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Vリーグ、半分ぐらいまで来たけれど。 [バレーボール]

長らくブログを更新してませんでしたが、その間に小沢君はセーフ、朝昇龍君はアウトと口を挟みたいことだらけ。そう言えば、大相撲は貴乃花君が入場で内舘さんがついに退場と目が離せません。マラソンもあり、テニスでは中年の[ぴかぴか(新しい)]伊達さんが大活躍。もちろん野球もサッカーも相変わらずの注目度です。さらに、亀田兄弟はどうでもいいんですが、フィギアには大いに期待していて、なにかと話題の多いスポーツ界…なのですが。

そんななか、毎週のように衛星放送で中継されているVリーグ。ですが…なんでしょう、女子のこの停滞感[雨]

いや実は、ブログに書いてないだけで、放送分のほとんどは観戦してたりするんですよ。観てはいるんですが、ブログに文句を書く気も起こらないレベルの試合ばかり。これでどうやってファン層を広げるつもりなんだ…って感じです。

率直に言って、Vリーグ女子はバレーボール以前にスポーツとしてつまらないと思います。アタックの助走やブロックの移動の遅さ、ジャンプの低さ、サーブの緩さ、逃げのプッシュの応酬、チームのシンクロ率の低さ。戦略的な組み立てが観られた試合(セット)はごくわずかで、ほとんどは漫然とボールが行ったり来たりするだけ。お客さんに何を観てもらおうとしてるんでしょうか。

ワンプレーごとにコートを走り回ったり、顔をくしゃくしゃにして絶叫したり、タイムアウト中に監督に怒鳴られて「はい!」「いいえ!」などと叫んだり。そういう“様式美”を追求する前に、やるべきことがいくらでもあるだろう…とうんざりしてしまいます。

さらに、女子は代表選手とそうでない選手のレベル差がひどいと思います。身体能力の差ではなく、学習能力で差がついている感じ。同じチームに代表選手がいて、基本に忠実かつ合理的な動きをしていても、チームメイトがなぜかそれを取り入れようとしていません。監督が指導できないのか、選手が意義を理解していないのか。まったくもって謎です。そんなことだから、Vリーグ全体のレベルがいっこうに底上げされず、停滞感が漂ってしまうんでしょうね。

唯一、バレーの魅力に適った試合をしているように感じたのはNECです。私が観た試合がたまたまそうなのか、監督が若いからなのか、その辺はわかりませんが。“大御所”たちのクソつまらんバレーを粉砕すべくがんばってほしいと思います。

そんなあれこれを毎試合ごとに名指しで書くのもなかなかつらいものがあり、毎週末、中継を見ながら鼻毛抜いてふーってな具合です。

その点、男子は女子よりはちゃんと観る気になります。レベルは決して高いとは言えませんが、チームとしての動き、個人としての動きの意図が(多くの場合)明確で、スポーツとしての体裁をなしていると感じます。そんなん当たり前やん!!!ってツッコミがぐゎんぐゎん鳴り響いてますが、女子がひどすぎるだけに、今後の男子に希望をつなぐしかありません。

男子も代表経験者(の一部)に一日の長が観られますが、女子ほど大きな差は感じません。それはおそらく、男子バレー界全体が、世界標準をベースとした日本バレーを目指しているからなんでしょうね。そこが、旧態依然で独りよがりの日本バレーにしがみついている女子と大きく違う点だと思います。

男子の場合は、代表経験者でもしょーもないミスをしこたま連発する選手や、コート上でうろうろしている選手がいますし、12人のなかに一度も入ったことがなくてもすばらしい選手・伸びそうな選手(と私が勝ってに思っている選手)もいます。その辺が世界バレーがある今年の代表選考にどう反映されるのか。そんなところも楽しみにしながら観ております。

特に、今後の一番の注目は代表セッター争い。当面は宇佐美阿部の2強でしょうが、豊田合成の重村やJTの井上のように、そこそこ上背があってのびしろがありそうな若いセッターも出てきました。世界では、宇佐美・阿部を含めて、セッターといえどもブロック力・攻撃力・サーブ力があるのが当たり前になっています。彼らがそのレベルまで達して、争いに本格参入してくる日を心待ちにしています。

世界レベルのセッターを擁すると言えば、area71さんが率いるノルウェーのジュニア男子。この記事の一番下の動画をぜひご覧下さい。コート奥の赤白のユニフォームがノルウェーです。日本で言えば春高バレー世代ですが、バレー経験はわずか3年ほどだそうですが、このセッター君、めちゃめちゃうまい!しかも193センチで左利き(←ゴリ清水と同じ)。

宇佐美にひけをとらないほどの平行トスの速さ。しかも位置が高い。また、阿部にひけをとらないほどの、あるいはエジプト代表の左利きセッター・アブダラをほうふつとさせるほどのツーアタックのうまさ&強さ。

さらにこのセッター君、かなりのテクニシャンです。ほかの動画を拝見するに、レフトのアンテナいっぱいまで伸ばす平行トスと、いわゆるロングBのトスの姿勢や手の角度が同じで、どっちに上げるのか読めません。Cクイックのトスも姿勢を反らさずに手首だけでテンポよく上げるので、わかって見ていても思わず目が泳いでしまいます。

セッター君が前衛にいるときにラリーになると、しばしばネットから離れた場所に位置取り、走りこんでトスを上げる場合もあれば、そのままツーアタックを打つこともあり。アタックコースも深い位置に強打、超インナーに軟打など多彩。そうとう手強い攻撃型セッターです。

↑ここまでの選手、春高どころかVリーグにもいませんよね(哀)。なのに、バレーの伝統が浅いノルウェーで、わずか歴3年程度の選手がなぜここまで成長するのか。本人の素質と努力によるのはもちろんですが、一番大きいのはarea71監督が理想のチーム像に合う選手を選んで育てたからだと思ってます。

日本バレー界の場合、193センチで左利きなら、ゴリ清水のように確実にアタッカーになるでしょう。周りも本人もそれが「当たり前」だと考えるはず。阿部ちゃんが191センチ・左利きでセッターをやっているのは、バレーを始めたのが小学生のときで、そのときからずっとセッターだったからです(たぶん)。

たとえば、高校バレー部に未経験者の193センチ・左利きが入部してきて、「セッターやりたいです」と言って通るかどうか。その子の運動能力が優れていればいるほど、アタッカーにさせられる運命にあると思います。それが日本バレー界の“限界”なんだと思うんですね。この少子化の時代に、いまだに部活に頼った強化策で身長・能力ともに高い選手が分散してしまっている上に、目先の勝利にこだわらざるを得ない仕組みになっている構造的な問題だと思います。

いい意味でそういうシバリのないノルウェーでは、監督の目指すチーム像に合う選手を選んで「そういうふうに育てる」ことができるので(たぶん)、結果的に“ウサギとカメ”で、3年間で日本にいないようなすんごいセッターに育っていたってことなんだろうなと思ってます。

Vリーグ男子でも、JT・ゴードン監督は今シーズンの初めは「高さのある井上(191センチ)に経験を積ませる」と言って使い続けていたのですが、いつの間にかすっかり菅(178センチ。ピン芸人の「いとうあさこ」似)頼みになってます。菅は上手で冷静ですし24歳なのでまだまだ伸びると思いますが、JTとして、日本男子バレー界として、ほんとにそれでいいのか?とちょっと複雑な気分です。

話があちこちとんでしまいましたが、とにかく注目は男子。来週末は土曜・日曜とも男子の中継があるので、ガン見したいと思います。

(おまけ)
本日(7日)開催の堺ブレVSサントリー戦は、第2セット以降はそこそこ面白かったと思います。堺ブレはけが人続出(←なんで?)だそうですが、松本はともかく、エンダギ・伊藤が抜けたことで攻撃のバリエーションやネット際の守備力が向上している(ように見える)のは、文字通り“けがの功名”ってやつじゃないでしょうか。


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「リークがあるとする具体的な根拠は示さなかった」…ぷぷっ [今日のニュース]

あらゆる“権力”がマスコミにバッシングされながら変革を遂げている昨今、唯一、手つかずで残っている権力が当のマスコミです。だがしかし。いまのマスコミが完全に行き詰っているのは誰の目にも明らか。だからこそ公権力から公然と批判されてしまうような隙が出来てしまうわけで、自業自得です。

読売新聞が22日付でウェブ配信したニュースのタイトルがこちら↓

国家公安委員長「リーク記事しか書かない」

まあ、「しか書かない」というのは間違いですけどね。記者会見で発表されたことも書きますし、加害者・被害者の自宅はもちろん、その近辺に朝から晩までスクラム組んで押しかけて“雑感”を取ることもしてますから。なんてちょっと揚げ足を取ってしまいましたが、記事のタイトルどおり、スクープとされる記事の99.9%は捜査当局からの情報漏洩です。

そんなことは当事者が一番よくわかってるくせに、読売ったらこんなこと書いてしまいました。

中井国家公安委員長は22日の閣議後記者会見で(中略)、「今の自白中心の捜査と捜査当局から一方的にリークされる記事しか書かないマスコミという中では、冤罪被害はこれからも出ると思う」と述べた。リークがあるとする具体的な根拠は示さなかった。

「根拠は示さなかった」だってさ。ぷぷっ[モバQ] 事件取材ができなければ認められない読売がしれ~っとこんなこと書くなんて、読者もなめられたもんですなあ。

私にとってはもう昔話なのでこのブログではほとんど触れてませんが、以前少しの間、日本なら誰でも名前を知ってる会社で新聞記者をやってたことがあります。

右も左もわからないド新人のときに本社の研修で言われたことが「警察・検察は公務員なので守秘義務がある。違反すれば懲戒免職になる。しかし、そこから情報を取れなければ記者は仕事にならない。だから、『こいつだったらしゃべっても大丈夫だ』と思える信頼関係を普段から作っておかなければならない」という“心構え”でした。

