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W杯・ポーランド戦 気合で競り勝つ [バレーボール]

4年前に引き続いてのフルセット勝ち。日本のプレーは決して良くなかったけれど、「勝てるチームには勝つ」レベルに踏みとどまった感じ。次のケニアは控えで圧勝し、その次のキューバに勝って、セルビア戦の負けを帳消しにしてほしい。

ただ、第3セットはいつ始まっていつ終わったの?目を離してなかったのに、気がついたら第4セットの終盤で大混乱。会場は大いに盛り上がったと思うけど、テレビの前ではいまいちノリ切れなかった。それでも第5セットは熱くなりましたが。

日本もポーランドも同じようなミスやプレー(サーブミス、スパイクのミス、フェイントを拾えない、など)を重ね、ガマン大会になったこの試合。

日本はグリンカをサーブで狙い(←徹底してできたとは言い難いけど)、アタック本数を減らすことに成功。特に前衛レフトでサーブを取らされたグリンカは、アタックを打てないか、打っても決まらない場面が目立った。ワンマンチームを崩す典型的なパターンに持っていけたのが一番の勝因だと思う。

一方、苦手な伸びるフローターサーブには、木村、高橋だけじゃなく佐野まで崩されていた。そのせいで第1セットはあっさりやられてしまう。けれど、第2セット以降は、崩れたところからでもブロックと相手コートをよく見たブロックアウトやフェイントなどで切り返していた。やればできるんじゃないか。それだけポーランドのブロックやレシーブに穴があったとも言えるけど、木村が踏ん張ってボニッタ監督のデータに無い(?)動きをしたのも良かったのかも。特に第4セット終盤の競り合いでは、毎回打つコースを変えてほとんど決めていた。イタリア戦に負けて「個人技の差」とコメントした柳本監督も一安心したことでしょう。

冒頭にも書いたけど、日本のプレーがいきなり向上したわけじゃない。これまでの試合にもあったイージーなミスを繰り返してしまう場面が目立ったのも事実。

・伸びるフローターサーブで崩れる
・栗原がバックアタックを打ち切れない(←ジャンプ力が落ちてきて、トスが合わないのかも)
・荒木がブロードのストレート打ちでラインを割る
・ラリー中の2段トスがうまく上がらない


セルビア戦でもイタリア戦でも目立ったこの手のミスを今日も連発しながら、最後は競り勝ったんだから、やっぱりこれまでの試合では(柳本監督も含めて)集中力が足りなかったんだろう。高橋が、後衛の時には荒木にいろいろとブロックの指示を出し、前衛の時もいつになくつなぎやカバーに飛び込んでいた(←1歩目が遅いけど…)のが印象的。

ポーランドも、「さすが」と思わせるイタリアっぽいプレーを随所に見せた。一番印象的だったのはチャンスボールを返さなくてはならない場面。ただ漫然と返す(←日本のように)のではなく、開いて待っている木村や栗原を狙って返球し、ブロックの的をセンターにしぼる作戦にチャレンジしていたこと(←徹底してできたとは言い難いけど)。

このプレーで思い出すのは、2000年のシドニー五輪・男子で優勝したユーゴスラビアだ。身長も普通、強力なアタッカーがいるわけでもないチームだったけど、粘り強いレシーブと、水の流れみたいに滑らかなつなぎが特徴的だったこのチームは、「チャンスボールは相手セッターに返す」という約束事を徹底していたと思う。そうすることでコンビを封じ、ブロックの的をオープン攻撃にしぼる。そこからワンタッチを取って切り返すのが得点パターンの一つだった。

いまの女子で考えた場合、このプレーはキューバには通用しないだろうけど、ポーランドやセルビアのようなヨーロッパのワンマンチームには有効なはず。川合俊一が一言いえば、すぐに取り入れられるかもしれませんね(笑)。

(追記)
今大会、ジャッジミスが目立つように感じるのは気のせいでしょうか。日本初戦のドミニカ戦で、線審がインのボールをアウトとコールする場面が2本続いた時に、変だなと思ったんだけど。それからほぼ毎試合、ジャッジミスが出ていると思う。日本の試合だけじゃなく、T.W.さんの戦評によると、3日のブラジルVSポーランドでは前代未聞の「主審交替」があったのだとか。バレーもテニスの「チャレンジシステム」のように、なんらかの対策を考えるべき時期にきているのかも。


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madoka

消えた第3セット…私もびっくりしました(笑)。
「それでは第1セットを振り返りましょう」とか「杉山の旦那さんからの手紙」とかいらないから、せめてカットしたセットのダイジェストぐらいは流してくれてもよくないですか?

