WG予選 ロシア2軍に完敗… [バレーボール]
最後にセイコの涙か(笑)。なんの涙?年齢からくるドライアイかな。
謎の多い試合だった。最大の謎は、なんで栗原をフル出場させたのか。試合前に日本は予選敗退、ロシアは決勝進出が決まってたわけだから、ベストメンバーを組む必然性なんてどこにもなかった。それよりも、栗原がいない状況でどう戦うかを研究するべきだったのに。ロシアは故障した正セッターを大事をとって温存、ガモワも、山咲トオルも…じゃなくてゴーディナも先発させなかった(ゴーディナは途中出場)。そんな2軍相手に日本は”ベスト6”でかっこ悪い負け方。がっかりだ。
柳本監督のミスはこれだけではない。象徴的だったのは第2セット、18-21で珍しく早めにタイムアウトをとった場面。ところが、建設的な指示がまったく無く、コーチ陣も含め、みんな無言…。ほんとびっくりするような無言状態…。吉原がキャプテン、成田がリベロだったときは、柳本監督が無言でも2人が守備と攻撃の指示を全選手に出していた。しかし、竹下・佐野はそれをしない。結局、タイムアウトがただの休憩時間になってしまっている。
そして今日は、というより、今日も竹下はおかしかった。第1セット、11-9での場面ででツーを見せたが、簡単に拾われ失点。チームのリズムが狂い、庄司のブロードがシャットアウトされるなど連続失点して11-12と逆転された。にもかかわらず、第3セット、7-9の競っている場面でまたしてもツーを使い、ネットを越えないという信じがたいミスで失点。そこからクイックのトスが合わないなどのミスが重なって7-12と突き放されたのだ。
解説の中田がそこをきちんと突っ込まなかったのはほんといけてない。中田は解説者として「セッターはチームが苦しいとツーを使いたくなる。しかし、ツーを使う以上、100%決めなければならない」とくり返し強調してきた。現役時代に自在のツーを見せた人の実感だろう。ならば、なんで竹下のツー、特に第3セットのミスを「ちょっとあいませんでしたね」で流したのか。他に選択肢もあった中、セッターとして、キャプテンとして、あるまじきミスだろう。その重みを観ている人にきちんと解説する(非難ではなく)のが仕事のはずなのに。
竹下が全然ダメだった原因ははっきりしている。バンチ・リードを取り入れたロシアのブロックシステムに対抗するには、竹下のトスの絶対的な高さが足りないのだ。だからA、B、Cクイックや、センターからの(遅い)バックアタックが通用しない。そこがだめならブロードというパターンは読まれているから、ブロックは確実についてくる。結局、クイックかブロードをおとりにレフトで攻める、というパターンしかなくなり、ツーを強引に放ってミスったのだ。その結果、第3セット中盤以降ははずっとレフト攻撃が続き、その流れのまま、第4セットはなすすべなく落とした。
この傾向はポーランド戦でも同じだった。あの時はツーが決まった場面が印象的だったが、竹下はポーランド戦でもツーを拾われていたはずだ。何度もくり返しているけど、竹下の限界は、イコール、全日本女子の限界でもある。
高橋、木村は今日もピリッとしなかった。アタックのミスも目立ったし、それよりもつなぎのミスが痛かった。センターと交錯したり、イージーなチャンスボールをアンダーで処理したり、ボールに適当に触ったり。雑なバレーをしていた。
北京五輪出場は、中国が開催国枠、韓国は低迷という事情を考えれば、それほど難しくないだろう。しかし、こうした試合をしているようでは、出たとしても「出ただけ」になってしまう。竹下・高橋は「五輪”出場”が目標なら五輪には出たくない。わたしたちはメダルを目指したい」と訴えたそうだ。だが吉原は(似ているようでも)そういう言い方はしなかったし、周りに嗤われながらも、メダルを目指すんだという姿勢を崩さなかった。柳本監督も含め、吉原が抜けた穴をまだ埋められていないのか、という印象が残る大会でもあった。







毎度おじゃまします。
吉原が抜けた穴…どうやったら埋まるんでしょうね…。
プレー面はともかく、あの「気迫」や「精神」は教えてどうこうなるものじゃないし。
今の全日本には、吉原・成田レベルの、高い「人間性」を感じさせる選手がいませんね。
みんな自分のことでいっぱいいっぱいで、チーム全体が見えている選手がいないように思います。
メンバー的にはアテネの時からそう変わっていない(というのも問題だけど…)のに、抜けた穴が、吉原、成田、佐々木(貴重なスーパーサブ!)…とデカイんですよね(-_-;)
若手も見事に伸び悩み中だし、セッターは煮詰まってるようだし、問題山積みだということを確認するためだけの大会だったような。
ほんと、選手選考は一から考え直してほしいですよ。
ケガ人が多くて思うような選考が出来ない、というのもあるのかもしれないけど、そもそもケガ人多すぎ。
トレーニングの仕方は間違ってないのか?
日頃からの選手の体のケアは万全なのか?
フルメンバーでやらされる試合が多すぎじゃないのか?(ケガしてる栗原を今日出す必要は全くなかったはずなのに出さざるをえないのは、どこからの圧力だ?)(圧力じゃなくて柳本の判断だったら、それはそれでイタイ話だ…。)
あーもうホントに一から考え直してっ!
聖子の涙は、裏番組(=欽ちゃんの涙)に対抗しようと思ったんじゃないですか(笑)?
by madoka (2007-08-20 01:52)
madokaさん、同感です。佐々木のようなスーパーサブをきちんと育ててないツケは大きいですね。荒木なんか全日本としては初めからレフトで育てるべきなのに。それで結果的にサブになるかもしれないけど総合的に考えるとそれが全日本のためです。今からでも遅くない。荒木を第2の佐々木に!
木村も中途半端に使いまわさず、高校生の時からセッターとして育てるべきでした。
ケガはほんとに多いですね。痛みを訴えることを”情けない”と考える文化はまだ根強く残っているようです。一方で、杉山のように大きなケガをまったくしたことがない選手もいます。想像するに、フィジカルケアを選手にまかせ過ぎなのでは。だから杉山のようにきちんとできる選手もいれば、大山のようにぐだぐだな選手もいるのではないかと思います。
by rio (2007-08-20 02:57)