つまり、最初に習ったのは「公務員をそそのかして情報漏洩させなさい」ってことだったんですね。えらいところに来てしもたなあ…と焦ったことを今でも思い出します。

ほとんどの新聞社では、1年目の記者は警察担当です。事件・事故の取材は体力が必要だからという立派な理由もあるのですが、それとセットで必ず聞かされたのが、「警察・検察が取材先としては一番固い。だから、そこから情報を取れるようになったらどこでも通用する」というこれまた“心構え”でした。そりゃ、捜査情報を漏れさせようってんだから固いですわな。

1年生のときからそうやって洗脳して“夜回り”と呼ばれる警察幹部・検察幹部の自宅への訪問を強要しているマスコミが、「リークがあるとする具体的根拠は示さなかった」なんて書いて大丈夫なの?とだんだん心配になってきました。捜査当局がマスコミとの癒着構造を本気で断ち切るつもりになったら、いくらでも“具体的根拠”を挙げてくると思いますよ。トカゲのシッポ切りで。

いまのマスコミの横並び体質では、大事件・大事故ほど毎日必ず記事を配信しなければいけません。いつまで続けるかは他社次第。だんだん沈静化してきたころにどこかの社が“スクープ”を掲載するとまたふり出しです。抜かれたら抜き返せ。読者のニーズなんてまったく無視で、ひたすら自己満足のために突き進みます。それがマスコミ業界で言う“競争”ってやつなんです。

その“競争”に打ち勝つには、自分の足でいくら現場を回っても追いつきません。記者なんてしょせん、捜査権限のない一民間人です。地域共同体が機能していた数十年前ならまだしも、現在では隣近所との付き合いがない人が多く、それ以前に、マスコミに敵意を感じている人も少なくありません。なので、サラリーマン記者としては、どうしても当局に頼らざるを得ないんですね。

マスコミにも警察・検察にも良心的な人はいて、↑こんな馬鹿げたことはすぐにやめ、その分の労力を情報公開法の改正・充実・徹底と、情報公開に対する公権力の意識改革に向けるべきだとの意見もあります。なぜそうならないか?

現在のマスコミの経営陣クラスは新聞がメディアの王様だった世代。そしてテレビが急成長していった世代。情報を独占していかようにでも世間を動かせると信じて疑わない世代ですから、「情報公開」ってことの本質が理解できないんでしょうね。なので、二言目には「公権力が正しい情報を公開するとは限らない」なんてことを言います。あれれ?って感じ。公権力が正しい情報を公開しないから、リーク情報に頼るんでしょうか。

公権力が嘘をつく。そんなことは江戸時代の人でも知ってます。民主主義の世の中では公権力に嘘をつかせないように監視するのも主権者の役目。ただ、個々の力だけではどうしようもないので、代わりにマスコミに動いてもらい、対価を支払っているのです。このめんどくささが民主主義の売りなんだから、癒着なんてラクなほうに逃げられては困るんですよ。

我々の目や耳であるべきマスコミが最初にしなければならないのは、公権力に情報を迅速かつ適切かつ徹底的に公表させる仕組みづくりでしょう。そうした努力をマスコミ黎明期の明治時代から現在に至るまでほとんどしたことがないくせに、報道のあり方に疑問を呈した政治家を感情的にバッシングするなんて図々しいにもほどがある…と、いまでは一読者の私はついつい憤ってしまいます。

気を静めて読売の記事に戻りましょう。

警察庁を管理する立場である国家公安委員会の委員長が、捜査機関によるマスコミへのリークがあると言及するのは極めて異例

そりゃ異例でしょうよ。今までずっと癒着してたんだから。その異例さにさすがの私もびっくりですよ。癒着を断ち切る気になったのかな、って。

そう言えば。かつて警察庁と深く深く癒着していた全国紙の名物記者がいて、その記者が取ってくる警察庁幹部からのリーク情報は「○○情報」(○○は記者の名前)と呼ばれ、全国をかけめぐってたそうです。その記者が定年になったときは警察庁幹部がわざわざ宴を開いたって話もあるぐらい。その癒着っぷりは当時の警察情報にかなりの影響を与えていたはずで、それが世間に流通していたわけですね。想像すると真冬の夜がますます寒くなってきます。ちなみに、その名物記者は定年後、警察庁の世話でまさかの天下り団体へ。どことは申しませんが週3日程度の勤務で悠々自適だったんだって(今も?)。あ、あくまでウワサですよ、ウワサ。具体的根拠なんてありませんのことよ(ホホホ

中井委員長は会見で発言を問いただされると、「リークされたことばかり書くマスコミと言ったんだ」と繰り返した。「今もリークがあると思っているのか」との質問に対しては、途中で「ずっとそうだ」と遮り、「お互い気をつけてほしいものだと申し上げている」と声を荒らげた

「問いただした」んですか。けんか腰ですな、こりゃ。それに対して「繰り返し」「遮り」「声を荒らげた」。いやー、中井委員長のキャラづけ、ばっちりですね!世間は国家公安委員会に対してなんとなく怖いイメージを持ってますし、そうでなくても中井委員長は悪人顔。“正義の”マスコミを批判したうえに最後は「声を荒らげた」なんてことになると、もはや目もあわせたくないほどの恐ろしさでございます。

同じ会見の記事を配信していても毎日新聞はここまで書いていませんから、読売の“いってる”感じがどうしても目につきます。「今もリークがあると思っているのか」なんてどこのマスコミが質問したのか知りませんが、そんなことを恥ずかしげもなく聞いてしまう記者とそれを書いてしまう記者の洗脳のされっぷりのほうが怖いよ!目を覚ませ!!

読売は新政権発足時から連日、叩いて叩いて叩きまくってますが、それでも内閣支持率の世論調査結果は朝日など他社調査より高めに出ています。つまりそれって、そもそも記事が読者の支持を得てないってことじゃないの?と思いながら眺めているわけですが、この調子でいったいどこまで暴走していくつもりなんでしょうか。
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JALはワンワールドに残るべし。客のためならそれが当然。 [今日のニュース]

“お公家集団”とのあだ名そのままに没落して貧乏華族となってしまったJAL。ついに会社更生法の適用となり、上場廃止で株も紙切れです。

だがしかし。「倒産」ではないんですねえ。あくまでも通常通りに飛行機は飛び、お店は開いている状況での経営再建。はなっから倒産させないことが前提ですから、パタコンパタコンつぶれていく中小企業の方々からしてみたらうらやましい限りだと推察いたします。

ま、一応、公共交通機関なんだからいきなり飛ばなくなったら困るとか、5万人の従業員が路頭に迷い、取り引き企業は連鎖倒産し、日本経済に大打撃になったらもっと困るとか、そういう事情はよくわかるので、今度こそ最後の最後の最後のほんまに最後のチャンスやで、って感じです。

そんなJALですが、実はまだ、ワンワールドに残留してアメリカン航空と組むか、スカイチームに移籍してデルタ航空と組むか、結論が出ていません。

なんのこっちゃ?という方のために。いま、世界の航空会社は大きく3つの航空連合に分かれています。ANAやユナイテッド航空が加盟しているスターアライアンス、JALやアメリカンのワンワールド、デルタやエールフランス航空のスカイチーム。そのほか、格安航空会社(LCC)が個別に存在感を発揮しているという見取り図なんですね。

でもって、日本の場合、国際線を持っている航空会社はJALとANAの2社。これに、デルタ航空に吸収合併された旧ノースウエスト航空が加わり、ちょうど力が拮抗しているわけです。

↑世界の3勢力に呼応して、日本でも3勢力が拮抗。なんて美しい。日本もついにオープンスカイな時代に突入し、これからは個別の航空会社の競争ではなく、航空連合がまるで1企業のように提携・協力して競争する時代です。ANAのマイレージカードを持っている私…だけでなく、お客様からしてみると、拮抗している3勢力が競争してくれたほうが、値段はさがるだろうし、サービスは上がるだろうし、選びがいがあるってもんです。

JALもANAもそして国交省の大半も、当然のごとく↑この方針でいくつもりで、ANAはユナイテッドと、JALはアメリカンと「ずっと仲良くしようね[黒ハート]と約束していたのです…去年の夏までは。

ここからは私の妄想です(ムフ)。信じるかどうかはあなた次第。

ところがどっこい。デルタはそれではガマンならなかったわけですね。「俺だけ相手がおらへんやん!」ってやつです。日本で相手がいないと言っても、デルタは世界最大の航空会社。日本市場でもANAを上回り、JALに対抗できるぐらいで、“1人で生きていけるタイプ”なんだからどうってことないのですが、平たく言えばだだをこねたわけです。しかも、だだをこねるだけでなく、何かと難クセをつけて日本とアメリカのオープンスカイ協議をじゃましまくったわけですね。やだやだ。

そんななか、リーマンショックとかおニューなインフルとかいろいろあって持病が悪化したJALは大ピンチに。そこへしゃしゃり出てきたのがデルタでした。「日本ではアメリカンなんて弱っちぃでぇ~。俺と組んだほうが病気もはよ治るしええんちゃうかぁ~?ぐふふ」なんて。JALとデルタ(旧ノースウエスト)は長年の宿敵同士だったので、デルタにしたら、JALが弱ったいまがチャンス!と思ったんでしょうね。それが去年の夏だったんです。

