So-net無料ブログ作成
検索選択

<ヒマネタ> 「アジアのライバル」はどう戦っているのか? [バレーボール]

FIVBのHPには戦評、監督・選手コメント、スコアシートが試合ごとにアップされます。アジアのライバル、オーストラリア(3勝)韓国(1勝)の監督コメントをつらつらと眺めていて、日本とは違うなあ、と。目的がはっきりしてるなあ、と。世界最終・アジア予選、日本はだいじょうぶかなあ、と。そんな気持ちになってしまいます。

豪・韓ともすでに、日本が第4ラウンドで対戦するアメリカ、ブルガリア、ブラジル各チームとの対戦を終えてます。結果はすべてストレート負け。その際の監督コメント(抜粋)が以下の通りです。

<オーストラリア・ボージャー監督>
VSブラジル(25日)
I'm happy with the players and the way they kept their focus for much of the match.
目標としていたことが試合で存分に発揮でき、選手たちを誇らしく思う)

VSブルガリア(26日)
Bulgaria played a very good game and gave us a volleyball lesson today.
We clearly need to improve our game and our results.
ブルガリアの素晴らしい試合運びは勉強になった。オーストラリアも、試合内容を充実させて結果を出していく必要がある)

VSアメリカ(27日)
In the third set, I gave the opportunity to some young players and they did well.
(第3セット、若手にチャンスを与え、彼らは期待によく応えた

<韓国・ユ監督>※韓国は29歳のリベロが最年長、主将は25歳、主力は大学生の若いチーム。
VSブルガリア(25日)
We couldn't do what we usually could do and had many mistakes in defense.
(普段どおりの力が出せず、守備面でミスが多かった)

VSアメリカ(26日)
the young players are doing well and it is  a great experience for them.
若い選手たちはよくがんばっている。いい経験になっている

VSブラジル(27日)
the young players learned a lot today. It was a great experience for them.
今日は若い選手たちが多くのことを学んだ。彼らにとって大切な経験になった

ほとんどのコメントから、W杯は若手育成・経験を積ませる場で、本番は世界最終・アジア予選という意図がはっきりと見えてきます。

対する日本は、ベテランの荻野・千葉におんぶに抱っこ。しかも、上位3国との対戦を終えている両チームと違って、日本はこれから。こういうビジョンの無さが全日本の最大の欠点・弱点です。ってなことは、関係者もみんなわかってるはずなんですが。

こんな状態で、世界最終で本当に切符が取れるんでしょうか。


nice!(0)  コメント(35)  トラックバック(2) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 35

あいうえお~さかの空から…

rioさん、こんばんわ。
初めて書き込みさせていただきます。宜しくお願いします。

毎日の日課ともなったrioさんのブログを読む楽しみが、後数日かぁ~…と思うと寂しくなります(勝手に…)

男子も女子もバレーをオリンピックで観たい…と思ってますので、ここはひとつ『石原都知事に是非頑張っていただきましょう ^^』今はそれが一番近道かと。。。
なので都知事にはしょうもない口害^^だけはしないようにお願いしたいですね『命がけ誘致道…』 頼みたいですうぅ

それとネット上でバレーの国際試合の日本開催の多さ等について、憤懣噴出(日本が弱いのはたが為であるごとく)しておりますが…

現在 Vプレミア等の試合はスポーツニュースでさえ、結果が放送されず翌日の新聞の端のほうに申し訳程度に載るだけ(一般紙ですが)
決勝戦くらいは、まぁ映像も流れたりしますが。
今後、国際大会が持ち回り?とかになりますと、時差もあるしどこのテレビ局が放送してくれるでしょうか?せいぜいケーブルですかね^^
それもゴールデンタイム以外の時間でしょうし、どれだけの人が観るでしょう

学校の部活も指導者、生徒の減少で廃部になるクラブが多いと聞きますし、サッカー、野球ほど競技人口も多くないのに露出が減るとますますバレー離れが進んで人材難…代表強化はますます夢物語になりそう。

大枚はたいて国際試合招致して、ゴールデンタイムで放送してくれてる現状はバレー好きな私には幸せな事だなぁ~と。
強化と両立しないのは辛いところですし、イベントのような演出にはウンザリもしたりしますが、視聴率は経営上はずせない事ですし、一年に一回は世界のスーパープレーが堪能できて、日本代表の試合がリアルタイムで観戦できるのはファンとしては嬉しい限り。

