検討していたらしいです。
河村めぐみ(192cm)をセンターに使うため大友をライトに、というコンバートが行われましたが、実は大型セッター育成プロッジェクトの一環だったかもしれません。
東レ(女子)は179cmの大山妹を未経験のセッターにしましたし、パイオニアの庄司が去年夏はセッターをしていた(トランジションの中でのセンターのトス練習でしょうが)ことを考えれば、Vリーグの指導者の中に大型セッター必要論が相当根強いと思われます。

問題はそうした選手がセッターを全くやったことがないままシニア年代になっているということです。
大きい→センター パワーがある→アウトサイド 小さい→セッター、リベロという杓子定規な選手育成がジュニア年代のうちからはびこっているからです。大きくてパワーがあって敏捷性に優れた選手もいれば、小さくてもどんくさいヤツがいる、これが当たり前です。適性をサイズの問題にすりかえてはいけません。
JVAはこの辺から考え直さないと、いつまでたっても名門高校チームから輩出される従来サイズの選手を全日本で使い続けることになります。

一昨日に続いて昨秋の「Number」からの引用になりますが、ヨーコ・ゼッターランドさんが「子供の国際大会はないんだから、国内大会で国際ルールを適用しなくてもいいんじゃないか」という趣旨のことをおっしゃっていました。なるほど、日本の強化ポイントに則ってルールを決めていけばよいのです。「リベロなし」「ブロックはワンタッチにカウントする」「サーブポイントとバックアタック決定は2点」。選手の育成法も含め、それくらいの発想の転換があっていいと思います。
by hoi (2007-12-05 01:26) 

rio

>あいうえお~さかの空から…さん、女子選手って日本に限らず、タイムアウトの時に監督を無視することがありますよね(笑)。

ロシア女子のカルポリ前監督の時なんか、怒鳴り始めると選手たちは監督の顔すら見ないで。テキトーに汗拭いてドリンク飲んで聞き流してました。そういうことを分かっていて、いまの中国の監督は「笑い仮面」をつけているのかも(笑)。

全日本女子では、伝統的にごちゃごちゃ言う監督のほうが少なかったと思います。最近では葛和元監督ぐらいかなあ?監督は一言、二言びしっと指示を出し、あとはセッターやキャプテンが締めていたように思います。結局、その役割が竹下にはできない、ってことなんですよね。

だからこそ、「三屋監督」待望論です(笑)。シンクロの井村監督も、ソフトボールの宇津木監督も、長年にわたって女子を引っ張って五輪でメダルを取ってますよね。バレー界でそれができるのは三屋さんだろう、と。ちょうど郎平監督と同世代ですし、監督として再対決、見たいですねえ。
by rio (2007-12-05 01:28) 

rio

>hoiさん、大友セッター説は初めて聞きました。彼女のスピードと攻撃力を考えるとどうかな?という気もしますが、それぐらいの大胆な発想が必要な時期ですよね。

ただ、ご指摘のとおり、これはジュニア世代からの問題になってきます。ジュニア世代でも、大型セッターはのどから手が出るほどほしいと思います。

ただ、これは雑誌で読んだ話ですが、

ほとんどのチームには運動能力が高くて大きい選手がいない
いたとして1人程度なので、セッターにするとアタッカーがいなくなる
そうなるとチームが大会で勝てない

ってことになりますよね。難しい問題はここからなんですが、ほとんどの学校現場の指導者は、「Vリーグに行く人間は一握り。まして全日本選手はわずか12人。その候補を育てるために、残り大多数のチームメイトを犠牲にはできない」と考えるそうです。

これを悪しき平等主義、教条主義と批判することは簡単です。しかし、現場では割り切るのがなかなか難しいということも想像に難くくありません。

これを解決する一案として、以前もちょこっと書いたのですが、女子175センチ以下、男子185センチ以下のショートバレーとでも言うべき枠を世界規模で作ればいいのでは、と。

ノーマルバレーは全員参加OKで、ショートバレーは身長制限あり。五輪はともかく、ショートバレーの世界選手権とW杯も作る。格闘技の「体重別」のような発想です。

これなら、競技者のチャンスを減らすことなく、代表チームの強化もできるのではないかと思います。
by rio (2007-12-05 01:49) 

okutatsu

こんばんは。

>やっぱり、竹下の限界が全日本女子の限界ですね。
やっぱりそうですよね・・・。

>竹下はセッターに専念させてあげたいですよね。私は杉山にやらせればいいんじゃないかと思ってます。
これ実は私も同意見です。杉山主将は案外良いように思ってます。もちろん吉原のような激しいキャプテンシーはないでしょうけど、、、静かなキャプテンシーというか、静かな闘志というか・・・。NECでの主将っぷりを見ていて非常に好感を持ちました。高橋が主将しているよりよっぽどいいと思いましたよ。ただ、この意見、わが嫁には不評でしたけど。(苦笑)