そんなデルタの言い分を「もっともだ」と思う人物が国交省にいたりもした関係で、個人的にJALに恨みを持っている記者をそそのかした…のかどうか知りませんが、読売新聞がある日、「JALがスカイチームに移籍へ!国交省が主導!」なんていう“大スクープ”を放った、ってわけです。

その時点で、JALはアメリカンとの仲を深めてましたからまさに寝耳に水。国交省も仰天です。アメリカンはすぐさま動いて、なんと朝日新聞に「アメリカンとの提携を模索」みたいな記事を書かせました。←この時点では事実を正確に書いた記事だったはずです。

まさに、新聞記者がライバルに“抜かれる”のを嫌がる心理を利用したメディア操作術。デルタVSアメリカンの泥仕合はここからスタートしたんですね。

JALは何度も繰り返し「ずっと前から好きだったアメリカンがいいのっ!」と叫びますが、そのたびに、「デルタとの提携を進めている」という記事がなぜか読売にばかり出て、JALの叫び声を打ち消すんですよね~。マスコミって怖い怖い。

そうこうしているうちに、読売の記事は、まるでJALとデルタで本決まりかのような表現にエスカレート。それが09年12月ごろで、ちょうどそのときでしたっけ、読売にデルタの見開き全面カラー広告が載ったのは。

そして、その広告が載った数日後、いままで読売に対抗してずっと「JALとアメリカン」説を書いてきた朝日が、いきなり「やっぱ、JALとデルタなんじゃね?」みたいな記事を載せたりして。必殺、手の平返しです。そういえば、朝日は08年度に続いて09年度の中間決算も赤字でしたっけ。

読売は最終的に「JALとデルタに決まったから、アメリカンは諦めて交渉を打ち切ったよん」なんてことまで書き飛ばします。もう、なんでもあり。ルール無視の書いたもん勝ちの世界。そのせいでアメリカンはCEO以下お偉いさんたちが毎日のようにあちこちで会見を開く羽目になり、なんか9.11テロのときに有名になった日系のノーマン・ミネタさんまで、久々に日本のメディアに登場してました。

そんなわけで、国交省の一部とデルタと読売が結託してJALとデルタを強引に結婚させようとしているなか、JALは必死に抵抗し、アメリカンはさらわれて軟禁状態のJAL姫をなんとか奪い返そうともがいている、って感じだと思います。たぶん。妄想ですけど。

なんでこんなことをぐだぐだ書くかというと、理由は3つ。

1、航空連合は“三国志”状態なのに、なんでわざわざそれを崩して、スカイチーム7割、スターアライアンス3割、ワンワールドは日本から撤退、みたいないびつな将来を選らばにゃならんのか。客の立場からすると大迷惑やがな。

2、なんで↑この状態を読売ごときに決められにゃならんのか。広告欲しさにお先棒をかついでると思われてもしゃーないような報道姿勢やのに。

3、デルタと組んでJALがあちこちの路線をリストラしたら、そのままデルタの下働きになっておしまいやで。
デルタはアジア地域に「大韓航空」(←スカイチーム)っていう立派な奥さんがすでにいるんやし。まあ、短期的にはJALは身軽になれるかもしれんけど。

と思うからなのです。なんか言葉が乱れてしまいましたが。

JALは政府が「つぶさない」って言ってるんだから、あえてデルタのもとへ身売りする必要はないんですよ。そんなことをゴリ押ししたら、3年後はよくても、10年後にきっと泣きを見ると思います。「スカイチームはデルタと大韓航空があるんだから、JALの国際線なんていらないんじゃないの?」と言われる姿が目に浮かぶようです。

それよりもアメリカンのもとに残って“三国志”状態をキープしてくれたほうが、客にとってはいいことづくめ。その結果、再建が3年から5年に伸びたって別にいいんです。最終的には再建できるんだから。

なんかくたびれたのでこの辺にしますが、前原国交相と民主政権は、いまいちど、日本の空の将来と客の気持ちを丁寧に考えたほうがいいんじゃないかな。

(おまけ)
そういえば、旧ノースウエスト航空はかつて「ノースワースト航空」なんて陰口を叩かれてましたっけ。デルタに吸収されてちょっとはマシになったのかな?
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新聞社のテレビ局支配をぶっ壊せ! [今日のニュース]

Yahoo!JAPANの「みんなの政治」にラインナップされた記事です。全文はこちら。


総務相が新聞社の放送局への出資禁止を明言
2010年1月15日 ビデオニュース・ドットコム

原口一博総務相は14日の外国特派員協会での講演の中で、現在のメディア集中排除原則を改正し、新聞社のテレビ局への出資を禁止する法案を国会に提出する意思を表明した。

拍手!このブログでも何度も書いてきましたが、日本のマスコミがゆがんでいるのは、再販制度の新聞特殊指定によってガチガチに保護されている新聞社がテレビ局を支配している構造があるからです。
過去記事1

過去記事2
過去記事を読み返すなんて録音した自分の声を聞くみたいに恥ずかしいのでめったにしないけど、今回は勢いで貼り付けちゃえっ!

この意思表明を「外国特派員協会」って名前の外国人記者クラブでやってるとことがミソ。この記者クラブは、日本の閉鎖的な記者クラブ制度にうんざりげんなりした外国人記者たちが、それでも郷に入れば郷に従えで、自分たちの取材の足場を確保するために仕方なく作った記者クラブです。

そういう経緯から、日本のマスコミの影響力は及びません。そのため、日本のマスコミが一斉に叩いて“口封じ”してくるような政策などを公表する場合、政治家たちはしばしば外国特派員協会を利用します。ここで第一声をあげ、まず海外へ姿勢をアピールして外堀を埋めるわけですね。

政治家がそんな手法を編み出してしまうほど日本のメディア構造はゆがんでいるわけですが、そこを書き出すとまたむかっ腹が立ってくどくなってしまうので、ここは軽くパスして話を進めましょう。

なぜ新聞のテレビ支配がだめか。原口総務相は↓こう行ってます。
 
「クロスメディアの禁止、つまり、プレスと放送が密接に結びついて言論を一色にしてしまえば、そこには多様性も民主主義の基である批判も生まれないわけであります。これを法文化したいと考えています。」

たとえば、いまは新聞もテレビも小沢一色。世論は一斉に小沢バッシングへ傾いています。小沢の疑惑は解明すべきだと思いますし、擁護するつもりはまったくありません。しかし、不気味なのは、なぜこれだけメディアに書くネタ=東京地検特捜部情報が漏れているのかという点です。

検察といえば、取り調べの録画・録音に徹底して反対して世論の反発をくらい、それでも一部しか認めようとしないほど、取り調べの内容が漏れることを嫌う組織です。ぼろんぼろん漏れまくることが前提の警察とはそこがまったく違うんですね。少なくともつい最近までは。

ところが、小沢関連では供述内容から証拠まであらゆることが漏れまくり。逮捕された石川が「預金通帳に『住』『先生』と書き込んで印をつけていた」なんて、今までなら絶対に漏れなかったでしょうし、もし漏れてどこかのメディアがそれを報じたら、即刻、出入り禁止になっていたはずなんです。

しかも、書き込んでいた=クロだと限らないのに、どの新聞・テレビとも、クロとしか思えないような報じ方をしています。これを日本語では情報操作」「世論誘導というんじゃないでしょうか。その結果、鳩山内閣支持率はみごとに暴落しました。それでも自民政権より高いけど(痛)。

なぜここまでリーク情報があふれかえってメディアジャック状態になっているのか。特捜部が意図的に情報を流して書かせているからとしか考えられません。つまり、どうしても小沢のクビを取りたい理由がある。西松事件がだめなら陸山会の不動産購入で、それがだめでもまたほかのことを考えるでしょう。その理由が、権力とカネの問題を明らかにするとかいうきれいごとだとは思えません。きれいごとが狙いなら、西松事件で小沢よりタチが悪いと言われる自民・二階が泳がされたままなのは不自然だからです。

ここで何の脈絡もなく、過去の民主党代表を思い出してしまいました。そういえば菅直人は、年金未納問題で与党を追及している矢先に、自身も“未納”だというこが“発覚”して失脚しています。しかし、菅には年金未加入期間はなく悪名高き社会保険庁のミスによる未払い期間があっただけだったのです。

それを思い出したついでに、さらにいろいろ思い出してしまいました。元自民党の田中真紀子と鈴木宗男、社民党の辻元清美の“目立ちたがり3人衆”は、その発言が世論に大きく影響するようになった途端、次々と“挙げ”られて失脚しました。若手のホープと言われて民主党代表となった前原も偽メール事件で引責辞任。日本の権力構造を政治主導に転換しようとする政治家は、脇の甘い順にことごとく消されてきたのです。

それでもその流れは途絶えず、ついに権力構造の大転換が起こり始めた…となると、なりふり構わずその親玉のクビを打ちに行こうとする勢力も出てくるわけで。いや、もちろんすべて私の妄想ですよ。何の根拠もありません。

それはさておき記事の続きです。日本のメディアの惨状はこちら↓


アメリカを始めとする先進国の多くでは、言論の多様性やメディアの相互チェック能力を担保するために、新聞社が放送局に資本参加する「クロスオーナーシップ」を制限したり禁止する制度や法律が設けられている。

しかし、日本のメディア集中排除原則では、基本的にテレビ、ラジオ、新聞の同時保有を制限するにとどまっている。これが日本のメディア市場が、5つの全国紙と全国放送網の系列が圧倒的シェアを維持したまま固定化され、過去50年にわたり新規参入がまったく行われていない原因の一因となっている。