異論もいろいろあると思いますが、rioさんはどう思われますか?
by あいうえお~さかの空から… (2007-11-28 22:12) 

madoka

地上波でバレーの試合が見れるのって、ほんっとにありがたいことだとは思うんですが、全日本にとっては、これ以上ないぐらいの”重荷”でしょうねえ。
いっそ、植田監督が”武士”らしく(笑)、「W杯は若手に経験を積ませるため、全敗もやむをえないと覚悟していただきたい!そのかわり、OQTでは必ず出場権を獲る!」とか、ぶっぱなしちゃえばよかったんですよ。(武士って、”敗者の美学”みたいなイメージなんだけど、違う?(^^;))
「どんなに苦しくても、負けが続いても、俺は耐える!北京のために!」とか、そういう方向に持っていくことはできなかったのかなあ。
日本人って、そういうのも大好きじゃないですか。
ベンチに座って唇を噛みしめながら、ただじっと目を瞑る植田監督(思い切って裃に袴のコスプレもアリかと…)。
実況はもちろん三宅で、「ラストサムライ植田、今は耐える時だ!この苦しみが報われる時が、きっと来る!」とか絶叫して、ベンチレポの森が泣く。
若手中心の選手たちも、負けたら春高の選手のように泣く。
ゲストにはもちろん柴田理恵を呼んで、泣き顔が常にワイプで画面右下に出るようにする。
これで全日本が負けても結構視聴率取れると思うんだけど…ダメ(笑)?

オーストラリアの監督と韓国の監督があまりに羨ましくて現実逃避しちゃいましたが、日本が弱くなった理由の半分は、「大会は常に日本開催・ゴールデンで放映・視聴率最優先の選手選び」だと思います。
逆に、オーストラリアや韓国にも、「この異常な状況下で”若手育成”、やれるもんならやってみな!」って言いたいよ…。
by madoka (2007-11-28 22:14) 

madoka

おっと、奇しくも”あいうえお~さかの空から…”さんとほぼ同時に書き込みをしてしまったようですが(^^;)、私も、「日本開催・ゴールデンで放映」まではOKだと思ってます。
いちファンとして、ありがたいことだと思っとりますです。

「弱くても負けても応援してもらえる全日本」になれば、「W杯で若手に経験を積ませる」という贅沢もできるんですが、今のところ「負け試合は途中でチャンネルを替えられてしまう全日本」だから、女子はメグカナ人気に、男子はたいしてイケメンでもないイケメン人気に頼らざるを得ないし、数年先を睨んでの若手選手の起用もできない。
だから、「感動大好き」「お涙頂戴大好き」の日本人にアピールするような「勝てなくても応援したくなる、一生懸命な全日本」になれば、「若手育成」と「視聴率獲得」が同時にできる!と考えたのですが…。
「一生懸命」に程遠い(ように見える)全日本には、それがいちばん難しいか…。
by madoka (2007-11-28 22:55) 

rio

>あいうえお~さかの空から…さん、コメントありがとうございます。1日のブルガリア戦は見られなさそうなのですが、ゾルジのコラムは翌日にでもアップするつもりです。ご愛顧ください。

さて、国際試合の多さについてなんですが。週刊文春(11月29日号)でスポーツジャーナリストの二宮清純さんが、メディアとスポーツのかかわりについてのコラムを書かれています。

要旨は、
「バラエティ的演出を否定はしないが、越えてはならない一線がある」
「メディア側のスポーツへの理解が浅いから”付加価値”(タレントや実況の煽りなど)をつけて取り繕おうとする」
「これは、スポーツ中継をする側のトレーニング不足を、ドーピングで補っているようなものである」
ということです。

この批判・指摘は、バレーの国際大会が「今のような形で」日本で開かれることへの批判でもあると思います。

わたしは、バレーは純粋に=”付加価値”なしで視聴率のとれるスポーツだと思います。スポーツの駆け引きが好きな日本人向きで、ダイナミックさ、華やかさもあるからです。

なので、国際大会がまわりもちになっても日本のテレビ局は現地にクルーを送り込み、独自映像でゴールデンでやると思います。五輪にいけるかどうかも怪しい競技なのに、ゴールデンに安定して20%前後の数字を取れる。強豪に勝とうもんなら40%前後の数字を叩き出す。こんなコンテンツは他にありませんから。

国際試合がまわりもちにならないのは、FIVBやJVAに今ほどのカネが落ちなくなるからという問題、そして電通と日本のスポンサーが「バレーはおいしい」と思っているから=国際試合の開催権を買い占めるから、という問題があります。

テレビの前の視聴者の立場だけで言えば、国際試合がつねに日本開催である必要はないと思います。
by rio (2007-11-28 23:13) 

まりふぁな

こんばんは、初めての投稿ですが少し語らせてください。

俺も基本線「ボロ負けでもいいし若手メインで“次に繋がる”試合を!」って(バレー素人の分際で)叫びつづけてきたクチなんですが。
…それって今の全日本では無理なハナシな気がしてきました。