できうるならば竹下は控えのセッターであってほしいです。rioさんの限界説はとても納得であり、日本がサーブレシーブの意識、そこからの攻撃の意識を男子並みに変えていこう、という流れが少しでもあるのならば、、、(なさそうですけど)
by okutatsu (2007-12-05 02:40) 

rio

>okutatsuさん、竹下=全日本の限界説は世界バレー2006でもさんざんっぱら書いてました(笑)。

1年前はあちこちのブログで「竹下は素晴らしい!批判をするな!」って感じの風潮でしたが、今年は「竹下は素晴らしいけど、限界がある」という冷静な見方が増えたように思います。バレーの裾野は確実に成長しているなあと(笑)。

たぶん、今年の全日本で一番成長したのは杉山ではないかと思います。特にW杯では、ディグ、サーブ、2段のアタック、とずっと「苦手」にしてきた分野に意識的に取り組んでいるように感じました。試合後のコメントでも、背筋がぴしっと伸びたようなものが多かったですよね。

全日本女子では最古参ですし、面倒見もいいようで、どこからも文句の出ないキャプテンだと思います。
by rio (2007-12-05 03:27) 

はるな☆

わたしは山本選手が得にガンバッテいたと思う!!
腰痛めてたのにww
さすがスーパーエースですねぇ。
清水は課題が多すぎる!!
by はるな☆ (2007-12-05 18:17) 

バレー大好き

初めまして。
毎回楽しみにしているW杯が終わってしまって、寂しいです。
全日本男子の最後の3連戦は、強豪相手に素晴らしいプレーを沢山見せてくれましたね。ブラジル戦は選手達にとって、苦い思い出になってしまったのは残念ですが、最後まで戦う姿勢に感動しました。

しかし、どうにも耐え難いのが、ここ数年のテレビ放映や運営方法です。ついに私はバレー協会に不満を書いた手紙を送ってしまいました。テレビ局に苦情を言っても、改善されないので、運営方法も変わらないかも知れませんが、こうでもしないと、伝わらないので、一応。
あのスティックバルーンを叩いて、振り回すのやめてー。お金を出して、会場に観に行ったのに、スティックバルーンを見せ付けられました。頭も叩かれました。最悪です。DJもうるさい。振り付けを指導するなとずっと苛々してしまいました。

苛々しながらも、一生懸命戦う選手達は応援したいので、ファンはやめられないんですよね。

こちらのブログ、これからも楽しませていただきます。
by バレー大好き (2007-12-05 23:51) 

rio

>はるな☆さん、コメントありがとうございます。

植田監督は大会前に、「今チームの成果は、誰も故障者がでなかったこと」と胸を張っていました。それなのに、大会終盤になって、山本が第1~2ラウンドで調子が上がらなかったのは「腰を痛めていたから」って。監督が選手の状態をきちんと把握できていないのか、山本が言い訳をしているのかわかりませんが。

ただ、山本も大会前に「万全。陸上選手のように走りこんで体を作ってきた」と言っています。いまさら「腰が痛かった」というのは、プロとして情けないのでは。
by rio (2007-12-06 00:55) 

rio

>バレー大好きさん、コメントありがとうございます。

「お手紙を出された」というくだりに、パチパチ!と盛大に拍手をしてしまいました。私も、おかしいとおもったことはガンガン言うタイプです。言っても変わらないことは多いですけど、言わないと絶対に変わらないですもんね。

マスコミは「数」に訴えてくるので、文句や苦情が多数届けば、変わらざるをえません。JVAでもテレビ局でも、そしてもうひとつ有効なのは「スポンサー」に苦情をいうことですが(あんな放送にカネ出してるとイメージ悪いよ、もう買わないよ、など)、とりあえずガンガン言っていきましょう!
by rio (2007-12-06 01:00) 

はるな☆

rioさん>>私の書き方が悪かったので、勘違いされてしまったみたいです。すみませんでした。
実際、ワールドカップバレー男子開幕戦の日(山本選手がまだ出ていない試合)の時に、川合氏が言っていた話です。山本本人が言っていたわけではありません。
by はるな☆ (2007-12-06 20:15) 

rio

>はるな☆さん、川合の”犯行”でしたか。すみません。

私も大会終盤に「山本は腰が…」というコメントを聞いたので、本人が言っているのかと勘違いしてました。もうベテラン(しかもプロ)なんだから、W杯に照準をあわせてコンディションを整えることは「基本のき」だと思います。そのあたりは山本も反省コメントを出していたので、今後に期待ですね。