↑この仕組みを作り出したのは、郵政大臣(当時)だった田中角栄です。そのあと田中は首相にのぼりつめ、ロッキード事件で失脚します。失脚の端緒を開いたのは言わずと知れた立花隆で、使った媒体は文芸春秋=雑誌でした。大きな反響を呼んだ立花隆の記事に対し、新聞の政治部記者たちは「そんなの誰でも知ってることだ」とうそぶいたそうです。知ってたのならなぜ書かなかったのか。それは、この仕組みを作り出したのが…(以下略)。

ちなみに、過去50年といえば、ほぼそのままテレビの歴史です。新規参入がないということは、真の意味での競争がないということでもあります。なので、全国紙とテレビのキー局は社歴1年目から年収800万円前後でスタートし、10年前後で年収1000万円に届くほどの高給取りなんですね。

原口氏はまた、政府の介入を招きやすい原因とされてきた、総務省が直接放送事業者に放送免許を付与している現行制度の改正にも触れ、(中略)現在の放送行政のあり方を根本から変えていく姿勢を明確に打ち出した。

おー!やれやれー!現行制度を改正する際には、肥大化したNHKのあり方も必ず議論になることでしょう。受信料なんていうマヤカシもきっと断ち切られて正常化するに違いない。目立ちたがり、テレビに出たがりでその恩恵を存分に受けてきた原口がここまで言うんだから期待を持ってしまいます。今後も注目していきます。


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春高バレー・女子東京予選 えらいこっちゃ… [バレーボール]

Vリーグが再開され、春高の予選も佳境で観戦が追いつかない日々。ですが、たまたまつけた番組が春高バレー女子・東京予選の準決勝で、共栄VS下北沢成徳。これはチェックせねば!と見始めたのですが…いやー、えらいこっちゃ。両チームともぐだぐだで…。

共栄VS成徳は2-0で共栄。放送は第1セットと第2セットの一部だったんですが、第2セットはなくてよかったとさえ思いました。「全国大会に出場できれば優勝候補」と言われる東京予選で、しかも強豪校に挙げられる2校がこんなバレーをしていていいのか???って感じ。

成徳は、かつての全日本男子のセンター・大竹の娘、里歩(1年生)を擁した…だけのチームでした。なんでもないフローターサーブもきちんと返らず、放送されたなかではクイックどころかサイドへの速いトスもなし。ラリーはドタバタでまったくつなげず、スタンディングで打てれば御の字ってな具合。

2年生が1人であとは1年生というチーム事情だそうですからのびしろは大きいと思いたいところですが…。大山姉妹、荒木、木村姉妹がいた頃の成徳とは別チームのようですねー。決して選手の能力が低いということではないんだと思いますが…もしかしたら、最初から大竹里歩に依存したチーム作りをしてしまっているのかもしれません。

フジテレビは、里歩を大竹の娘というだけでブロックの申し子のように扱ってますが、無責任なプレッシャーをかけて選手をつぶす行為はいますぐやめてあげてほしいですね。里歩のブロックの形は確かにきれいだと思います。でもそれは、彼女が努力したからでしょう。それをすべてが父の七光りのように言うのは無礼ってもんです。

そもそも、大竹を「名センター」とか「世界を震え上がらせた」と紹介すること自体、リアルタイムでずっと見ていた私としては、んんん???って感じです。全日本で大竹208センチ(自称)と南200センチ(公称)が対角を組んでいた試合のときなんていつも、けっこうな身長の無駄づかい[むかっ(怒り)]ってな気分でしたっけ…。すでに解説者になっていた川合なんか大竹のことを…いやいやいや、これ以上の毒は自粛したほうがよさそうです。

ただ、指導者に転じて全日本男子のコーチとなったときも、監督・コーチともセンター出身なのにブロック強化ができず、北京五輪直前に別のブロックコーチを招聘する珍事が起きてしまったことは記憶に新しいところです。

とにかく、大竹の“実績”を娘に背負わせるのは酷というものです。大竹里歩は、力強さと気持ちの強さをあわせもっているように見受けられます。父と同じくセンターをやってますが、レシーブを徹底強化してサイドをさせたほうが面白いかもしれません。

一方の共栄は、“3セッター制”がかけ声倒れ。去年からあまり進歩が見られませんでした。エース堀川を含めた3人のセッター役が誰も、まともなトスを上げられてないところが痛い。しかも、堀川が前衛(攻撃)にいるときにはトスを堀川に集めまくっていて、セッターを複数にしている意味がありません。レシーブ力もあるようには見えず、セッター役がコートに3人いるのにつなぎがいまいち。すべてが中途半端に空回りしているように感じます。

ただ、堀川は見違えるほどの成長でした。1年生のときはいかにも線が細く、コート内ではほとんど口を開かず、時おり自信なさげな表情をしていた印象だったのですが、今回の試合では、声だしまくり・指示だしまくり・闘志むきだしまくり。攻撃面の幅も広がっていて、表情も自信にあふれていました。

線の細さは相変わらずでパワーがあるタイプではなさそうなので、春高のあとはセッターに専念させて、180センチ超・左利きのセッターとして世界を目指してほしいなあと思っています。

もう一つの準決勝、文京VS八王子実践は、ともにやりたいバレーが明確で春高らしいさわやかな内容でした。こっちをメインに放送すればよかったのに。八王子は100万年前から菊魔王…じゃなくて菊間翁がオープン攻撃主体のオーソドックスなバレーをやってますが、高校生・女子バレーを定点観測するうえでこうした指標となるチームは貴重だと思います。

一方、文京は背の低さを技とスピードで補おうというコンビバレー。Cクイックおとりのライト攻撃なんかとても鮮やかで、よく練習してるんだなという印象を受けます。しかし勝てない。全国に行けない。なぜだろう…と思いながら見ていたのですが、もしかしたら、バレーが正確すぎるのかもしれません。

八王子との対戦では、必殺技のはずの多彩なクイックを1枚ブロックでシャットアウトされていました。トスが同じ位置にピタッとあがり、しかも高さがないので、読まれてしまうとどうしようもありません。センター線以外のオプションがないのが痛いですね。

八王子に負けたあと、3位決定戦で成徳相手にフルセットのジュースまでもつれた末に負けてます。ここぞ!という場面で明暗をわけたのはアタッカーの高さとパワーの差。文京のサイドに1人でも強打できる選手がいれば違ったかもしれません。

そんなわけで、東京は今年も共栄・八王子・成徳が代表です…が、圧倒的な強さやうまさは感じません。あと2ヶ月で調子をどこまで上げられるか、そこがカギですね。

(おまけ)
男子は、ジャンクフードを食いすぎて20キロ太ったリベロ君(170センチ、85キロ)ばかり取り上げられていて、フジテレビ流のいじめかと思いました。フジいわく、食いすぎて太ってしまったのは「愛嬌」だそうです。あほか。

(予告)
高校生男子バレーといえば、ノルウェーで指導されているarea71監督のチームが快進撃を続けています。リンク先の動画を見てみてください。ノルウェーのセッター君のうまさにびっくりです。バレー歴が浅いとはとても思えないほど。日本の高校生でここまでできるセッターがいるのかどうか興味津々(←しかも193センチで左利き)。ほかにもあれこれ書きたいことはあるのですが、3月の春高男子・全国大会を見てか見てからにしようかな~なんて(ムフフ


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明けましておめでとうございます…クワッ [お知らせ]

みなさま明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

seagulls big size6.jpg 

今年はカモメ年なのでカモメ(seagull)の写真にしてみました…特に深い意味はありません。岡山シーガルズにはがんばってほしいと思ってます。個人的には東レの大山姉妹を応援していますが。

ちなみに、この写真は合成でもなくプロの写真でもありません。私の身内がコンパクトデジカメで船の甲板から撮った偶然の一枚です。新年早々、目つきが悪くてすみません。これでも精一杯“おねだり”してるつもりなんです。

撮影場所は知る人ぞ知る北の最果て、稚内から船で礼文島へ向かう途上で、季節は夏です。乗船時間はそれほど長くもないのですが、360度を海に囲まれる瞬間があるので大航海時代な気分にひたれます。礼文島や利尻島の島影が見えたときには思わず手を振ってしまうほど。

カモメくんたちは運動神経が抜群で、けっこうな風の中でも空中に放り投げたものを簡単にキャッチします。放り投げるまねをしたときは、キャッチするまねをしてくれます。サービス精神たっぷりです(違)

今年は時間とお金の許す限りあちこち旅行したいなあと思ってます。

政治系の話は、思うことはさまざまありつつもまだもうちょっと様子見です。ただ一つ言えることは、マスコミがあれだけムキになってろくな取材もせずに民主党バッシングを続けているのは、いまのマスコミ幹部たちが自民党との癒着と米国(特に共和党)追従の構造のなかで出世してきたからです(一部のマスコミは公明党・創価学会との癒着も深めています)。

そんな状態が半世紀も続いたあと、急に本格的な新保守政権が誕生したので、マスコミ業界内でも、そしてマスコミ企業内でも急激な権力構造の変化が起きていると想像されます。そんな状況下で、民主党政権が長期化して既得権益がおかされることを恐れているマスコミ幹部たちが、バッシングを続けさせているのだと思って眺めています。いまは叩いていても、民主政権が続けば手の平を返してすりよるマスコミが出てくるはずなんです。ただし、そんな程度で煽られるほど日本の読者・視聴者はバカではありません。カモメくんたちのように鋭い感覚を持ってますから。