ゴリ清水はまだ今ひとつよく解かりませんが、タイプこそ違えど越川にしてもゴッツにしても、もし「完膚なきまでに潰された」なら多分反骨心とかどうとかいう以前に、どん底まで堕ちてしまって下手すりゃ再起不能になりかねないんじゃないの?って気がしてます。
つまり“繋がる”前に“ばっつり断絶”すんじゃね?…みたいな。


いくら何でも見くびりすぎ・って意見もあるかもしれませんが、ここまでの試合で、プレイ中に彼らが「自力で」自分のテンションを持ち直せたシーンを見た記憶がないのです。

TVなんかじゃ昨日の試合とかでも「点差自体には差がない」とかお気楽に述べてますが、俺なんかには逆に「点差には現れない決定的な差が本人たちには解かってる」ように見えます。
そこで突き抜けてくれるのがそれこそ少年マンガの王道なんですが、どうにも「どぉせ頑張っても無理アリアリやん?」的に受け入れちゃってる風に見えるんですよね。


明後日からの試合、それでもやっぱり「若手中心で…」とは思うのですが、本気でボロクソにヤラれて若手メンバの心が完全に折れた場合の事を考えると、そう簡単に「カントクなにやってんの!?」ともいえない気がして結構ジレンマ抱えてます↓

ある意味、某7番みたく「俺のせいだ・正直スマンかった。」とかしれっと述べてる方が(TV的&素人的には)責められるどころか美談になるワケで。
そうなりゃ「折れやすい若手は過保護に・ツラの皮厚いヤツをなんちゃって戦犯にして今大会も逃げ切るか♪」的な考え方も(ハラ立つけど)アリにも思えるし、協会やカントクの心ん中にも実際多少ありそうな気がしてます。


rioさんはそうした面についてはいかがお考えでしょうか?

…そりゃ「そうした面も含めてタフになってくれなきゃ」ってのが正論なんですが、俺個人としては「技術やなんやは根性や気合でどぉとでもなる!」とは(無責任ながら)いえるけど、逆に「根性や気合は技術でカヴァーできる!」…とはとてもいえないと思うんですよね。


植田監督がベンチどつきまわしてた様な「わかりやすい」激しさが越川とか清水とかにもっともっと欲しいです。
(ゴッツも「他人に」キレるよか、まず先に「自分に」キレて欲しいです↓)
by まりふぁな (2007-11-28 23:16) 

rio

>madokaさん、同感です。「W杯は全敗かも~。でもOQTでは!」ってなんで言えないんですかねえ。

そのほうが、テキトーに「3位以内」「メダル」とか言われるよりも、応援に熱が入ると思うんですよね。選手も短期、中期、長期の展望がしっかり持てて、やる気につながると思います。

特に、おおかたの日本人は「がんばってる」姿が好きですからねー。特に、「強敵相手に必死」ってのが大好物。日本文化のDNAって言ってもいいぐらい。ぐだぐだでも勝てたエジプト戦より、ストレート負けのロシア戦のほうが評価が高いって、世界的に見ればちょっと珍しい現象だと思いますが、それが「日本」ですもんね。

ビジュアルとか、友情モノとか、家族の献身モノとか、そういう話はもう佃煮にするほどあるんで、おなか一杯。マイナーなスポーツがメジャーにのしあがるためには最大限に利用すればいいけど(カーリングとか)、バレーには必要ないですね。

それよりも、いままでおろそかにされてきた「戦略」にもっと焦点をあてて行くべき時だと思います。
by rio (2007-11-28 23:26) 

北斗

トラックバックの件、解決しました!
So-net blogって「記事へのリンクがないトラックバックブロック」がデフォルトで設定されてあるみたいです。
リンクを入れて送って、その後リンクを消してもトラックバックは生きるみたいですが・・・。
by 北斗 (2007-11-28 23:37) 

rio

>まりふぁなさん、コメントありがとうございます。

この15年間、全日本男子の多くのメンバーは、清水→石島・越川→山本、という流れを歩んできていると思います。つまり、新人なのでがむしゃらにがんばる→全日本が置かれている内外の状況に気づき始める→折れる、でも辞められない。

一時期の極寒ムードは乗り越えたと思いますが、このサイクルが完全に断ち切られたわけではないでしょう。そのために、インドアからビーチへ「流出」する選手も増えています。全日本の第1次召集を回避する選手もいます。

越川は日本バレー界では数少ないプロ選手ですし、石島は地域クラブ(堺ブレイザーズ)の選手なので、自分たちが全日本にいる意義をよくわかっていると思います。そういう意味で、第4ラウンドにぼろ負けしてもそれだけで心が折れることがないとは思います(そう信じたい)。