それにしても、三宅アナは大会終盤に「竹下は親指を痛めていた」なんて言い出すし、川合は植田監督の言葉を否定するような発言。どうしようもないですねえ。
by rio (2007-12-06 20:26) 

きき

とても素朴な質問なんですけど・・越川選手はこの先海外でのプレイを目指しているとか、何かのコーナーで見たんですが、もし海外に移籍するようになった場合、ワールドカップとかの世界大会で全日本に戻ってこれることっってあるんでしょうか??
ど素人な審問ですみません。ご存知でしたら教えて下さい。
by きき (2007-12-07 15:03) 

rio

>ききさん、海外でぷれーしていても、男子の石島や女子の高橋のように、日本に戻ってきて全日本に参加している選手はいます。また、madokaさん情報ですが、海外在籍のままでも全日本代表に選ばれることはあると思います。

ただ、これは個人的な感想ですが、植田監督は越川を重用していないというか、むしろ干してるように思います。越川が海外移籍をすると、全日本に呼ばない=干す、なんてこともあるかもしれませんね。。。
by rio (2007-12-08 02:22) 

蒼井

こんにちは、蒼井です。
山本選手ってプロだったんですね。今更知ってしまいました。
と同時に、驚きが・・・
えっ!?これでプロ!?!?
プレーの質ではなく、気の持ちように非常に問題があると思うのですが。
山本選手のHPで日記を読んだら、W杯中の日記に
「アップゾーンで体を動かしてコートに入っても思うようにプレーできない。
でも今は清水が調子いいから、今回は申し訳ないけどゴリに踏ん張ってもらおう。で、出番が来たら何も考えず思い切りやろう」
てな事が書いてありました。
別に批判したくて読んでるわけじゃないのですが、なんだか軽い文章・・・

とても甘いと思うのは私だけでしょうか。
本当にこれでプロのアスリートなんでしょうか。
本当はもうオリンピックに行きたいなんて気持ちも失せているのではないかと
思ってしまいました。
by 蒼井 (2007-12-08 09:35) 

きき

ありがとうございます。全日本に戻れるかどうかは監督のご機嫌しだいで基本的には可能なのですね。個人的に越川のファンなので彼のいない全日本は何か物足りなくて・・ブラジル戦でもすごい活躍だったし。もし海外にいったとしても日本の選手として頑張ってくれることを望みます。その前に北京の出場権ですね。何が何でも獲って欲しいものです
by きき (2007-12-08 12:07) 

rio

>蒼井さん、私も一時期、山本のブログを読んでいました。が、余りにも腹が立つので(笑)、お気に入りから削除してしまいました。

なので、引用された記事自体は読んでないのですが、蒼井さんが引用された部分だけですでに腹立たしい、っていうか情けないですね。。。「今回は」って、次回のW杯もあると思っているんでしょうか。あるいは、「どうせ切符の取れない今回は」清水で、「俺は世界最終・アジア予選で」ってことなんでしょうか。ベテランのプロが、デビューしたての新人に「踏ん張ってもらおう」って…。

私も、山本はもうオリンピックに行きたい気持ちなんて無いんじゃないかと疑ってます。引退を決めていた宇佐美を説得して呼び戻したのも、自分はしがらみの中で辞められないから、「せめてお友達を」ってことだったのかも。
by rio (2007-12-08 16:49) 

rio

>ききさん、「監督のご機嫌しだい」ではなく、越川は実力で全日本の主軸になれる選手です。今の植田体制、植田方針では、越川の真価が発揮できているとは思えません。むしろ、成長を妨げられているような気が。。。

越川はできるだけ早く海外へ移籍し、そこで腕を磨いて、JVAから「全日本に戻ってきてくれ」と頭を下げられる存在になって欲しいと思います。
by rio (2007-12-08 16:53) 