民主党政権も完璧ではありませんが、そもそも民主主義に「完璧」はありません。常に「よりまし」の選択を積み重ねていくしかないのが民主主義の本質です。鳩山関連、小沢関連のカネにまつわるあれこれがあっても、民主政権が過去3ヶ月間で方針を示した政策転換や政治手法の転換は、完全に行き詰った自公政権「よりまし」で、実行してみる価値のあるものだと思います。

今年は成田・羽田の発着枠が大幅に拡大しますし、秋ごろには日米のオープンスカイ協定が発効して海外への航空運賃がさがります。旅行のチャンス到来です。ドバイショック発の急激な円高が一段落すれば、海外からのお客さんも徐々に増えるはず。どばどばとお金を落としてくれるはずなので、きっと景気にいい影響を与えるでしょう。あ、大丈夫です。JALはつぶれません[飛行機]

日本のマスコミは記者クラブを通じて情報を独占し、あらゆることを悲観的に報道することで「メディアがないと大変なことになるんだよ」ってな方向へ持っていくのが常套手段ですが、そういうあこぎな手法が行き詰っていることは、本業不振が続く毎日新聞が「赤坂不動産」と揶揄され、記事の信頼度がガタ落ちの朝日新聞も赤字に陥っていることなどから明らかです。もちろん、読売・産経・日経を初めとしたマスコミ各社も同様です。“第4の権力”が改革の波をかぶり、再編が始まるのも時間の問題でしょう。

ま、そんな堅苦しいことは抜きにして、私は今年も写真のカモメくんのような目つきでバレーボールをガン見し続けます。男子はWLの出場権を逃してしまいましたが、その分、じっくりと調整して世界バレーに臨んでほしいと思います。女子は今年も恵まれた条件での出場なので、恵まれた結果を出してくれたら…なんてね[るんるん]


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全日本バレー・男子決勝 こういう試合を毎回見たいぞ! [バレーボール]

全日本選手権・男子決勝、いい試合でした!決勝にふさわしい攻防。今季に観戦したなかでは、男女合わせて一番いい内容だったと思います。

チーム全体が好調なJTに対して、アタッカー陣にいつもの迫力がないものの踏ん張って崩れないパナソニック。JTがあっさりとった第1セット以外は、すべてもつれにもつれた末にワンチャンスの差で決まりました。パナソニックの南部監督が試合後のインタビューで「どっちが勝ってもおかしくない試合」と言ってましたが、おっしゃるとおり。両チームのセッターがよくガマンしてゲームを作ったと思います。

第2、第3セットの序盤の要所で、またしてもありえない誤審が飛び出して水を差す場面がありましたが、試合が壊れるまでには至らなかったことが不幸中の幸いでした。今回の誤審は線審がちゃんと見ていなかったことが原因ですが、主審がためらいながらも線審の判定に従っていたように見えました。←こういうの、ほんとカンベンしてください。

JTは第1セットから一貫してサーブで福澤狙い。福澤のアタック決定率を38.9%に抑え、バックアタックはわずか4本しか打たせませんでした。福澤はなぜか徹底してクロス打ちにこだわり、簡単にワンタッチを取られる場面が多々見られました。全日本でも調子があがらないときほどムキになってクロスに強打する傾向がありますが、いつまでもそれではいけませんねー。

ただ、JTとしては、サーブとブロックで福澤にプレッシャーをかけながらつぶしきれなかったところが残念です。福澤ははリベロ永野の倍以上にあたる56本ものサーブを受け、成功率71.4%。いやー、これだったら福澤狙いを早々と見切ってジョンパウロ狙いにすればよかったのでは…なんて、結果論ですね。

一方、パナソニックは前衛レフトをサーブで狙って足止めする作戦でした。セッター・井上はなかなかセンター線とコンビが合わず、なぜかトスが割れてしまったり遅かったり低かったり。この試合でもセンター線の成績は、宮下が10本打って2得点・1失点、町野が6本打って1得点と散々でした。なので、前衛サイドを遅らせることができれば、あとはバンチ→リードで最終的にゴメスのライト攻撃を止めればいいはず。意図は明快です。

だがしかし。国近は崩れないし、甲斐はリベロ酒井がカバーしてしまうしで、国近・酒井はいずれもサーブレシーブ成功率が60%を超えています。さらに、国近・甲斐はサーブを受けても積極的に打っていって、アタック決定率が40%超え。さらに、ゴメスが来るとわかっているのに止められず、決定率57.6%ですから困ったものです。ゴメスはチーム打数の約半分にあたる66本を打ち、バックアタックも29本。なんか1人で2人分働いてます。

ゴメスには、強打一辺倒じゃないうまさや、パワーやスピードが最後まで衰えない基礎体力の高さがあるとはいえジョンパウロ205センチと枩田200センチがブロックで並ぶローテでも止めきれないのはいかがなものかと。

解説は植田のたっちゃんで、何度も「ゴメスは中に打ってきてるんだから、もっと中に跳ぶべき」と指摘していました。まったくその通りだったと思うのですが、一方、ゴメス相手にストレートをがら空きにする“恐怖”ってのも無視できないですよねー。

などとパナソニックのベンチが考えたのかどうかわかりませんが、ストレート閉めとクロス閉めの中間の中途半端な位置で毎回跳んでしまうという一番よくないパターンに(痛)。

↑パナソニックがこうなった原因の一つには、ゴメスのライトバックアタックの際のおとりで、JTのセンター線のクイックがセッターの後ろの位置(いわゆるCクイックの位置)に入っていたこともあると思います。

日本バレーの一般的なパターンでは、パナソニックが清水のライトバックを使うときのように、おとりとなるセンターはセッターの前でクイックに跳んで、相手ミドルブロッカーをライトから遠い位置で足止めしようとしますよね。でも、JTのおとりは、少なくとも第4セット終盤まではセッターの後ろで跳ぶ戦術を多用していました。

パナソニックのブロッカー陣としては、レフト攻撃はないと判断→ライトバックのゴメスを止めに走る、という動作の流れのなかでCクイックが視界に入ることになります。人間の本能として、どうしても動くものに反応してしまう(=見てしまう)のは仕方ないところ。←と、area71さんがブログで常々ご指摘されています。

そんな感じで、つい反応して2枚ブロックのタイミングがずれたり、跳ぶ位置がずれたりしたところをゴメスが狙い打つというパターンでした。ゴメスの打ち分けの幅の広さ、滞空時間の長さ、強弱織り交ぜる状況判断の正確さ、ブロックアウトやワンタッチを取る技術の高さなどなどを最大限に引き出すための作戦(たぶん)で、ほほーっ!とうなってしまいました。

惜しむらくは、おとりのCクイックがずーーーっとおとりのままで、第4セットで井上に代わって入った菅がやっとCクイックを打たせたらシャットアウトされてしまったところでした。やっぱりあれは、第1セットの序盤から、止められてもいいからばかすかと打たせておいて、なんだったらA→Cに流れるようなクイックもさせておいて、そこからゴメスを使えばもっと面白かったはず。今後に期待です。

そんなわけで、両チームとも作戦の狙いは当たりつつも、相手チームのしぶとい抵抗にあって一進一退が続くという展開。パナソニックが強いサーブで攻めて、JTの返球が大きくなってしまってもネット際で届いてトスにできる井上。対する宇佐美は、もたもたするアタッカー陣を叱咤激励するかのように3rdボールを強打してブロックアウトを取るプレーが2回も。←アタック決定率100%です(笑)。

それぞれのセットの明暗をわけたのは、20点以降の1本のファインプレーだったり、わずかなミスだったり。

第5セット、パナ13-JT12の緊迫した場面でJTは前衛センターを宮下→尾上、サーブに下がったセンター町野には中山をピンチサーバーとして送ります。その中山が戦略的ジャンプサーブを福澤とジョンパウロの間ぐらいに打ち、ジョンパウロがレシーブするもネット上に。尾上と宇佐美が押し合いとなり、尾上が押し負けて14-12。結果的には、これが勝負ポイントでした。

↑この場面、宇佐美は初めからトスを諦めてブロックする構え。しかも「押し合いは先に押したほうが負け」ですから、ボールに触ろうとせず、尾上が押してきたところをブロックするために手を思い切り相手コートに出しています。

一方、尾上もタイミングよく跳んでいるのですが、最初からボールに触って押し込もうとする構えだったために、押した!と思った瞬間にそこに宇佐美の手があったんですねー。宇佐美がバランスを崩しつつも片足で着地したのに対し、尾上がのけぞって腰から落ちてしまっているところも印象的でした。完全に宇佐美の作戦勝ちです。

結果論ですが、ボールはJTコート内に入って来ていましたから、尾上が押さずにオーバーハンドパスで井上か誰かに渡しておけば、宇佐美はオーバーネットを取られたはず。あるいは、宇佐美の右手側の前衛にはレシーバーがいませんでしたから、尾上がそっち側へボールを押すという選択肢もありました。ただ、いくらベテランとは言え、このプレーの直前に交代した尾上にそこまで求めるのは酷ですね。やっぱりここは、宇佐美の判断力・運動神経・気持ちの強さをほめたいと思います。

パナソニックがマッチポイントを握ったあとは、サイドアウトで交互に点数を取り15-13。宇佐美が最後のポイントを、清水ではなくジョンパウロにバックアタックで決めさせたところも印象的でした。頼もしいセッターに成長したなあ(嬉)。マユゲも太くなったし。Vリーグ後半戦も楽しみです!