ただ、長い目で見ると、彼らが「この環境でバレーをやってていいのか?」と疑問→不安→不満が芽生えてくることはあるかもしれませんね。

特に、ブラジルで修行していた石島はゾルジのインタビュー(FIVBのHPに掲載)に、「ブラジルにもっといたかった」と答えています。JVAは信じがたいことに、海外チームに在籍している選手を全日本に選ぶことを許可していないのです。

なので、選手が全日本でプレーするには、石島のようにせっかく入った海外チームを辞めて戻ってくるか、女子の高橋のように「レンタル移籍」という形をとって、古巣が海外チームへレンタルする、という形を取るしかありません。

これがインドアの閉塞感を招いている大きな原因だと思いますし、一部の選手や指導者はすでに気づいています。

かつて、女子のヨーコ・ゼッターランド(堀江陽子)は、JVAの不当な扱いで全日本に入れず、飛び出してアメリカ代表となって銅メダルを取りました。そこまでできる選手はわずかでしょうが、「全日本なんかに呼ばれなくてもいいから世界のリーグで戦いたい」という”逸材”が出てくる可能性はあります。石島や越川がそうならないという保証もどこにもありません。

世界最終で北京への道がもし断たれるようなことがあると、選手たちのほうから全日本を見放すような動きが出てきてしまうかもしれませんね。
by rio (2007-11-29 00:01) 

rio

>北斗さん、お名前の所にURLが張られているようです。色も黒じゃなくて青になってて(←わかりにくい)、クリックするとブログに飛べました。ありがとうございます。
by rio (2007-11-29 00:04) 

rio

>北斗さん追伸 いま確認したらちゃんときてました。わざわざソネットに問い合わせてくださってありがとうございます!
by rio (2007-11-29 00:19) 

北斗

反映されましたね。
こちらこそありがとうございました。

明日からの3連戦の記事も楽しみにしてます!
by 北斗 (2007-11-29 00:22) 

rio

>北斗さん、設定を「ブロックしない」に変えて見ました。こうするとスパムがくるのかな???そうなったらまた考えます。

ブルガリア戦は見られないと思うのですが、ゾルジのコラムは翌日にでも更新するつもりです。またよろしくお願いします。
by rio (2007-11-29 00:24) 

knacky

なるほど。フジテレビのお祭り放映だけを観ているだけでは想像もつかない、魑魅魍魎の跋扈する暗黒の内幕があったのですね。それが、rioさんのブログを読む醍醐味のひとつですね。感謝します。

これだけ、様々な利権に雁字搦めにされていると、勇気ある個人の出現くらいでは、どうしようもないことは想像がつきます。お先真っ暗かなあ。
視聴率にしても、観客動員数にしても、日本のバレーが強くなれば、せめて見応えのある試合をしてくれるようになれば、自然に上がるはずのものです。しかし、チームが本物の力をつけるためには、オーストラリア、韓国のような長期的展望が必要でしょうし、選手登用、起用も含め、ショー的に一時的な視聴率も低迷も覚悟しなくてはいけませんね。
でも、協会もテレビ局も、今日の収益、今日の視聴率ばかりを求めたがる。だから、実力のないアイドル歌手を呼んだり、選手に恥ずかしいニックネームを付けたり、安いサイドストーリーを演出したりする。
しかし、こういう付け焼き刃を繰り返している限りは、永遠に強くならず、永遠に姑息な手段に頼らなければならない無間地獄に陥るわけです。そして、最後には本体が衰弱し、消滅してしまうでしょう。

日本のバレーボール界は、そろそろ外国人監督の招聘も含め、長期的な視野で日本を強くするための決断の時が来ているのではないでしょうか?フィギアスケートだって、サッカーだって、みんな勝つためにやってることを、どうしてできないのかなあ。明治維新並のパワーが必要そうですね。
by knacky (2007-11-29 00:49) 

rio

>knackyさん、端的に言って、ここでも何度も槍玉にあげている松平翁こと、松平康隆・JVA名誉会長が”はかなく”なって、一派が一層されなければ改革は進まないでしょうね。いまのアイドル路線もあだ名もサイドストーリーも、ぜんぶ松平翁の「功績」ですから。

しかもこのじーさん、いまだに日本のすべての中学校に女子バレー部があるとつい最近まで思ってたんですよ。なんでしょうねこの一人時間差。じーさんが作った技に自分ではまってることにすら気づかないぼけっぷり。

