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W杯男子・2日目 ゾルジは「山ごもり」と「武者修行」を比べる [バレーボール]

日本の2段トスには興味あっても日韓戦はどうでもよかったゾルジ兄貴の「俺についてこい」のコーナーです。きょうのテーマは「山ごもりと武者修行」です。スピリチュアルです(違)。流行です(大違)。

昔々、アメリカダグラス・ビールという有名な監督がおりました。1984年、自国開催のロス五輪の直前、とんでもなく寒い真冬に、選手を引き連れてユタ州で山ごもりをしたそうです。目的は精神力の鍛錬。「チームスピリット」ってやつを身につけるためです。

山ごもりでは、スター選手のうちの数人が実はけっこうへなちょこで、目立たないような選手のほうが過酷な環境に耐えてたりしたのです。なので、スター選手が目立たない選手に頼らざるを得ない状況が生まれ、それがチームの心を一つにしましたとさ。どっとはらい。

なんてよくできた美談。日本の指導者が聞いたら泣いて喜びそうです。ゾルジ兄貴はダグラス・ビールを取材した動画を見てくれ!と熱心に勧めております。が、私はこの手の話が好きではないので軽くパスして話を進めます。

時代は下って2000年。オーストラリアは、自国開催のシドニー五輪に向けてバレーボールの強化に乗り出します。が、山には送り込みませんでした。

オージーにとってスポーツ(球技)といえば、クリケットかラグビー。バレーボールが”伝来”したのは1930年代で、YMCAが広めたそうです。特に大学生の間で普及し、1963年に協会を設立。Polish Joe Hiller(ぽりしゅ・じょー・ひらー?) という人が最初の代表監督だそうで、選手は東ヨーロッパからの移民が中心だったのかな。

1996年、AISというオーストラリアのスポーツ振興団体があるんですが、そこが選手を一同に集めて強化することにしました。Stelio De Rocco(すてりお・で・ろっこ?)という現カナダ監督が当時の監督だったそうで、イタリアのバレー雑誌に電話して、「オーストラリアでは対戦相手が見つからない。海外に武者修行に出ることが、チームを強くするための近道だ。なんとかならないか」と電話しました。ずうずうしいですね。それでも、親切なイタリアーノたちはヨーロッパのあちこちのクラブと話をつけ、選手の受け入れOKを伝えてきました。

いままで30人のオージー選手たちがヨーロッパで武者修行をしているのだとか。さらに、ジュニアチームは、1~2月にかけ、スウェーデン、フランス、スロバキア、イタリアを武者修行してまわっているそうです。

 手法の差には時代の差もあったんでしょうね。当時、アメリカには有力な国際リーグ(セリエAのような)がなかったので、自分たちだけで切磋琢磨するしかなかったのです。今ではもちろん、アメリカの選手たちも海外へ武者修行に出ています。

オージーたちはあちこちの海外クラブでプレーし、その成果を共有するという強化策をとってきました。監督はそれぞれの選手の能力や技術を見極め、パズルのように組み合わせていくのだそうです。

 要するにゾルジ兄貴は、イタリアには世界中から選手が集まる、ってことが自慢なんですね(違)。

さて、戦評です。力を使い果たしたのか、やる気なしなしです。

なぜ、ロシアが勝ったのか?
アレクノ監督はスタメンを4人入れ替えてきた。長丁場を戦うには戦力を温存することも重要だから。オーストラリア相手だし。ロシアは終始危なげない試合運び。今日もロシアの選手たちの無表情、無感動な試合にいらだっているゾルジ兄貴でした。

なぜ、アルゼンチンが勝ったのか?
オポジットのミリンコビックの経験値と、チュニジアの第3、4セットのミスが勝負を決めた。ミスが少ないチームが勝つ、だそうです。


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コメント 4

madoka

山ごもりと武者修行…。
「武者修行」の部分はいいけど、「山ごもり」の部分は絶対植田監督に見せちゃダメだ(笑)。
by madoka (2007-11-20 00:02) 

rio

>madokaさん、大阪・貝塚市にこもってるのは山ごもりのようなもんですよね。
by rio (2007-11-20 00:45) 

madoka

ああ、私、真冬の山で精神鍛錬…でいきなり、映画『八甲田山』みたいのを想像しちゃったんです(←発想が極端すぎるんだよ><!)。
なんか、植田監督を先頭に、吹雪の中をザックザックと進んでいく全日本男子の映像がたやすく想像できてしまったので、「ヤバイ、滝の次は冬山行っちゃうぞ!」と…(笑)。

植田監督は「故障者を出さない」ことを大事にしておられますので(笑)、『八甲田山』みたいなことはない(故障どころか、死んじゃうからね)でしょうが、「冬山鍛錬」って、松平の爺さん(美談大好き)あたりが聞いたら、やる気出しちゃいそうでヤだ…。
by madoka (2007-11-20 02:14) 

rio

>madokaさん、男子バレーは「積極的に海外へ行くべき」という人が増えているようですが、女子バレーはまだまだですね。女子は”バレー漬け”で大山のように燃え尽きてしまう問題も解決しなければいけませんよね。
by rio (2007-11-20 11:10) 

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