(おまけ)
全日本選手権決勝に心奪われすぎて、12月26日に放送があった男子の試合を録画し忘れました…orz しかも、パナソニックもJTも負けてるし…。JTなんか東レにストレート負けで…。あー観たかった。
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全日本バレー・女子決勝 中身ないっす。 [バレーボール]

やっと全日本選手権の女子決勝、久光VSデンソー戦を見終わりました。日曜(20日)の夜から見始めていたのですが、なんかもうあまりにつまんねえ試合で疲れてしまって、それなのにフルセットまでいってしまったので、見終わるのに今日までかかってしまいました。

おおざっぱに振り返るとこんな感じ↓です。

3-2(1デ、2久、3久、4デ、5久)のセットカウントだけ見れば決勝にふさわしい激闘が繰り広げられたように思えますが、久光がとった第2、第3セットは25-12、25-10です。これが全日本選手権の決勝???って感じです。

↑こうなった理由は簡単で、久光は第1セット、いつも通りセンター線を軸に攻撃を組み立てていました。デンソーはもちろんそれを読んでいて、スタエレンスのブロックを相手セッターの対面に張り付かせてそこからライトまでを守らせる作戦。その結果、久光のセンター線が思うように決めきれず落としました。

じゃあサイドを使えばいいんじゃないの?と誰しも考える通り、第2セットから久光は完全に両サイド主体の組み立てに変えてきました。デンソーのブロックは相手の変化にまったく対応できず、第2、第3セットを無残な点差で落としたのです。

さらに、スタエレンスをサーブレシーブに復帰させ、その代わりに前衛レフトのサーブレシーブを免除して攻撃力を確保しようとした作戦が裏目。サーブでスタエレンスが徹底して狙われてミスを連発し、アタッカー陣はチャンスボールを返すか、よくてプッシュってな具合でした。

第4セットになって、デンソーはやっと久光の両サイドに間に合うようになり、しまりのないシーソーゲームに。

たとえば、2-2(←だったはず。見返す気力もありませぬ)の場面、ラリーでチャンスボールが久光に。それをライト・オリベイラがなぜか、無理な体勢からのスタンディングでダイレクトに打ち、逆にデンソーのチャンスボールになってしまいます。デンソーはそれをスタエレンスのバックアタックに託したのですが、なにを焦ったか、スタエレンスが思い切りふかしてアウト。結局、久光の得点になったのでした。

一事が万事、こんな↑感じで、実況・解説もたいがい飽きて集中力が途切れていたのか、解説・吉原はネット際の攻防を見て「濱口がいまのボールをよく上げましたねー」などと口走る始末。それをフォローしようとした実況は「佐野の守護神、久光…(半笑)」ってな具合で、最後の(半笑)にイラッ[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]ときました。

↑この実況はいまいちよくわかってない感じで、デンソー鈴木の横の時間差を毎回「鈴木のクイック」と言ってみたり、ブロックを利用した打ち方をすべて「強引に打っていきました」の一言で片付けてみたり。それを訂正するのは解説の役目のはずなんですが、吉原は「鈴木選手のスパイクはキレがありますね!鈴木選手のスパイクは…ほんとにキレがありますよね!」ってな感じで、イラッ[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]ときすぎて吠えそうになりました。

久光は第4セットの途中、センター線中心の組み立てに戻そうとしたのですが、デンソーが先野を徹底マークしていたのでうまくいかず、サイドもワンタッチかけて拾われる回数が増えて落としました。

で、第5セットもそのままの調子でシーソーゲームが繰り広げられたのですが、勝負を分けたのは久光11-デンソー10の場面でのデンソー熊谷・井上のコンビミス。ブロードのトスが合わずに空振りし、天を仰いでいら立ちをあらわにするキャプテン井上。その直後、ラリーとなって返ってきたなんでもないチャンスボールを、キャプテン井上が両手で押し込もうとしてネットにかけて13-10。こんな大事な場面でキャプテンが2回もミスって感情をあらわにしていたら、そりゃあ勝てませんわな。

久光が↑この隙を逃すはずはなく、ずっと温存していた原・先野のホットラインをここで炸裂させて14-10。サーブにさがった先野がミスるというおまけもあったものの、15-11でセットを制し、優勝したのでした。

長く続いたラリーが何度もあったのですが、ゆるーいアタックやプッシュの応酬。たまに強打するとアウトだったりネットだったり。せめて技ありのブロックアウトぐらいあってもよさそうなもんですが。

今回の試合でも、実況・解説は「デンソーはブロックに定評があり」と呪文のように何度も繰り返してました。だがしかしブロックに定評があるチームが、相手の攻撃がセンター中心からサイド中心に変わった“だけ”で、2セット連続で情けない点差になってしまうほどまったく対応できなくなるものなんでしょうか???特に、久光・石田174センチにいいように打たれ、2枚ブロックが完璧についていてもかすりもしないほどでした。

達川監督の“ブロック指導が上手”説、ますます怪しい。かなり疑ってます。ハダカの王様?井の中の蛙?なんて言葉が浮かんでは消え…ず、浮かびっぱなし。

ただ、今季に私が見たなかでは他のチームのブロックも相当ひどいので、「相対評価」で達川監督=上手なことになっているのかも。

久光のほうにも、デンソー細田175センチ(スタエレンスではなく!)の2段トスからのレフト攻撃を3枚ブロックで止めにいって、タイミングも高さもばっちりだったのに、センター平井の両手の平(腕ではなく!)の間を抜かれるという珍事がありました。

なんかもう、「どんぐりの背比べ」って言葉まで浮かんでしまって、さっさと退散[ダッシュ(走り出すさま)]したほうがよさそうです。明日こそ男子決勝を見るぞ!エイエイオー!


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全日本バレー準決勝 男子は途中で時間切れ… [バレーボール]

20日付新聞のバレー記事はどこも「東龍」一色。高校生が実業団から2連勝と1セットを奪ったのですから、大きく注目されて当然。高校生たちにとってはすばらしい経験となったと思います。

ただ、各紙とも「Vリーグにはないほどの速いコンビだった」というコメントをお約束のように載せていたのはいかがなものかと。そういう発言をした選手がいたとしても、スポーツ記者ならそれが“使える”コメントかどうかぐらい判断してほしかったなあ。

東龍のような“速い”攻撃をするチームがVリーグにないのは、単純に、それでは通用しないからでしょう。Vリーガーとはいえ、人間ですから見たことのないものに戸惑うのは当然。だからと言って、それが通用した(する)かどうかは別問題。東龍が良い悪いということではなく、あのバレーを追求し続ける限り、世界のなかでの日本女子バレーはいつまで立っても現状より上にはいかないと思います。

それはさておき。女子準決勝のもう1試合、デンソーVS東レと、男子準決勝2試合なんですが、なんと!男子準決勝は放送時間がなくなり、JT対東レのセット数1-1でさあこれから!というところで放送が終わってしまったのでした(T T) 

 準決勝は再放送もないので、なんで東レが負けたのか…謎です。というより、中継時間内に入っていた第2セットまでは見ていたのですが、なんで第2セットを落としたのかも謎。その辺をもう一度よく確認してみようと思います。

ちなみに、決勝はまだ見ていません。ずーとM-1関連を見てしまったので(エヘ。文明の利器に頼るようになると、あれもこれもとワガママが出ていけません。

それもさておき。準決勝を女子から簡単に。

<女子/デンソーVS東レ>

Vリーグをのぞき見した記事で、「宝の持ち腐れ」と書いたデンソーのスタエレンスですが、全日本バレーではサーブレシーブから完全にはずれ、バックアタックではレシーバーと交代する場面も多々あるという、まったくもって「なんで獲得したの?」という状態。アタックよりもスパイクレシーブで目だってしまっているスタエレンスを見ると、欧州のどこかのリーグに入ったほうがよかったのでは…と改めて思ってしまいました。

セッター・熊谷は、Vリーグで見たときよりはスタエレンスにあわせたトスを上げられるようになっていました。それで気づいたのですが、スタエレンスがきれいに打てるトスの範囲がかなり狭いんですよね。アタックラインから一歩ぐらい前で、アンテナまでしっかり伸ばした低くないトス。←この条件から少しでもはずれるとプッシュで返してしまってます。「いまぐらいのトスは打ってやれよ…」と思うこともしばしば。

でも、彼女の必死な表情を見ると、決して手を抜いているわけではなく、本当に打てないか、無理に打ってミスるよりもラリーを続けて得意のブロックでしとめようというオランダの発想でやってるか、どっちかなんだと思います。

そのブロックでは、東レの戦術に対抗すべく、セッターの前後のクイックやバックアタックを多用してきたらスタエレンスを真ん中よりに守らせ、ブロードやライト攻撃に切り替えてきたらライト寄りに守らせるという細かい切り替えをやってました。

スタエレンスは何度も小刻みにジャンプしながら位置とタイミングを決めて跳ぶので、相手からしたらかなりプレッシャーなんじゃないかと思います。立ってるだけで手が出る選手がネットの向こうでぴょんすか飛び跳ねてるわけで。ただ、この跳び方って時間差には結構もろいかもしれませんねー。

東レに関しては、大山加奈の腰痛で欠場が響きましたね。代わって入っていた迫田はなかなかのジャンプ力なんですが、守備がいまいち。特にブロックは、基準の位置もあいまいなことが多く、タイミングがずれてしまっていたこともしばしばでした。

東レは中道がセッターで出る以上、ほかの5人のブロックがきっちりしていないと苦しいはず…なんですが、荒木の対角に入る森や和田は、サイドへのブロックがしょっちゅう遅れています。そこにもう1枚、ブロックの穴が出来ると苦しいですね。。。