60年代、フルシチョフ時代のソ連にバレー留学をして男子バレーの基礎を作った人ですが、その時にソ連共産党の帝王学も一緒に学んできてしまったのでは、と苦々しく思っております。
by rio (2007-11-29 01:21) 

knacky

うーん、サイドストーリーといえば、懐かしきアニメドキュメント「ミュンヘンへの道」。大古、猫田、横田らの美談には、少年ながらに感動していたけれど、そこに、サイドストーリーの原点があったとは!
by knacky (2007-11-29 01:38) 

rio

>knackyさん、追伸です。海外でプレーすることについては、「勇気ある個人」=大林素子と吉原知子が風穴を開けたことで、今につながっています。

Vリーグのプロ化を巡って選手たちと実業団側が対立した際に、強硬に反対したのが、全日本選手を多く抱える名門日立でした。プロ化されるとコストが急増するからです。

JVAの本音はプロ化だったと思いますが、実業団に廃部されてはどうしようもありません。結果的に、JVAはプロ化断念を宣言。日立は見せしめとして詰め腹を切らせる形で、スター選手の大林と、妹分だった吉原を追い出したのです。

国内の足場をなくした2人は、プロ選手としてイタリアのセリエAに渡り、そこで実績を挙げたことで、結果的に、「海外でプレーする」という方法論が日本バレー界でもやっと、選択肢の一つになったのです。

ただ、その後、日立はセクハラ事件を機に廃部。左利きの大エースだった大林は全日本に再召集されたもののほどなく引退。吉原は選手生命のピークの時期に全日本からほされ続け、再召集されたのは柳本監督が就任してからでした。

いまは、ゼッターランドも大林も吉原も、JVAの理事や委員です。JVAでもいずれ、彼女たちの時代がくるはず。その時に大きく変わるでしょうね。
by rio (2007-11-29 01:46) 

madoka

rioさん、「はかなくなる」という古典文学のような上品な表現に、わたくし感動しましたわ~。
早くはかなくなっていただきたいものですね~♪

ところで、全日本選手の選考基準ですが、加藤陽一の時に変更になったんじゃなかったの?
ウィキの加藤のとこ、見てみてください。
それともアレは「特例」だったのかなあ…。

私は加藤は好きなので、全日本に戻ってきてほしいんですが、なんか”干されて”ますよね(^^;)。
彼もはっきりと「全日本でプレーしたい」と明言してるし、少なくとも千葉ぐらいの守備力と攻撃力はあると思うし、なんたって”陰”の千葉と違って、思いっきり”陽”ですから。ムードメーカーとしていい働きが出来ると思うんですけど…。
ま、宇佐美がめっちゃくちゃ嫌ってるからありえないだろうけどね(-ヘ-)。
by madoka (2007-11-29 02:14) 

area71

戦術的なもの以前に、様々な問題が提起されていますね。
数字をもとにした試合の分析も大事ですが、それよりも
上位国にメンタリティでまで差をつけられては今後も厳しさをもしそうですね。適正な自己評価と、高いセルフイメージを持っていけば、現状に対してそれほど悲壮感を持つ必要もないように思うのです。
by area71 (2007-11-29 06:01) 

rio

>madokaさん、ウィキでは「加藤を全日本に呼ぶために削除された」ってなってますねー。知りませんでした。JVAのHPは情報隠蔽としか思えないほどの情報量の少なさですから、確かめられませんでした。

実際に2003年に削除されたのかもしれませんが、海外在籍のまま全日本に選ばれた選手は加藤しかいませんよね。その加藤もいまは戻ってきてますから、運用上は以前と変わらないのでは。石島はインタビューに「世界バレーのために戻ってこなければいけなかった」とはっきりと答えてますし。

現実問題、海外在籍で全日本への参加を認めたら、有力選手はほとんど海外へ行くでしょうね。Vリーグに残るメリットがほとんどないですから。

それにしても、今回のような状況にこそ、加藤が必要ですよね。レセプションも攻撃もできるサイドがいなくて苦しんでるわけですから。加藤がイケメンとは思いませんが、イケメン枠でも人気があるわけですし。同世代♪としては戻ってきて欲しいです。
by rio (2007-11-29 08:27) 

rio

>area71 さん、全日本はまず「適正な自己評価」から始めるべきですよね。”ぶち上げる”のは勝手ですが、自縛で自爆ではどうにもならないわけで。

高いセルフイメージもなさそうですねえ。監督も選手たちも威勢のいいことを言うわりに、プレーに自信のなさが出てしまってますよねー。私としては「応援したくなる試合をしてほしい」というこれ以上ないぐらい寛大な心で観ているのに(笑)
by rio (2007-11-29 08:36) 

area71

恥ずかしいことにこちらに投稿しましたコメントに誤字脱字がありました。失礼いたしました。また、韓国の監督の発言の部分をアメリカの監督と間違えて記載してしまいました点のご指摘もありがとうございました。訂正させて頂きました。
by area71 (2007-11-29 09:43) 