ゆっきー

はじめまして!こんにちわ☆
今までバレーはずっと見てきましたが、今は女子よりも男子の方がおもしろいですね。
↑の方でどなたかもおっしゃってましたが、女子は同じプレースタイルで同じ負け方をしているのにもう見飽きました・・・
柳本監督は確かにシドニー後の女子バレーを盛り上げてはくれましたが、「復活請負人」と呼ばれるほどのことをしたとは思えないです。
あれはメグカナの今までの日本にはなかった高さと吉原・成田のキャプテンシーでしょうね。特に成田!あたしもあの存在は大きかったと思います。
リベロのカラーでチームはずいぶん変わると思います。いつぞやの世界選手権だったかな?津雲さんがタイムアウト中に「あたし、絶対とるから!だからみんながんばって!!」と檄を飛ばしていたとき鳥肌がたったのを覚えています(笑)
それにしても柳本監督は竹下と高橋を溺愛しすぎ。
あの3人がつるむから、全日本女子は1つにまとまらないんだと思います。

そして、男子!
監督が越川に「最終予選では残っている保障はない」!?そんなの言ったんですか?
信じられない・・・何考えてるんですかね。監督は越川のような我の強い子は嫌いなんでしょうか?
Wリーグで結果を残し、「今大会の一番の収穫は越川の成長」とまで言っていたのに、緒戦のチュニジア戦であっさり変えて、その後は放置。
結果を出しても評価が変わらないとは、越川にとってみれば一体どうすればいいのか!?て感じですよね。富松の最後の涙も、自分もミスの一因であるということと、3セット目の交代後結果を出したのに、4セット目はまた松本に戻すつもりだったんだという失意でしょうね・・・。
越川はこれからの日本にとって絶対的に必要な人材なのに・・・。
石島も前はただの野生児(笑)だと思ってましたが、後半は自分の決定率が悪くても何とか自分と周りを盛り上げるように努力してましたよね。
越川との関係も前より明らかによくなってるし、2人の信頼関係を垣間見ました。これからの日本はあの2人が必ず引っ張っていってくれると信じてます。

最後にもう1つだけ。
監督のオーダーミスについてですが、確かに直後のタイムアウトで「悪かった、なんとか切り替えてくれ!」的なことは言ってほしかったですよね。
でも監督はあのとき頭が真っ白だったと思います。
実をいうと、私も高校時代にオーダーミスをしたことがあるんです。キャプテンだった私は監督に確認もせずにオーダー表を出しました。そしたらそれは古い背番号のもので、全然メンバーが違っていたんですね。試合スタート時に副審のチェックで発覚したんですが、リベロとセッターを逆にしてしまったので試合は修復できませんでした。そのとき頭が真っ白になって全身震えたのを覚えています。
本当に絶対やってはいけないミスをしたとき、人間は動けなくなります。
監督をかばう気持ちはさらさらないですが、植田さんもそうだったのでは?と思いました。

日本バレー。来年の最終予選に期待しつつ、今はVリーグに注目ですね!
by ゆっきー (2007-12-09 12:29) 

きき

そうですね・・
監督が越川にきつい言葉を浴びせたりするのは、むしろ期待してるからだと思っていたんですが、干されてるとしてら悲しいですね。彼がコートの中に常にいる状態でいてはじめてメダルが見えてくるような気がするんですが。とにかく今後成長が楽しみな選手です。次も頑張って欲しいですね。
by きき (2007-12-09 12:47) 

rio

>ゆっきーさん、セッターとリベロが逆、というのは頭が真っ白になりますね。。。植田監督はタイムアウト時に「切り替えて、切り替えて」と言ってましたが、「悪かった」の一言は無かったですね。まあ、あの時点では副審のミスという思いも強かったのかもしれませんが、試合後にどういう態度をとったのか、マスコミがどこも報じないのも腹立たしいです。

確かに、今の女子は「竹下・高橋とその他大勢」って感じですよね。この2人を控えにできなかったことが、柳本監督の一番の失敗だと思います。アテネ後、全日本女子が崩壊状態になった時に、恐らくこの2人が”柳本派”についたんでしょうね。

植田監督→越川のコメントは、大会中に実況が紹介していたものです。納得しないと動かないタイプの選手が嫌いなんでしょうねえ。「根性論」の人ですから。気分にムラがあっても、怒鳴れば気持ちを入れ替えてくる石島を”溺愛”するぶん、越川が疎ましいのかも。

多くの実業団は全日本に選手を出したがらないですし、12人に残れる可能性の薄い選手たちも選ばれたがらない。一方、一流の選手たちは海外が視野に入っていて、全日本に縛られることにモチベーションを感じていない。サッカーと同じような成長の軌跡を描きつつ、なんでここまで差がついてしまったのか。JVAに聞いてみたいです。
by rio (2007-12-10 00:35) 

rio

>ききさん、同感です。まあ、植田監督のことですから、JVAから「越川をもっと重視しろ」と一言、釘を刺されればすぐに扱いが変わると思いますが(笑)
by rio (2007-12-10 00:37) 

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