迫田がチャンスを活かして攻撃力をアピールできたことは明るい話題だと思います。実況は「いずれ全日本にも招集されるかもしれません」とほめてました。ただ、迫田クラスの身長・攻撃力の選手は何人も呼ばれてますから、それだけではたとえ選ばれても残っていけないでしょう。まずは、武器になるぐらいにレシーブを磨き、「ブラジルのようなジャンプ幅の大きいバックアタックを打てる守備固め」キャラを目指すのがいいんじゃないかと思います。

<男子/東レ対JT> ※点数は右が東レ。

第1セット、JTは期待の若手大型セッター・井上が先発…なんですが、なんかちょっとまだ厳しいですね。トスがぶれていて、クイックのトスまで割れてしまうという。それで焦ったのか、最初のテクニカルタイムアウトまでに2回もツーアタックをやって、2回とも簡単に拾われてチャンスボールになってしまうミスも。

井上がそんな感じだったので、JTはクイックもサイドも打ち切れず、東レに拾われてカウンターを食らい、じりじりと離される…というのが第1セットの流れでした。東レが最初からボヨビッチをがんがん使っていったのに対し、JTがゴメスを温存しようとしたのも裏目に出た感じです。

それにしても、井上の体型は「細い」とか言うレベルじゃないですね。バレーやってますと言われなければ、スポーツをやってるようにすら見えません。バックトスが遅いうえに特にぶれてしまうのは、その辺が原因なのでは。

一方、東レもいまいちな立ち上がり。しょっぱなにいきなり篠田がクイックをふかしたり、阿部が3rdボールを強引に打とうとしてネットにかけたり、阿部が完全にブロックを振ってほぼノーブロック状態にしているのに今田や越谷が決めきれずに拾われたり、前狙いのサーブで崩された越谷が3rdボールをスタンディングで簡単に打ってしまってシャットアウトされたりと、なんか雑な印象を受けてしまいました。ノリでやってるというか。まあ、野武士集団のような東レですから、“らしい”と言えば“らしい”のかもしれませんが(笑)。

序盤はそんなわけでのシーソーゲームだったんですが、13-12の場面、JTが久々に使ったゴメスのライトバックアタックを越谷が完璧にシャットアウト。続いてレフト甲斐をボヨビッチが完璧にシャットアウト。続くプレーでゴメスのライトバックアタックを拾い、越谷がうまくリバウンドを取ってから攻め直して16-12

センター線とのコンビが合わずに崩れかけたJT井上ですが、タイムアウトの間に指示を受けたのか、タイムアウト明けからは立て続けにクイックを使ってきます…が、2本トントンと決まってちょっとリズムが出てきたかなーってなあたりで甲斐がサーブをミスったり。ゴメスが強引に3枚ブロックを打ち抜いて、さあ次はクイックで!ってところでネットにかけたり。流れをつかめません。

さらに、東レの時間差がききまくり。JTはブロックが1枚つくのが精一杯で、阿部としては配給が非常に楽だったんじゃないかと思います。

東レは23-19の場面でボヨビッチが“入れとけサーブ”をネットにかけるなど最後まで雑だったんですが、JTもチャンスボールをお見合いして落とすなどいいところなし。最後はゴメスのライトバックアタックをまたしても越谷がシャットアウトして、終わってみれば25-16の大差だったのでした。

もしかしたら、↑こういう取り方が良くなかったのかもしれませんねー。あやふやなバレーをしているのに、セットが取れてしまったことで、うまく修正できないまま第2、第3と取られてもつれてしまったという。第3セット序盤までしか見ていないので、あくまでも想像ですが。

第2セット、JTは最初からゴメスに集めてくる元通りのスタイルに。一方、東レはセンター線を軸に時間差を使っていく第1セットと同じ展開。ですが、東レは最初のテクニカルタイムアウトまでに、相手が1枚ブロックになっているのに決めきれずに拾われ、切り替えされるパターンが2回もあって5-8。いずれもライト攻撃=越谷とボヨビッチだったんですが、この2人、第1セットから活躍もしていましたが雑なプレーも目立っていたという。それをそのまま第2セットにも持ち込んでしまった感じでした。

JTの出来はどうみても東レよりよくないのに、ガマンのしどころで先にミスをしてしまうのは東レ。サーブが緩く狙いが甘いのも東レ。そしてなぜか、活気があるのも東レ(笑)。

2回目のタイムアウト明けは、これまた篠田がいきなり“流れA”のクイックをふかして14-17「しまった!」という表情を見せているところがアップで抜かれてしまってました。続いて今田が、完全にノーブロックでのパイプ攻撃をなぜかリベロに向かって打ち、拾われてチャンスボールが返って来ます。

阿部はそれを横の時間差でレフト・ボヨビッチに上げますが、JTの2枚ブロックが間に合ってワンタッチでつなぎます。最後はライト国近が、レフトサイドラインからゴメスがバックトスで上げたハイセットを、東レの強い3枚ブロック(ボヨ・篠田・越谷)にもかかわらずワンタッチを取る強烈な“技あり”を見せて14-18と点差を広げたのでした。

↑この場面で越谷は篠田の足の上に乗ってしまって左足首を痛め、出場は続けたものの、その後のプレーに響いたのかもしれません。

越谷はかなり痛がっていて1分ほど中断したぐらいなのですが、試合が再開すると、阿部はいきなり越谷にライト平行を打たせますwww。阿部ちゃん、あんた鬼だよ!必死に決めて着地と同時にネット下に崩れ落ちる越谷。阿部ちゃん、あんた本物の鬼だよ!!しかも次のサーブ順は越谷…(痛)。ちょっと面白かったけど。いや、面白がってる場合じゃないですね。影響が残ってなければいいのですが。

※ちなみに、第3セット序盤で米山が投入されましたが、交代相手は足が痛そうな越谷ではなく今田でした。東レは鬼の巣窟なのかも(笑)。

しかし、そのがんばりもむなしく。16-18の追い上げムードのなか、レフト・ゴメスのクロスを田辺がファインプレーで上げたのに、阿部がなんとなくライト・ボヨビッチにトスし、ボヨビッチもなんとなくゴメスの真正面で手打ちしてシャットアウト。ぼよぼよと笑うしかないボヨビッチ。その直後に越谷がサーブで狙われ、ノータッチエースで16-20。そしてとうとう、東レの横の時間差がシャットアウトされてしまいます。こうなるともういけません。続くプレーではコンビミスでチャンスボールを簡単に返してしまい、甲斐にダイレクトで打たれて16-22

JTはここから井上のトスがまたしてもぶれまくり、クイックもサイドも決まらずに20-22。ついに井上→菅の交代に踏み切ります。それでもピンチサーバーがサーブをミスるなどもたつくJT…。21-24でセットポイントを握ってもゴメスがサーブミスで調子はいまいちのまま。

なのに、最後はゴメスがライトバックを決めて21-25。第1セットをなんとなく取った東レは、第2セットをなんとなく落としてしまったのでした。

なんか冒頭に「簡単に。」とか書いたくせにやたらとしつこく書いてしまいましたが、それもこれも東レが“なんとなく”負けたせいです。楽しそうに笑顔でプレーをしていた東レに、もう少しの丁寧さがあったなら、ワンサイドゲームで勝っていた可能性が高いと思います。

一方、JTは、井上のぶれぶれトスに誰一人としてイラつく様子も見せず、粘り強いレシーブも含めてやるべきことを粛々とやっていた感じ。ミスもけっこうあったのですが、要所の競り合いになると相手より先にはミスしないという独特のまとまりを感じました。

というわけで、この試合をフルセットまで見られなかったのは残念。いや、最後まで見るとけっこう疲る試合だったかもしれませんが(笑)。


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全日本バレー女子準決勝 東龍の快進撃にちょっと複雑… [バレーボール]

さまざまな事情でVリーグの合間に行われてしまう全日本バレー(←とかいう呼び名がつけられてるんですね。初めて知りました)。Vリーグの選手たちは体調管理と頭の切り替えが大変でしょうね。見る側もなかなか大変です。

今大会の注目は、なんと言っても東九州龍谷。NEC、パイオニアと連覇しての準決勝入りで、高校生チームとしては史上初なんだそうです(凄)。って、高校生はいつから参加できるようになったんでしょうか。

トーナメント方式で1回勝負ですから波乱はつきもの。しかし、Vリーグのチームが立て続けに負けたとなると、“まぐれ”の一言で片付けるわけにはいきません。ということで久光戦に注目していたのですが、東龍谷のこのバレーになんでNECとパイオニアは負けたんだろう?というのが率直な感想です。

※area71さんが自身のご経験から考察されている記事がこちら。

久光も第3セットを落としていますが、これは理由がはっきりしています。東龍が違うパターンを使ってきたこと、それに対応し始めた中盤に久光にしょうもないミスが出たこと、最終盤の競り合いで2連続サーブミスをしたこと。要するに自滅です。

NEC、パイオニアの2戦は放送がないので内容がわからないのですが、東龍のプレースタイルは一貫して変わっていないはずですから、Vリーグチームが油断したか焦ったかで自滅したんだろうなと想像しています。

そういう意味で、東龍がここまで勝ちあがってきたことはすばらしい!と思う反面、Vリーグは何しとんの?と思わざるをえず…複雑です。

<久光VS東龍>

東龍の主要な攻撃パターンは4つしかありません。ロングB、ロングBおとりのレフト時間差、レフト単発、長岡のライト。バックアタックはゼロで、ブロードも1セットに1本あるかどうか。なので、長岡が後衛(前衛にアタッカー2人)のときのライト攻撃は無視できる頻度となり、攻撃パターンは実質3つになってしまいます。

攻撃の軸はロングB(←31というやつでしょうか?)で、ロングB単発とロングBおとりの時間差。時間差のパターンはレフトがセッターとセンターの間に切り込む頻度が最も多く、次いでセンターの左側で打つパターンが多く見られました。センターと縦に重なるパターンやライトから切り込むパターンは無視できる頻度でした。