kumio

初めまして。W杯開幕以来、こちらのブログを拝見するのを楽しみにしておりました。
全日本の「今の実力」と「大会に対する意気込み」のギャップは悲しい程です。残りの3試合、ご紹介のあったオーストラリアや韓国の監督のような大きな心で挑んで欲しいと思います。
by kumio (2007-11-29 12:23) 

rickystroke

先日のスポルトで植田監督は「東京ではサーブの練習をする!」と言っていましたが、今更感満載。。

このオフはゆっくり休んで、ぼろぼろな体力を回復させた方が良い気がします。

ロシアチームはこのWCのオフにディズニーランドですよ!!こういう気分転換も大切だと思う。(まあ、ロシアは余裕だというのもあるけど)

女子の時も柳本監督が「選手が止めろと言っても練習を止めないんです (喜)」みたいな事を嬉しそうに言ってましたが、監督がオフ中の練習を止めさせれば済むこと。

このハードな11連戦、オフに必死に練習してどうする!ただでさえ外国チームより体力ないんだから。(というか外国チームより試合で体力使わなきゃなんだから)
by rickystroke (2007-11-29 19:12) 

rio

>area11さん、私もしょっちゅう誤字・脱字してます(恥)。見つけたら直すようにしてますが、気づかないものもあると思いますので教えてくださいね。

>kumioさん、コメントありがとうございます。

世界バレー2006で「指定席」と言われたベスト8(←日本が8位になるようにお膳立てされていた)になんとか座った全日本男子。それからたった1年で、なんで「W杯3位以内」なんて目標が出てくるんでしょうか。。。世界バレーのときの課題がほとんど解消されていないことも見えてきて、間違ってるよなーと思ってます。

指導法や強化法は、やろうと思えば今すぐ変えられることですから、その辺をもっと考えて欲しいですね。

>rickystrokeさん、私もそのコメント聞きましたよー。何年間、監督何代にわたって「サーブ練習」って言い続けてるんでしょうか。。。

ロシアは最後の3連戦、1勝2敗でも切符とれますからねえ。3連敗しても得点率で3位以内に入る可能性が高いし。余裕ですね。

日本の選手のスタミナが無いのは、先天的な差ではなく、完全な「オーバーワーク」と”ウツ”が原因だと思います。柔道、マラソン、レスリングなど日本が強い”ハード”な競技では「日本人は体力が無い」って言われませんよね。

大会前に、山本が取材に対して「寝ても寝ても疲れが取れない」とコメントしてました。これってウツ…。体力だけの疲れなら5時間も寝れば取れるはずですから。。。

解説の大林かだれか忘れましたが、「惨敗すると疲れが翌日も残ってしまう」ともコメントしてました。この辺の”くそ真面目さ”が「体力の無い日本人」の正体だと思います。

オフに練習をやめられないのも、じっとしてられないから、不安だから、なのでは。川合じゃないけど「負けても殺されるわけじゃない」んだし、どうせ勝てない相手に、「こんな技仕掛けて慌てさせてやろうかなフフフ」ぐらいの”楽しみ”を持ってやってくれれば、観るほうも楽しいのに、と思ってます。
by rio (2007-11-29 20:19) 

素人バレーファン

はじめまして。
色々このサイトを見て勉強させて貰っている初心者ですが、不思議に思った事を質問させて下さい。
24点のセットポイントでピンチサーバーって何の意味があるのでしょうか?
20点にすらのってないにも関わらずスペイン戦ではそんな場面がありましたよね?
どう考えても無意味だと思ったのですが…(素人の考えなのでごめんなさい)
by 素人バレーファン (2007-11-29 21:35) 

rio

>素人バレーファンさん、スペイン戦で越川が出てきてミスッた場面ですよね。あの場面に限って言えば、私も意味はあまりなかったと思います。

越川のサーブがかなり調子が良かったとしても、日本がジュースに持ち込むためには5連続得点ぐらいする必要があったはずで、ベテランが多いスペインがそんな崩れ方をする可能性は低いですから。ジャンピングフローターで、しかもよくミスる松本(山村だったかな?)にそのままサーブを打たせるよりは、わずかに可能性は高い、という判断だったと思います。

ただ、タイミングとしては、1巡り前のローテでピンチサーバーを投入するのがセオリーでしょうね。なんでそうしなかったのかは、録画など撮ってないのでわかりません。

バレーに限らず、ラリーポイント制のスポーツには強いサーブが欠かせません。テニスも卓球も、ランキング上位には”ビッグサーバー”が多いですよね。そういう意味で、ここぞ!という場面でのピンチサーバーの役割は非常に重要なんですが、日本のサーブの精度では裏目に出ていることが多いと思います。
by rio (2007-11-29 21:56) 