今日は高橋が久々に気合の入った顔をしてましたね。
1セット目の序盤で、ネットに近いトスをポーランドのブロックに思いっきりこすり付けるようにしてブロックアウトを取った時の「どや顔」!
素晴らしく「根性の悪い」顔を見せてくれました(←これ、100%褒め言葉として使ってますから、誤解なきよう…^^;)。
アレを見たとき、「今日はいけるんじゃないか?」と思いました。
それと木村!「ミラクル・サオリン」の本領発揮!
あの奇跡のようなコース打ちは、計算してやってるの?それとも天然?
でも今日は、決めた後の喜びようからしても、ちゃんと狙ったところに打てているんだろうな、と感じました。
他の誰にも真似できないプレー…。やっぱり天才だなー。

この2人がしっかり決めてくれると、竹下もラクですよね。
しかし栗原に関しては………。
レシーブ免除されてるのに、あのバックアタックはないでしょう。
ポーランドの選手たちはきっと、「チャンスボール来た!」って思ってますよ(笑)。
5セット目なんか、ほとんど何の貢献もしていない(どころか大事な場面で2段トスを失敗…)ように見えましたが。
途中チラッと「ここまでの決定率が14%」とか言ってたし。
大山はケガ人だから無理だとしても、大村とチェンジしてもよかったのでは?と思いながら見てました。
まあ人気選手だから下げられないという「大人の事情」もあるんでしょうけど…。

荒木の「ブロードでストレートに打ってアウト」は、毎試合恒例のお約束みたいになってますねえ。
一応「決まったー!」って感じで喜んでみせるとこまで含めて(笑)。

それと、チャンスボールの返し方は、私も常々思ってました!
日本はよくやられてるじゃないですか。竹下が取らされたり、センターが取らされたり…。
なのになぜ、安易に返す?!学習能力ないのか?!
中田久美姐さんが現役の頃、パスでポーンと相手コートのいちばん深いところに返して逆にポイント取ったりとか、よくやってましたよね。
身体能力とか個人技とかそういうレベルじゃなく、意識の問題。やろうと思えば明日からでもできるプレーです。
川合の言うことが取り入れられるのなら、久美姐さんの一言が聞けないはずはない!言ってやってください、姐さん!

フルセットの接戦をものにしたというのに、素直に喜べない自分が悲しい(-"-)
4年前は(森アナみたいに号泣まではしなかったけど)感動したんだけどなあ…。
by madoka (2007-11-11 01:33) 

hoi

ふーん・・・という感想しかない試合になってしまいましたねぇ。
もちろん、五輪出場権がかかるわけですから勝ったことは評価しましょう。
でも、今の全日本メンバーに要求できるプレー、できないプレーを考えてみると、今日なんかはできるプレーをかなり全うしたほうだと思うんです。逆に言えばここまででしかない、ということですね。だから、ふーん・・・なのです。

アテネのあと何が進化したのか、4年間を何に使ったのかわからないうちに北京を迎えます(おそらく出場はするでしょう)。
それぞれの選手にももちろん責任はあるし、もっとハイレベルなものを見せて欲しいとも思いますが、最も問われるべきは強化方針なんじゃないでしょうか。あとはテレビ局!おまえら・・・
by hoi (2007-11-11 01:37) 

みく

コメントつい笑っちゃいました(笑)
確かに川合さんが言えば、取り入れられるかも?!中田さんでもいい!私もあのポーランドのプレーは気になりました。徹底させれたら、さすがボニッタ!ってところでしたね。頭脳プレーは監督の違いでしょうか。
柳本監督への皮肉もウケました(笑)

相変わらず、サーブで崩されることが目立ったけれど、今試合は粘り勝ちかな。今日は高橋テンション高かったですね。木村もつられて集中力あったような。バックライトとか打ってたし、高橋のようなブロックアウトも積極的だった。柳本監督も今日は指示出してましたね(笑)。ミスは連発するものの、意識の違いかカバーが良かった。おかげでラリーが続きこちらも興奮しました。今大会の状態からすれば頑張ったなと感じました。良くも悪くも高橋選手の雰囲気はやはりチームへの影響力大ですね。