また、クイックはかなり低く、白帯とボールの下辺の幅がボール1個分もない程度。それをほぼスタンディングで打つスタイルで速さを追求しています。その分、パワーと高さが犠牲になっているので、ブロックを振ったつもりがワンタッチとられたり、レシーブが間に合ってしまったりという危険性も高い作戦です。

ただ、「Bを打つ/Bおとりでサイドが打つ」という2パターンを先手々々で切り替え、そこに長岡のライト攻撃(←3ローテ分しかないけど)を絡めることでブロックの分断を狙うことは可能です。っていうか、NECやパイオニアはそれにまんまとはまってしまったんでしょうね。

↑これって、Vリーグや全日本にとってかなり重要なポイントを含んでいる気がします。日本女子バレー界は、レベルが上に行くほど複雑なことをやりたがりますよね。ひどいときには「複雑なコンビを使う」ということが目的化してしまって、自分たちだけでドタバタしたあげく、相手には最初から見切られていて簡単にシャットアウトされる…なんてことすらあります。

そんな自己満足なことをしなくても、東龍のように4つパターンとそのうちの時間差にいくつかのオプションがあれば、それだけで相手を翻弄することはできるわけです。パターンが多いことに越したことはないのですが、それよりも大事なのは「先手」を握り続けることですから。

と、そんな感想を抱きつつ、ちょっと振り返ってみようと思います。

<第1セット>
東龍はセットプレーでもラリーでもとにかくロングBでいけるとこまで!って感じのバレー。対する久光は、東龍のバレーを見極めるのに時間がかかってしまった感じでした。※点数は右が久光。

序盤に5-5でラリーとなった場面、ロングBおとりのレフト攻撃(センターの左側)で、久光は2枚ブロックがクイックに跳んでしまい、ノーブロックでレフトから打たれています。また、11-12の場面では、久光はセンター~レフトだけを警戒していて、ライト長岡にこれまたノーブロックで痛打されます。

↑これは完全に油断でしょうね。選手の責任なのかベンチの責任なのかわかりませんが、最初から全力で相手をつぶすつもりで戦っていたら、両サイドを無視してセンターだけをマークするなんてことはありえないはず。少なくとも、相手がVリーグのチームならそんな戦術は採らないでしょう。

ちなみに、解説の吉原は長岡にノーブロックで打たれた場面で、「相手の前衛が3枚あるということを忘れてたのかもしれませんね」とコメントしていました。嫌味なのか、皮肉なのか、真面目な解説なのか(笑)。ちょっと読めないコメントです。

もう一つ、19-20の場面、東龍は前衛レフト村田が後衛中央寄りの深い位置でサーブレシーブし、セッターにきっちり返ってお約束のロングBの陣形。久光はセンター平井とセッター原の2枚ブロックで待ち構えますが、ロングBはおとり。そう判断した瞬間、平井は一気にライト長岡を止めに走ります。そこへ、後衛の深い位置から村田がまっすぐ走りこみ、中央からほぼノーブロックで強打。行き過ぎてしまっていた平井はどうすることもできませんでした。

↑これも、村田のことが意識からはずれてしまってたのかもしれませんね。Vリーグでは見かけないパターンの切り込み方なので、まったくの想定外だったのかもしれません。

ともあれ、高校生チームに1セットで3本もノーブロックで打たれるってのは、相手のパターンをほぼ知らない状態だったとしても、ちょっと情けない気がします。東龍の攻撃は前衛3枚しかないわけですから、難しいことを考えずコミットすればよかったんじゃないの?と思ってしまったり。

さらにさらに、久光の大ブレーキとなったのがオリベイラでした。ふかすか、ネットにかけるか、苦し紛れのフェイントを打つか。たまにきれいに打ててもあっさりとレシーブされてしまう状態で、特にライト/センターのバックアタックが決まりませんでした。これは誤算だったでしょうね。オリベイラは最後まで調子が上がらず。この試合のMNP=most なにしとんの? playerの称号を贈りたいと思います。

こんな感じで、今季Vリーグの暫定2位とは思えない戦いっぷりだったわけですが、第1セットから一人、気を吐いていたのが先野。東龍のプッシュかアタックかよくわからないようなクイックに対し、見せつけるかのように床に叩きつけるクイックを連発。しかも右に左に真ん中にと空中で身体をひねって打ち分け、2枚ブロックがついてもお構いなしの個人技を見せてくれました。おそらく先野はこの試合で、一度もブロード攻撃を打っていないはずで(おとりに入ることはあったと思いますが)、徹底してセッターの前でのクイックにこだわっていました。

↑これは感動的でした。相手が高校生でも(というより、高校生だからこそ)、自分の持っている最高のものを惜しげもなく繰り出していく。それが、自分たちのためだけでなく相手のためでもあるというプレー。ここまで勝ちあがってきた東龍には、「その程度じゃ私たちには通用しないよ!」というところを見せてあげるのが一番の“ごほうび”になるはずで、それを第1セットから意識的にやっていた(ように見えた)のは先野だけでした。

そんなわけで、先野のクイックでセットポイントを握り、25-22で久光が取りました。

<第2セット>
久光が東龍のスピードと高さを見切り、クイックを簡単にワンタッチとって切り返す展開。「コミットすればよかったんじゃないの?」と思った…のかどうかはわかりませんが、時間差にもコミットできちんと対応していて“横綱相撲”状態。

15-20の場面、久光はセッター原のワンポイントブロックで大村をいれ、サーブは平井で、コート内にセッターもリベロもいない状態になります。そこから、オリベイラのライトバックアタックも含めて5連続得点でセットを取ってしまえるわけですから、実力差はやはり歴然。

東龍は攻撃の軸になっているBクイックが通らなくなったことで手詰まりになってしまい、長岡にボールを集めるしかなくなってしまいます。しかし、それも長岡が前衛にいる3ローテのみ。長岡が後衛に下がったところで、久光のブロックが先野・大村になったわけで、どうすることもできませんでした。

<第3セット>
2セット連取の久光、しかも第2セットは圧勝。これでもう決まったでしょ…と思ったのですが、そういうわけにはいかなかったんですねえ。

センター線をつぶされた東龍は、長岡のライト攻撃を軸にするパターンに変えてきました。長岡が前衛にいるときは徹底してトスを集め、後衛に下がるとクイックでしのぐ展開。久光はすぐに長岡シフトに転換できず、これで中盤までシーソーゲームとなります。

まあ、↑ここまでは仕方ないことにしましょう。しかし、ここからオリベイラのまずいプレーをきっかけにサイドアタッカーにミスが続いてじりじりと点差をつけられてしまいます。さらに、久光は相手がレフトオープンになった場合は3枚ブロックで行く方針に切り替えたのですが、その真裏にフェイントを落とされるという初歩的な失点も…。そんなドタバタでなんかもう、久光・先野VS東龍・長岡みたいな試合展開になってしまって、またしても「なにしとんの…?」ってな気分。

18-21の場面では、ライト長岡のブロックアウト狙いを嫌った久光・石田がブロックの手を完全に下げたところ、長岡にノーブロック状態で打たれてしまう情けないプレーも。石田、リベロ佐野およびレシーブ陣をまったく信用してなかったんですね。佐野だからよかったようなものの、これが血の気の多いリベロだったら後頭部にとび蹴りをかまされていたと思います。

久光はセンター線の踏ん張りで21-22まで点差を詰めましたが、冒頭に書いたように2連続サーブミスがあって落としてしまったのでした。

<第4セット>
1セット取られてやっとチーム全体に火がついた久光と、チーム内に“ここまでよくがんばったね”感が漂ってしまった東龍。

立ち上がりでいきなりライト長岡がシャットアウトされると、これまでの快進撃とは別チームのようなどたばたぶりを見せ、つなぎミスや返球ミスを連発。安定していたサーブレシーブも崩れまくって、一気に5-15の大差がついてしまいます。

久光はここまであまり使わなかったブロード攻撃を多用し、それに東龍のブロックがまったく対応できなかったことも大きく作用しました。平井はこのセットだけで6~7本ぐらいブロードを決めてるんじゃないでしょうか。

12-23のほぼダブルスコアとなったところで、久光は先野に代えて東龍出身のセンター岩坂を投入。原は岩坂に決めさせようと何度もトスを上げましたが決めきれず、シャットアウトまでくらってしまったので、最後はレフト石井にふって16-25。東龍史上で最強のチームの戦いがこれで幕を閉じたのでした。

<ところで…>
疑問が2つ。東龍はサーブレシーブのときに、右手の手の平を上に向け、左手は腰の辺りに置く「土俵入りの雲竜型」のような構えをしていますが、これはなにか意味があるのでしょうか?

また、実況によると、相原監督は「筋トレをせずきれいなフォームを身につけることをモットーとしている。筋肉をつけるのはVリーグに入ってから育ててもらえばいい」と言ってるそうです。筋トレときれいなフォームを身につけることは両立できる(というか、両立しなければならない)と思うのですが、いかがでしょう?

春高バレーのときには、「故障者が多い」ともコメントしていましたが、それって筋トレをきちんとさせてないからじゃないの?と思ってしまいました。

ほんとのところはどうなんでしょう?

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↑この試合の前に行われた東レVSデンソー戦も観てそれなりに面白かったのですが、時間切れでまた今度にします。男子の準決勝2試合はまだ見てないのですが、明日は男女決勝。いやー、観る試合がたくさんあって大変だなあ…うふふ(謎)


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