素人バレーファン

素人の私の質問に丁寧に御答えいただき本当に有難う御座います。
隣で一緒に見ていた娘が「この人のせいで取られちゃったね」と言った言葉が印象的だったので。
しかも2セット連続で(苦笑)
越川選手を少し気の毒に思いました。
by 素人バレーファン (2007-11-29 22:09) 

madoka

rioさん、「同世代♪としては」って何よ。その小バカにしたような「♪」は何よ!
ええ、ええ、確かにあたしは荻野と同世代…つーか同い年のババアですよ。
もっと年寄りを敬ったらどう?!こっちは四十肩にサロンパス(←スポンサー様)貼りながらキーボード叩いてんだからね!
あ、rioさん今、確実に「恩着せがましいババアだぜ…」って思ったね?!
……はい、頼まれもしないのに、完全に好きで暴言吐いたり妄想したりしてるババア、それがわたくしでございます…。

ところで、加藤問題(全然問題になってねえよ)ですが。
JVAは、いったんは加藤を全日本に入れるために規則を捻じ曲げたけど、加藤が干された(というか干した)からには、規則を曲げたことも全て「なかったこと」にしてすっとぼけてるんでしょうね。
ほんとーーーーにスモールアスホールなヤツだぜJVA!

私が全日本に宇佐美が帰ってきたことを嘆いてるのは、「阿部ちゃんじゃないのかよ」とか「君は山本のコバンザメか…」とか「大人になった、ってどこが?」とか、まあそういう理由もあるんですが、「ああ、これはもう加藤は”ナシ”ってことなのね!」とダメ押しされたようなもんだから…ってのもあるんですよねぇ…。

フジテレビさん、スポンサーさん、「帰って来た超高速セッター」より、「帰って来た空飛ぶプリンス」の方が視聴率取れるよー!
「寝ても寝ても疲れが取れないニッポンの大砲」より、加藤のほうがイケメンだよー!(…そうか?)

でも、(まあないと思うけど)OQTで加藤が召集されたとして、それで切符が取れなかったりしたら、どうせ大嫌いな加藤に全責任おっかぶせるんだろうな、JVA。
そう考えると、「加藤、全日本なんか捨てちゃえ!Vプレミアで頑張れ!」って思ったり…。ふぅ~(ため息)。

乙女心って複雑なのよ、rioさん。
by madoka (2007-11-29 23:01) 

rio

>madokaさん、スポンサー様にまで気をつかっていただいて(笑)。って私のスポンサーじゃないですけど。いつもコメントくださってほんとに感謝してます(年寄りとかババアとか言ったことないけど。っていうか、思ったこともないですけど…)。これからも縦横無尽に滅多切りしてください。

突然マジメな話ですが、荻野、心配ですよねえ。プエルトリコ戦の負けのあと「俺のやり方、まちがってんのかなあ」と漏らした、とかなんとか実況が紹介してましたよね。泣けてきます。荻野さん、あなたは間違ってない!間違ってないから!バレーってこんな湿っぽいスポーツでしたっけ…。

たしか、W杯メンバー→世界最終・アジア予選のメンバーの変更って3人しか認められないんですよね。とりあえず宇佐美と山本はずして、阿部と加藤ですね。あとは…センター出身の植田監督に大竹コーチは必要ないと思うので、青山コーチでいってほしいです。って、これは選手枠じゃないか。
by rio (2007-11-29 23:20) 

rio

>madokaさん、追伸 泉川コーチでも可、です。
by rio (2007-11-29 23:20) 

rio

>素人バレーファンさん、娘さん、鋭いツッコミですね。。。私も2セット続けて越川が同じことをしたときは「あほか!」と叫んでしまいました。
by rio (2007-11-29 23:29) 

madoka

宇佐美・山本→阿部・加藤…これは夢が膨らむわ~(>▽<)!!
まず、ムードが200倍ぐらい良くなるね。
加藤(オポジットに入れるんでしょ?)もレセプションに参加できるから、越川・ゴッツの負担が減るし。
セッター阿部なら、富松にネットより低いトスが上がることもないだろうから(笑)、センター3枚、思う存分使えるし。
まず、何でもないボールをレシーブしようとして何にもない所でけつまずくイケメンと違って加藤はつなぎがうまいから、チャンスボールが来たのに失点…なんていう情けない事態が減ります。
視聴率的にも全然問題なし!
今大会中にもガンガン流れてるJTの(よくわからない)CM、アレを見るたびに「竹下だけになっちゃって…大丈夫か?」といらぬ心配をしていましたが、加藤が入ればスポンサー様も大喜び!
あ、でもパナソニックが…(^^;)。