ミスで気になるのは、荒木のブロード ストレート打ち。ブロックが高いと意識しすぎるのかな。〝声だし隊長〟とか言われ意気込みすぎてしまったか・・・そんな不器用な荒木選手も個人的には好きですが・・・。

それにしても、第3セット観戦したかったです。またフジにやられました・・・。

栗原選手疲れてますね~。第5セットで栗原が浮き足立った時、もうダメかと思いましたが・・・。キューバ戦まででよいので踏ん張って欲しいな・・・。
by みく (2007-11-11 01:44) 

おじさん

>気な天才セッターのようにミスしたアタッカーをにらみ殺せ、とまでは言いませんが。

結構つぼにはまりました。同世代のようですね。
でもあれは監督がもっと怖かった?
by おじさん (2007-11-11 01:59) 

rio

>madokaさん、高橋の意地の悪い顔、ほんと久々ですねー。あのブロックアウトを取ったプレーに関しては、ボニッタが「ホールディングだ」と相当抗議していたようにも見えましたが。高橋は片手ですから、微妙な判定ですね。

木村も試合後のコメントによると、自分で一番のできだったと思ったそうです(笑)。次の課題は、イタリアのように穴がないときに、どうやってポイントを取るか、ですね。

栗原はきょう、サーブで狙われ、取らされている場面もありました。しかしそれ以上に、表情がもう疲労困憊。プレー中もうつむき加減で、何度かカメラに抜かれてましたよね。第5セットはてんぱって、ダイレクトはアウトになるし、トスは合わないし、大ピンチでした。明日のケニア戦は休んで、キューバ戦に備えてほしいです。

チャンスボールの返し方は、完全に監督の差だと思います。やれ、って言えば1秒後からできるプレーですから。ボニッタは就任半年でそういう「基本」を徹底して意識づけしてきたわけで。

柳本監督はテンシンコンビの低さ対策に意識をとられすぎなのではないかと思いました。

>hoiさん、そうなんです!ほんとはタイトルを「ふーんっていう試合」にしたかったんです(笑)。両方のチームがミスをあれだけ繰り返すと、観るほうはだれますよね。ストレート勝ちなら褒めてもいいと思うんですけど。そんなこんなで「気合で競り勝つ」です。

柳本監督は就任以来、「日本の監督は諸外国に比べ、一人で全部やらなければいけない」と負担の重さを訴えています。アテネ五輪の際は事務手続きに行き違いがあり、日本が練習できないだか、選手村に入れないだかのトラブルもありました。

そういう面をしっかりサポートして、監督・選手を試合に集中させる環境を作るのが協会の役割だと思うのですが、松平翁に言わせるとそれは「言い訳」なんだそうです。アタック練習の的にしてやりたい気分です。

にもかかわらず、選手起用だけは監督に一任されない。監督が、データをもとに強化委員会(だったかな?)に”プレゼン”しなければならないわけです。ありえないですよね。

>みくさん、監督の差だと思います。

madokaさんも指摘されていますが、中田らの時代は当たり前だったプレーなんですよね。大林は画面から見切れるほどたかーーーいアンダーで返して間を取り、チームを落ち着かせていました。誰だったか忘れましたが、センターの1人はオーバーハンドで高低差のない速いパスを繰り出していました。当時はファーストタッチにもドリブルが適用されていたため、最初のボールをオーバーで触るのを避ける時代だったのですが、それを逆手にとって、アンダーで取りづらいボールを返していたわけです。そういうふうに、場面ごとに工夫があったと思うんです。

基本プレーで4年前と比べてもレベルが下がっているように見えるのは…どうしたもんですかねえ。
by rio (2007-11-11 02:27) 

rio

>おじさん、コメントありがとうございます。

残念ながら「同」世代ではありません(笑)。そんなに離れてもいないですが。
by rio (2007-11-11 02:28) 

madoka

ぶぶっ!rioさん、やめて~~~!(≧▽≦)!

>アタック練習の的にしてやりたい気分です。

私、歯磨きしながら読んでたんですが、危うくパソコンの上に吹き出すところだったじゃないですか!
飛び交うボール、コートの中をキイキイ言いながら逃げ回る名誉老人…。
私の脳裏には、はっきりと見えました(笑)。
ちょっとストレス解消☆彡

あ、一応言っとこうかな。
え~、お年寄りは大切にしましょう!
おやすみなさーい♪
by madoka (2007-11-11 04:01) 

rio

>madokaさん、「名誉老人」もかなり笑えますよ~
by rio (2007-11-11 19:28) 

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