しかし、ほんと、”コーチに大竹”って笑わせてくれますよね。
コーチの高さでは世界に引けをとらないぜ!ってこと?
現役時代、確か入社3~4年目でVリーグ(か黒鷲旗)でNECが優勝したんですよね。
その時、バレー雑誌のインタビューで、金子(後にNEC監督)と誰かと大竹で鼎談があって、「今年の躍進の理由は?」と聞かれて、金子(or誰か)が「そりゃあ大竹がクイックを打てるようになったことですよ(笑)」と答えてたのを覚えてます(って思いっきりうろ覚えですけど(^^;))。
それぐらい、「デカイだけ」の選手だった、ってことで…。
まあ、現役時代のプレーとコーチング技術は別物なんでしょうけど。

コーチは2人付けれるみたいだから、青山・小林で決まりでしょう!
で、監督は中垣内。
これ、完璧じゃない?
これ以上の完璧なメンバーはありえない、ってぐらい完璧じゃない?
ベンチのイケメン度も上がるよ~( ̄▽ ̄)。
私、これでOQT負けるんなら、悔いはないよ。
せめて1年前からこのメンバーでやれてればなあ…。口惜しいなあ…。
いや、今からでもやらないよりはマシ。
今すぐチェンジ!!
by madoka (2007-11-30 00:59) 

koji

スローライフ山本&宇佐美に代えて加藤&阿部。
これが実現すれば少しは全日本にとってプラスになると思います。
W杯残り三試合、おそらく虐殺ショーになると思いますが少しでも明日に繋がる試合が見たいです。
それにしてもJVAも永田町に負けず劣らず魑魅魍魎な世界だと言う事が良く分かりました。
by koji (2007-11-30 12:25) 

rio

>madokaさん、阿部・加藤の投入は現時点ではベストですよね。三方一両損、じゃなくて八方丸く収まる起用で。

私は清水を同時に育てたいので、加藤はオポジットとサイドの両にらみで。それぞれ順番に休ませながら使うこともできてばっちりです。

セッターも阿部だったら、松本や山村の高さももっと活きると思うんですよね。2段トスなんか阿部にあげちゃえ!みたいな感じで、チームの引き出しもずいぶん増えます。

JTのCMなんて、加藤はヘルメットかぶせられた上に引きの映像。ほとんど顔がわかりませんよね。ほかのみんなはアップで映ってるのに。すごい嫌がらせ、というか、干され具合ですよね。またそれを受け入れてしまうJT。。。自分とこのスター選手より電通のほうが大事なのか、と。

大竹はほんと、わかりきったAクイックぐらしか打てませんでしたよね。おとりも中途半端に手をあげて軽くジャンプするだけ。だれもつられないから意味がなくて。そりゃあ選手生命ものびるだろ、と思うしかないようなプレーでした。

名選手=名コーチとは限りませんが、いまの全日本に大竹コーチは不要ではなかと。監督もコーチもセンター出身なのに、いつも「課題はブロック」なんですからねえ。ガイチはいずれ監督になると思いますが、怖いでしょうねえ。現時点で、ガイチが認めてるのは松本のクイックと清水の頑張りだけなんですよね。JVAとガチンコでけんかしてくれれば面白いんですが。
by rio (2007-11-30 18:44) 

rio

>kojiさん、JVAに限らず、スポーツ組織は、水泳でもスケートでも陸上でも柔道でも、あらゆるとことで似たり寄ったりだとは思いますが。
「スポーツ=健全」という隠れ蓑がある
もめごとがあるとすぐに「選手たちは悪くない」というすり替えでなあなあにしてしまう
「体育会」=上にものをいえない、という異様な文化が根強く残っている
などなどの理由で、自浄作用が働かないからです。

協会トップにサッカーの川淵的人材、選手たちの中から野球の古田的人材があらわれてきてほしいと願うばかりです。
by rio (2007-11-30 18:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

[VBall]この悲しみをどうすりゃいいのについて(/ja あやつる YmrDhalmel 2007-11-29 21:51)

西も東も物語(違うし略しすぎ)。 ワールドカップ移動日の隙を狙って、誰かのエントリーにぶら下がっては呟くという傾向のエントリ。 次の監督が…なら via no title 中垣内さんのファンには怒られるかも知れませんが…… 植田監督の後は中垣内監督でと考えている方もいる

大自然の国の旅(オーストラリアとニュージーランドホテル 2007-11-29 12:59)

失礼します。旅とホテルレポートを書いています。よろしければお読み下さい。よろしくお願いします。

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。